ドキュメント!諸國の“いちばん長い日<諸國アナのもっと語りたい!!今日のトラ>

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ドキュメント!諸國の“いちばん長い日<諸國アナのもっと語りたい!!今日のトラ>

「トラトラタイガース」でおなじみの諸國沙代子アナウンサーが、タイガース愛を爆発させるコーナー「諸國アナのもっと語りたい!!今日のトラ」。今回は、阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めた2023年9月14日、諸國アナの“運命の1日”を振り返った。

チーム一丸の“バモスTシャツ”

その日は、スポーツキャスターを務めている「朝生ワイドす・またん」(月~金曜日午前5時10分~)の出演を終え、午前11時30分に甲子園に入りました。阪神園芸の皆さんの整備が行き届いた甲子園のグラウンド、この日もやはり美しかったです。

その後、グラウンドでの早出アップを終えた糸原健斗選手から、「今日ビールかけ来るでしょ?」と声をかけられました。硬さはなくいつも通りの糸原選手でした。優勝特番の生放送があってビールかけには参加できなかったのですが、選手にそんな声をかけてもらえるだけでも、嬉しかったです。

午後1時30分頃、全体練習に向かう選手の様子を取材するためスタンバイしていると、森下翔太選手や小野寺暖選手、島田海吏選手など多くの選手たちが「バモス2023」と書かれた黄色いTシャツを着てグラウンド入りしました。

原口文仁選手が試合前の円陣で使ってチーム内で流行する掛け声「バモス」(スペイン語で「さあ、行こう!」の意味)」ですが、原口選手が「バモス」をTシャツにしてチームメイトにプレゼントするという粋な計らいを。

注文していたものが、M1で迎えたこの日にちょうど届いたそうです。

全選手が平成生まれで若いチームの中で、チームの雰囲気の良さは、原口選手や糸原選手の存在の大きさを強く感じました。「フミさんやイトさんが率先してベンチで声を出してくれるから、自分たちもそれに乗っていけるんです」という話を、若い選手から何度も耳にしました。

また、優勝が迫ってきても選手たちは「普通に」と言い続けていましたが、この日も「普通に」という練習の雰囲気だったのが印象的です。

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岡田阪神の象徴、中野選手がウイニングボールを!

いよいよ運命の一戦。大山悠輔選手の犠牲フライや佐藤輝明選手のホームランなどで終盤戦を迎え、8回に岩貞祐太投手が登板するころにはもうウルウルしていました。9回に岩崎優投手がマウンドに向かった時に涙腺が崩壊したのは前回お話ししましたね。最後に中野拓夢選手がセカンドフライをつかんだのがすごく印象的でした。シーズン前にセカンドにコンバートされて、プレースタイルを大幅に変えて大活躍した岡田阪神の「守り勝つ野球」を象徴する存在で、その中野選手がウイニングボールをつかんだのはすごくうれしかった。そして「ようやく『優勝』って言えるんだ!」という思いで胸がいっぱいになりました。

選手たちがマウンドに集まって、胴上げで6回宙に舞った岡田彰信監督がものすごくうれしそうだったのも、めちゃくちゃ印象的でしたが、それ以上に優勝監督インタビューで、感動はもちろんですけど、あんなに爆笑をかっさらう監督はほかにいない、「さすが岡田監督」と思ったし、それを聞いている選手の雰囲気もすごく良かったですね。

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深夜の特番、大山・近本“同級生コンビ”に心温まる

特番の「トラトラタイガース阪神優勝おめでとうSP」は深夜2時39分から放送が始まりました。

番組内で佐藤輝明選手と森下翔太選手に生中継でお話を伺わせて頂きました。ビールかけを終えて、各局の取材が順にあるのですが、お二人にとって一番最後が「トラトラタイガース」でした。お疲れの中でご対応いただき、ありがたかったです!

大山選手と近本光司選手の同級生コンビのインタビューでは、優勝決定直後に男泣きした大山選手を近本選手がイジっていて、普段からきっとこうなんだろうという2人の関係性が垣間見られて心温まりました。

2003年9月15日には、いちファンとして家族と一緒に優勝の瞬間を見ていたのですが、今回は取材をしている一人として、優勝の瞬間に関われたのは幸せでした。そして午前4時半に会社を出て、家に帰りました。実は8月16日のマジック点灯から禁酒していたので、“勝利の美酒”を味わおうと思っていたのですが、倒れるように寝てしまい、激動の1日が終わりました。次回は“勝利の美酒”の顛末をお話しします。