【新型コロナ 第7波】豊田真由子の叫びを聞け!改革をカッ!と斬っちゃう勢力は誰だ?

公開: 更新: 読みテレ
【新型コロナ 第7波】豊田真由子の叫びを聞け!改革をカッ!と斬っちゃう勢力は誰だ?

予想外、想定外の事態は多い。4月10日放送の「そこまで言って委員会NP」では様々な予想外・想定外を議論。新型コロナウイルス第6波が終わり切らないうちに次が来る気配なのも想定外だが、この第7波が夏までに来るかこないか、論客たちに聞いてみたところ珍しく全員一致。「来る」との回答だった。

須田慎一郎氏は「もう来ている」、安田峰俊氏は「沖縄は突入した」、宮家邦彦氏は「もう始まっているかもしれない」、いずれも、来るというよりすでに来ているという回答だ。
小西克哉氏は「感染者数を指標にするのはやめたらどうか。海外のメディアは第何波などとほとんど言わない。」と言い、第7波は来ているが日本は気にしすぎとの意見が多い。
竹中平蔵氏も「医療体制がこの2年間ほとんど変化していない。だからいまだに第何波と騒ぐ。政府が何か規制するのはもう本当にやめた方がいい。」

ここで厚労省出身の豊田真由子氏が熱く語り出す。
「新興感染症対策は、ウイルスの性質の変化などに応じて迅速に柔軟に変えていくべき。今はメディアも自治体・政府も大騒ぎするときではない。世界を見ても、陽性者の隔離すらイギリスは2月の下旬からやめていて、ワクチンパス制度もフランスは3月からやめている。日本は周回遅れ。注意すべきはリスクの高い方で、第6波で亡くなった方の95%が65歳以上の方。リスクに応じた対策を政府としても個人としても取るべき。社会経済教育をきちんと回すことと、セットで考えないといけない。」
と言う豊田氏に須田氏が質問する。「飲食店が感染源になっていないというデータが揃ってきた。もっぱら飲食店にその負担を押しつけるが、専門家は頭を切り替えるべきではないのか?」
豊田氏は賛同する。「その通り、もう行動制限はナンセンスだと思っている。最初の頃とは感染状況も変わってきているので、対策を変えなきゃいけない。ワクチン接種などできることを最大限やっても限界はある。」
番組政策秘書の野村明大アナが「辞められたワクチン大臣(堀内詔子氏)と同期ですもんね」とフォローすると豊田氏の熱がさらに高まる。
「彼女はいろいろご批判もあるが、永田町では珍しく心優しき戦う姫。いじめないでください。」
竹中氏が「160万も病床があって最大で2400人の重症患者で医療パニックが起きるなんて数字の上でありえない。医療村厚生村というものすごい利益集団があって、その代弁者としてのコロナ分科会があり、何かあると大変だ行動を抑えろと言って政権も受け入れざるを得なかったのでは?」
豊田氏がそれに答える。「どうして日本でこれだけ1人当たり病床数が多いのにひっ迫するかをずっと研究したが、結論としては規模が小さくて民間であることがネック。アメリカは数千床規模の病院がいっぱいあり利益率も高いので、コロナ禍になったらその内の何百もの病床を転換できる。日本の病院は百床とかの小さい民間病院が多く、転換ができない。ヨーロッパも公立病院がとても多く、国の命令が通って転換をしたり新しい野戦病院を作ったり統制がきく。日本はどっちにもはまらない構造になっていてここを変える必要がある。」

そんな豊田氏に宮家氏が突っ込む。「厚労省時代にどうして改革しなかったのか。」
対して豊田氏。「病床転換の話は何十年も前から言ってる。厚労省はやりたい。何度も何度もそういう提言を出してる。病床を再編しましょうと。」
竹田恒泰氏が詰め寄る。「誰が悪いのか?」
豊田氏は「出しても、カッ!てやる人がいるから」と何かを切るような仕草。
さらにみんなが「誰がやるのか?」と口々に言う。
「カッ!てやる団体・・・私もまだ番組に出ていたいので・・・」と誤魔化す豊田氏。

最後はさすがに日和ったが、豊田真由子氏の正義感がビンビン伝わった。日本の医療体制を改革すべきなら、我々はどうすればいいのか、考えさせられる議論だった。

【文:境 治】