かまいたちの「反射神経、瞬発力、勘」に感銘『かまいたちの知らんけど』

かまいたち
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民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」では、11月1日より「大阪おもろ祭2021」と題し、関西地区の面白いバラエティ番組を紹介する特集を開催中。

毎日放送(以下、MBS)からは『かまいたちの知らんけど』(毎週木曜23:56~)をピックアップ。同番組は、関西人がよく使う魔法の言葉「知らんけど」が添えられた不確定な情報を、かまいたち山内健司濱家隆一)の2人が徹底検証するバラエティ。この秋からは、30分番組から1時間番組にパワーアップし、濱家さんが閉店の決まった「イズミヤ上新庄店」に、37年間の感謝の思いを伝えるため同店を訪れた特別編が、「ギャラクシー賞」9月度月間賞を受賞し話題となった。

TVerでは番組の魅力に迫るべく、同番組で企画・演出を担当する清水涼平さんにインタビュー。清水さんだからこそ知りえるかまいたちの素顔などを聞きました。

企画・演出を担当する清水涼平さん
企画・演出を担当する清水涼平さん

――番組の魅力を教えてください。

かまいたちが実家に帰ってきているような、全国ネットとは違う自然体の2人のロケが見られる番組です。なので、全国ネットの番組では言わない話や表情を見せる場面も多いと思います。

――制作する上でのこだわりはありますか?

「こだわらないのがこだわり」の番組です。企画に関してもあえて決まり事は作らず、かまいたちが楽しく自然体でいてもらうことを重要視しています。

――かまいたちのおふたりは企画などにも携わっているのですか? 清水さんが思うおふたりのすごいところはどんなところですか?

企画は私たちが考えているので、かまいたちは基本的には当日、現場に来て知る状態です。何も知らない状況ながら、臨機応変に面白いように展開してくれています。それと、番組が始まった当時からTwitterのアンケートを使ったロケをやっているのですが、質問も現場でかまいたちの2人が考えてくれるんです。ロケの面白さとか展開をその場でどんどん作ってくれるので、反射神経、瞬発力、面白くなる勘は本当にすごいなと感心します。

番組公式Twitterでの質問をかまいたち自ら考えることも
番組公式Twitterでの質問をかまいたち自ら考えることも

――番組収録時の印象的なエピソードを教えてください。

この秋から1時間番組になりましたが、1度に2~3本の収録を行っています。濱家さんに関しては『ZIP!』(日本テレビ系)に出演してから大阪に移動して、別番組を4本収録した後に『~知らんけど』の収録に入ることもあるので、忙しいのによく体力が持つなと思いますね。

――TVerでの再生回数、マイリスト登録件数は注視していますか?

めちゃくちゃしています。関西ローカルで作った番組が全国区で見られるようになり、反響がどんどん寄せられるので、数値化されるのは制作者としてもやりがいがあります。かまいたち自身もTVerへの関心が高いので、番組内やTwitterでもたびたびマイリスト登録の宣伝をしています。グループLINEでも「〇位になったね」などコメントし合うことがあります。

――TVerでやってみたいことなどはありますか?

かまいたちを通じた各放送局の垣根を越えたスタッフ同士の交流があるので、地上波ではできないTVer限定のコラボ企画が実現したら面白いなと思います。

――今後の目標をお願いします。

TVerで上位になり、たくさんの方に見ていただき番組を全国区にすることです。ただ、かまいたちの実家のような番組であり続けてほしい、安心できる、ストレスのない場所でありたいという思いが大前提にあるので、60歳になっても続けられるご長寿番組を目指しています。

「大阪おもろ祭2021」では、このほか『今ちゃんの「実は…」』(ABCテレビ)、『ちまたのジョーシキちゃん』(カンテレ)、『川島・山内のマンガ沼』(読売テレビ)、『やすとものどこいこ!?』(テレビ大阪)の5番組がラインナップされている。

(取材・文:佐藤文子)

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