ダウンタウン・松本人志が主宰する人気番組『人志松本のすべらない話』シリーズ。現在、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」では、2004年に放送された記念すべき第1弾を含む、厳選された10回が期間限定で無料配信されている。
「誰でも“すべらない話”を持っているもの。それは、誰が何度聞いても面白い」というコンセプトのもと、芸人たちが“すべらない話”を持ち寄る。千原兄弟・千原ジュニア、宮川大輔、小籔千豊ら、この番組でブレイクを果たした芸人も多い。
語り手によってカラーの違いを楽しめるのが特徴。中でも“擬音マジシャン”こと宮川の擬音を駆使したトークは秀逸。第5弾で披露された「お父さんと夜道で競走」では、彼の“技術”がいかんなく発揮されている。
小学生の頃、父親と花火大会に行くことになった宮川。山の上にある穴場スポットまで車で行き、花火を堪能。帰り道に駐車場まで歩いていると、父親から「(車まで)競走しようか」と提案が。2人で走って向かうことになったのだが、父親にリードをとられ、いよいよゴール!「お父さんが『よっしゃ勝った!』って言うた瞬間に、シャーンって聞こえたんですよ。バーっと近づいて行ったら……」このオチには、出演者も爆笑となった。
また、ジュニアの兄であり、相方でもある千原せいじのエピソード「残念な兄」、次長課長・河本準一の母親や姉などが登場する「家族の話」など、シリーズ化されたトークも初期ならでは。もちろん、松本の秀逸なエピソードも見逃せない。これらもTVerで見ることが可能だ。
さらに、本番組にとって初となるオンライン公演『ジュニア千原と大輔宮川と千豊小籔のすべらない話THE LIVE 2021』が、9月4日(土)に開催。ケンドーコバヤシ、麒麟・川島明、かまいたち・山内健司、霜降り明星・せいやらが出演する。