2年後の大統領選、トランプvsヒラリーならどっちを支持?論客たちの多勢はヒラリー!

公開: 更新: 読みテレ
2年後の大統領選、トランプvsヒラリーならどっちを支持?論客たちの多勢はヒラリー!

いま世の中は様々な「VS」であふれている。財政再建派VS.積極財政派、中国支持派VS.台湾支持派、韓国大統領選での李在明派VS.尹錫悦派。それぞれどっちがいいのか、判断は難しい。そして次期アメリカ大統領選では、バイデン氏の支持率ダウンから再びトランプVS.ヒラリーの争いになるとの見方が出てきている。この二人の対決だったら、どちらを支持するか?論客たちに意見を聞いた。

8人中5人がヒラリーと回答。やはりトランプは支持し難いようだ。
中林美恵子氏がまず、バイデン政権の支持率低迷について解説。
「経済の状況がよくないし、民主党の上院議員たちをまとめられず、看板政策を通すこともできない。下院はかなり共和党に取られることもはっきりしてきたのでレームダックになる可能性もある。」
村田晃嗣氏が「今日はとても良い企画で、この二冊が参考になる。」と強引に自著『大統領とハリウッド』『トランプVSバイデン』を宣伝しようとするが、須田慎一郎氏に「この番組、いつから売れてない本の応援番組になったの?」とさえぎられた。

笠井信輔氏はこう主張。「スピルバーグ版の新しい『ウエストサイドストーリー』を見て、アメリカの分断は60年前も今も全然変わってないと再認識した。トランプが分断を深めたと思う。」
竹田恒泰氏が反論する。「今アメリカ経済が良いのはトランプのおかげ。脱炭素は根本的に間違いだが誰も言えなかった。パリ協定から脱退して道筋を作ったのはトランプだ。」
中林氏がこう返す。「トランプ氏の問題は政治的に言ってはいけないことを言い、パンドラの箱を開けてしまったこと。アメリカは多民族国家で分断がもともとある難しい国。だからこれまで綺麗事を一生懸命言って、国を一つにまとめてきたのに。」

竹田氏も踏ん張る。
「拉致問題で金正恩に日本側のことを伝えたのも、これまでできなかったこと。」
朴一氏が一見同調。「トランプ氏が、北朝鮮外交で画期的な転換をもたらしたことは事実。台湾で金正恩と会って過去の問題を話し合った。だが、世界経済の大きな分断をもたらした。自由貿易を壊そうとした。」
須田氏が続く。「恐ろしいのが、2024年にトランプ氏が出てきて僅差で負けたら、大混乱がアメリカで起こるんじゃないか。場合によっては、実力で政権転覆を狙い始める恐れも出ている。」
竹田氏がまだ粘る。「トランプ氏にはおかしいところがあったが、彼の最大の功績は、中国との対立を鮮明にしたこと。もしあのとき別の大統領だったら、習近平の思うつぼだった。」

ここで番組議長・黒木千晶アナが「どうして中林さんはトランプ支持なんでしょう?」
トランプ批判をしてきた中林氏だが、その回答は「友人たちの利益を考えればトランプ支持」というもの。「ヒラリー氏とトランプ氏がどうしても戦うのであれば共和党がトランプ氏を支えるしかなく、私の仲間たちがホワイトハウスに入ったり、いいことが起こるので。それくらいしか判断材料がない。ヒラリーも、そういう器ではない。」
村田氏がそれを受けて発言。「新しい顔が、両方ともいると思う。共和党の中の反トランプの人、例えばミット・ロムニーはトランプとずっと喧嘩してる人物。バイデンがこういう人を超党派で副大統領候補にするとか。今までとは違う組み合わせで党を超えた組み合わせで戦わないと、いつもの顔ではどっちが勝っても亀裂が続く。」
竹中平蔵氏が同調。「トランプとヒラリーは75歳と74歳。これはアメリカらしくない。若い世代に一気に行く可能性はないのか。」
中林氏が答える。「民主党の方は若い価値観の違う人たちがいる。ただ、現職のバイデン氏を押しのけてとなると、民主党の中が内紛になる。」

最後に黒木アナが村田氏に「アメリカのことを知りたかったらどうしたら?」と振ると村田氏は「この二冊をセットでお買い上げいただけば」とまた自著の宣伝に走り、須田氏が「通販番組か!」と突っ込んで終わった。

果たして次の大統領選は再びトランプとヒラリーの高齢対決になるのか。いずれにせよ、今のアメリカがいかに難しい状況なのかがよくわかった。なんとか新しい候補が出てきて、混迷を一新してもらいたいものだ。

【文:境 治】