アニメ『名探偵コナン』“関門海峡”度肝を抜くトリックと2002年の想い出!

公開: 更新: 読みテレ
アニメ『名探偵コナン』“関門海峡”度肝を抜くトリックと2002年の想い出!

アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)2月25日は「てっちり対決ミステリーツアー(下関編)」が放送された。

過去の遺産相続事件で知り合った大井弁護士の紹介で、コナン、蘭、小五郎は下関を訪れる。依頼人は老舗ふぐ料亭『泉谷』を営んでいる四代目・泉谷誠と娘の楓。店が一番忙しく住居に誰もいない時間帯に空き巣が入り、家宝の鍋が盗まれたという。高価な鍋だが、彼らにとって重要なのは“創業以来の旨味がしみ込んだ鍋肌から出る出汁”。コナンたちは、大井の調査によって絞られた容疑者候補の四人に話を聞きに行くことになるが……というストーリーの解決編。

関門海峡の反対側で犯行を行うため、監視カメラに映らないよう犯人が選んだのは“海を泳ぐ”というルート。これにはTwitter上で「無理では!?」「危ない!」と多くの声が寄せられ、あくまでフィクションとした上で「泳がない場合、防犯カメラに映らないためにはどうすれば良いか?」とルートを模索する視聴者も現れた。そんな中、話題になったのは“関門トンネル人道”だった。

“関門トンネル人道”は本州と九州を徒歩で行き来できる海底の道。アニメ『名探偵コナン』でも2002年に放送された「友情と殺意の関門海峡」で登場しており、当時の記憶が残っている視聴者も多かったようだ。Twitter上では「二つの県にまたがる男のやつ!」「見たことあると思ったら2002年……?」「懐かしすぎる」「関門トンネル人道を知ったきっかけもコナンだった」など盛り上がった。

今回、関門海峡周辺の美しい風景が多々登場した。リアルイベントである「名探偵コナン関門海峡ミステリーツアー」の参加者や地元の人たちにとって見覚えのある懐かしい風景であると同時に、馴染みのない視聴者の中にも「行ってみたい!」と興味を持つ人もいたようだ。

多くの話題と共にトレンド入りを果たした“関門海峡”。視聴者が様々な楽しみ方を見出すのもアニメ『名探偵コナン』の魅力の一つだろう。

【文:山田 奈央】

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