お粥さん、お豆さん、飴ちゃん?大阪府民は食べ物に「さん付け」「ちゃん付け」なんでやねん?! ここがオモロイ!「秘密のケンミンSHOW」

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お粥さん、お豆さん、飴ちゃん?大阪府民は食べ物に「さん付け」「ちゃん付け」なんでやねん?! ここがオモロイ!「秘密のケンミンSHOW」

食べ物に「さん付け」と言われて、そんなことする人いるっけ?と思い返すと、そう言えば大阪の人はしてたような。でも「ラーメンさん」とか「カレーさん」とか何にでもつけるわけでもない気もする。ていうかなんで食べ物に「さん」をつけるの?

大阪の商店街を歩くおっちゃんたちに食べ物にさん付けするかを聞いてみた。「お粥(かい)さんや」とさっそく出た!でも「おかゆ」ではなく「おかい」なんだね。

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別のおかあさんに聞くと「お粥さんとは言うけど、お茶漬けさん、とは言わない。お米さん、おにぎりさん、も言わない。」え?どうして「お粥」だけさん付けなの?

さらにまた別のさん付けが登場。「豆とは言わへんわ、お豆さんやな」へー、そうなんだ。だが「炊いた豆がお豆さん」と呼ばれるが、炊く前は「豆」と呼び捨て。なんで炊く前はさん付けじゃないの?と聞くと「硬いからちゃう?大豆で」うーん理由になってなくない?

他にも「揚げ」は「お揚げさん」、「芋」は「お芋さん」、「稲荷」は「お稲荷さん」と呼ばれる。食べ物なら何でもさん付けするわけではなく、意外に限定的だった。

そして!大きな声では言いにくいが、「う○こ」もさん付け。「う○こさん」と呼ぶことが多いそうだ。子どもが「う○こさん行ってくるわ」とトイレに駆け込む、などの使い方。なぜなの?

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大阪のオカンとアメちゃんの関係に衝撃の新事実

より一層興味深いのが大阪のオカンとアメちゃんの関係。こちらはなぜ「さん付け」ではなく「ちゃん付け」なのか。

そもそも大阪は江戸時代の砂糖の集積地だったせいで、キャンデーメーカーが多い。ノーベル製菓、UHA味覚糖、黄金糖、扇雀飴本舗、パインなどなど、名前を言えば知っているメーカーばかりだ。

そして大阪のオカンたちは、必ずと言っていいほどアメちゃんを持っている。財布の中、カバンの中、ポケットの中など、どこからかアメを出してきて、なぜか会った相手に渡したがる。だから大阪の街でオカンたちに取材するだけで両手から溢れるほどのアメがもらえてしまうのだ。

ところがだ!あれだけアメをオカンたちが持っているのにも関わらず、キャンデー支出金額調査では、大阪はなんと43位。ワースト5に入っている。ちなみに1位が山口市なのも謎だが。

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なぜなのか、その理由を大阪府民に考えてもらった。ある人が言うには「配ったアメが回っとる」つまりもらったアメを食べずに互いに回しているから実は買う機会は少ない、という推理。なるほどなあ。

当のオカンが言うには、「接骨院や焼肉屋さんでもらう、ドバッと。」おお、これもありえる。もらえる時にたくさんもらうから買うことは少ない、という考え方。

有力な説が、結局食べてない、という考え方。実際、街のオカンに聞くと、財布の奥からアメを取り出し「溶けてる!」ええー!硬いアメがあまりに古いからかぐにゃっと溶けてしまっている。こわ!こりゃあ大阪でオカンにアメもらっても、うかつに食べられないぞ。

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いやしかし、いつもながら面白い大阪文化。結局なぜさん付けやちゃん付けするのか、まったくわからなかったけど、面白かったからよしとしてね!

【文:境 治】