窪田正孝が主演を務める月9ドラマ『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の初回が、10月4日に放送。ネット上では、笑いあり感動ありの展開に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。
2019年に放送された『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』の続編。写真には必ず“真実”が写ると信じている天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田)を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス(通称:ラジハ)”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。
2年前、渡米する唯織に「優秀な放射線科医になってみせます。だから必ず戻ってきてください」と約束した甘春杏(本田翼)。しかし、杏はすでに甘春総合病院を去り、「遠隔画像診断センター」で働いていた。彼女だけではない。新院長の灰島将人(高嶋政宏)の経営方針もあって、ラジハの規模が縮小。広瀬裕乃(広瀬アリス)と小野寺俊夫(遠藤憲一)以外のメンバーは転職していたのだ。

そんな折、唯織がラジハに戻ってきた。彼からは2年の間で一通しか手紙が届いておらず、思いをつのらせていた杏。ひょんなことから、一緒に妊婦・森迫由美(森カンナ)を助けたが、唯織の能力の高さに、杏は複雑な気持ちに襲われる。約束なんてとんでもない。彼との差が開いただけだ……。
唯織が戻ってきたことをきっかけに、ほかのメンバーも続々と復職。そんな中、由美が出血したという知らせが。専門の医師が出払っているため、現場に居合わせた杏が手術を担当することに。彼女は、唯織のフォローもいらないほど、完璧に処置をやり遂げた。唯織は、どこかで後ろめたさを感じていた彼女の気持ちを汲むように「(杏は)きっとこの2年、誰よりも勉強された。画像だけではなくて、画像の向こう側の患者さんの未来を見据えられていたんだと感じました。ありがとうございます。あの約束、守ってくれて」と告げた。

その後、杏が甘春総合病院に戻ってきた。じつは唯織の手紙には「お互い約束を果たした暁には食事に行きましょう」と書かれていた。ついにその食事をする日だとドキドキしていた杏だったが、待ち合わせ場所には、ほかのメンバーの姿が……。なんと、唯織は全員に同じ内容の手紙を送っていたのだ。
怒ってそのまま帰ろうとする彼女を、唯織は引き留める。しかし、つまづいてお尻を触ってしまった。杏は「最低ー!」とグーパンチ。2人の関係が発展することはなかった。
ネット上では、まさかのオチや唯織の行動に「本田翼に殴られたい」「五十嵐の鈍感さ(笑)」「皆に同じ手紙出てたんかーいw」「相変わらず面白い」とのコメントがあった。
次回は10月11日に放送。陸上のオリンピック選手だった一郎(眞島秀和)の息子が、陸上大会中にてんかん発作を起こす。