アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)10月1日は「警察に居座った男」。悩みを抱えた目暮警部の目的地と、その相談相手の言動に注目が集まった。
喫茶ポアロの前を歩く目暮警部の姿を見かけた毛利小五郎。最近起こった事件をスピード解決したことを祝福するが、どうやら誤認逮捕だったらしい。そこに江戸川コナンが合流し、二人は目暮警部から事件について聞くことになる。ある民家で家主の男性が遺体となって発見された。首には絞められたような、そして頭部には殴られたような痕がそれぞれあり、現場にはロープと鉄パイプ。警察は“犯人が窓ガラスを割って侵入し、鉄パイプで気絶させて絞殺した”と考える。さらに恋人の証言から彼女の元交際相手が、家主を殺害した可能性が浮上する。元交際相手に話を聞きに向かった目暮警部たち。そこで元交際相手は「丁度自首しようと思っていたところだ」と殺害を認める。それにより事件はスピード解決と思われたが……というストーリー。
小五郎と目暮警部に合流した際、コナンは「また上司さんに啖呵きっちゃった?」と声をかける。実は、7月に放送されたアニメオリジナルストーリー「目暮、刑事人生の危機」で、自身の首をかけ犯人逮捕に踏み切ったことにより刑事人生の危機に直面した目暮警部。その際、毛利探偵事務所に来て「気づけばココに来ていた」「愚痴をこぼせる相手はキミぐらいしかいないらしい」と語っていた。
コナンたちはもちろん、視聴者にとっても記憶に新しいストーリーだったということもありTwitter上では「目暮警部また誤認逮捕させられそうになってる……」「最初の方のセリフ、前のあれがあったからか!」「ワクワクで目暮警部の話聞いてる二人」などと呟かれた。
どうやらアニメオリジナルの目暮警部は、最近、悩みがあると毛利探偵事務所の近くを歩いてしまうらしい。今後も新しい事件を運んでくることはあるのだろうか?
【文:山田 奈央】