【奈良県】走った後にシュポッと気持ちいい!奈良県民に伝わるマラソンタオル!

公開: 更新: 読みテレ
【奈良県】走った後にシュポッと気持ちいい!奈良県民に伝わるマラソンタオル!

冬になるとマラソン大会を実施する学校は多い。
奈良県でも、冬になると小学校などで行われるようだが、奈良ならではのマストアイテムがあると聞いた。

奈良県民に聞くと「マラソンタオル!」と回答。なにそれ?「毎年お母さんが作ってくれてた」みんな使ってたの?「浸透しすぎてわざわざ確認する内容でもない」というほど当たり前に使っていた様子。
でも「マラソンタオル」という言葉、初めて聞いたなあ。
「みんな使ってたから、鹿くらいありふれてる」他県民には鹿もありふれてはないけどね。

マラソンタオルの言葉は初耳だけど、そりゃあマラソンする時にタオルは使うよね。
何か違いがあるの?「すごく爽快!マラソンタオルを楽しみに走ってる」ちょっとよくわからない。
タオルがマラソンの爽快な楽しみなの?

ある小学校のマラソン大会に向けた練習初日。子どもたちが元気に校庭を走っていた。
練習終了すると、何やら子どもたちが背中からシュポッと何か長い布状のものを取り出した!
あちこちの子どもたちがシャツの中からシュポッ!シュポッとやっている。そうか、これがマラソンタオルか!まさか背中から登場するとは思わなかった!

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「マラソンが終わってタオルを取ったら汗がからんで取れるからめっちゃ気持ちいい」なるほどね、マラソンタオルが汗を吸ってくれるから、シュポッと抜けば爽やかな状態のシャツになる。
そりゃあめっちゃ気持ちいいのはわかるなあ。

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先生によるとマラソンタオルにはいろんな利点がある。
「寒い時期の防寒になります。汗が取れるので風邪予防にもなります。ベタベタしないので、マラソン後も気持ちよく授業が受けられます」なるほど、いいことずくめだなマラソンタオルって!

マラソンタオルの基本形はタオルの真ん中に首が入る穴があり、切り込みを入れて前が開くようになっているもの。
首を通す穴だけが空いたポンチョスタイルもある。
キャラクターがプリントされていたり、ワンポイントのアップリケを貼るなど、ちょっとしたおしゃれバージョンもある。

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マラソン大会が近づくと、学校から各家庭にマラソンタオルを準備するお願いのプリントが配られる。

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なんと、学校推奨だったのか!それを受けて、奈良県の家庭ではマラソンタオル作りをする。
薄手のものがよく、頂きものなど使ってないタオルを元にする。
お子さんの首の位置を確認してタオルに穴を開け、片側に切り込みを入れれば基本的には出来上がり。
断面を補強する処理をしてもいいかもしれない。県内のスポーツ用品店では販売もしているので、買ってしまうのも手だ。

マラソンタオルの発祥は不明だが、奈良女子大学附属小学校の昭和6年の記録に、マラソン大会で「汗を拭う方法を研究しておく」との記述がある。そして昭和8年に在学していた方が「マラソンタオル使ってました」と証言しているという。
マラソンタオルのルーツは、この辺りにありそうだ。

さらに、どうやら奈良県以外でも関西の他府県では一部で使われていたようだが呼び名は様々らしい。
またSNSを見ると、千葉県など他の県でも子どもの頃使っていたとの投稿があった。北海道でスキーの授業で使っていたという人もいる。

マラソンタオル、広がってたぞ。何しろ、シュポッとした時の子どもたち、気持ちよさそうだったもんね!