“呪われた恋”に飛び込んだ夏美に幸せは訪れるのか?「春の呪い」最終話をプレイバック!

テレ東プラス

【3行まとめ】
・サタドラ「春の呪い」最終話をプレイバック!
・冬吾が交通事故に遭ったと聞いた夏美は、「春!冬吾さんを連れて行かないで!」と強く願いながら病院へ向かう
・"呪われた恋"に飛び込んだ夏美に幸せは訪れるのか?

「テレ東プラス」では、6月26日に放送された、サタドラ「春の呪い」最終話をプレイバックする。

最愛の妹・春(桜田ひより)を亡くした立花夏美(髙橋ひかる)は、自分が知らない春の軌跡を辿るため、春の婚約者である柊冬吾(工藤阿須加)とともに思い出の場所を巡っていた。互いに惹かれ合い、冬吾は最初から夏美に好意を持っていたことを告白するが、「あなたが春を思う気持ちに僕は勝てない」と自ら別れを告げたのだった。
しかしその夜、ぼんやりと歩いていた冬吾は、道でよろめき車に跳ねられてしまう。夏美は義母の芳江(河井青葉)からそのことを聞き、病院へと走る。

「春、お願い。冬吾さんを連れて行かないで...!」

固唾を飲み、病室の扉を開ける。

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しかしそこに冬吾の姿はなかった。力が抜けた夏美は、廊下に出て座り込む。

「春、連れて行くのは私じゃなかったの...?」

冬吾への激しい恋心から、ブログに『お姉ちゃんには冬吾さんを渡さない。どちらかを連れて行かれるものなら、私は迷わずお姉ちゃんを選ぶ』と綴っていた春。

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夏美は背後に春の気配を感じ、恐る恐る振り向くが、誰もいない。そこに冬吾が現れ、「そんなところに座り込まないでくれ」と無表情で言う。

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「喋った...! 幽霊じゃない?」

「バカなことを言うな」

よく見ると冬吾の足は包帯で固められ、松葉杖をついている。よろけて車道に出てしまったと説明する冬吾に、「酔っ払っていたんですか?」と夏美。

「あなたと別れた後、街を歩いていたら、地下鉄で人身事故が起きたって話し声が聴こえて...飛び込みだって」

「それを私だと思ったんですか? 私、そんなこと...」

「あなたには前例がある」

以前、夏美が橋の上から川に飛び込もうとしたところを助けた冬吾。自分と別れた後、すぐに死んでしまいそうな目をしていたと話す。
夏美は冬吾の心配を交わすように、「あー生きてて良かった! 私は私で、春が冬吾さんを連れていったんじゃないかと思っちゃいましたよ」と、天を仰ぐ。

「春は、自分が死んだら私を道連れにしたいと思ってたんです」

「道連れ?」

信じられないという顔をする冬吾に、夏美は春が書いていたブログを見つけてしまったことを告白する。自分は死ぬのではと毎晩不安を膨らませていたこと、自分が死んだ後、冬吾が誰かのものになってしまうのではないか、その相手は夏美なのではと恐れていたことも...。

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「本当なのか?」

「闘病中から、"冬吾さんと私が付き合いだすんじゃないか"と不安に思っていたなんて、どれほど寂しくて惨めだったか...。代われるものなら私が死んでやりたかった」

幼い頃から、母・聖美(高島礼子)が敷いた人生のレールの上を歩いてきた冬吾。母の期待通りに春と結婚し、子どもを作って家庭を築き、それなりの人生を歩いていくのだと思っていた。
しかし、それは春の死によって狂ってしまった。目標がない人生に戻ってしまったと吐露する冬吾。

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「だけど、僕の心の中にはある人の存在がいた。初めて会った時から、気になっていた相手は春じゃなかった」

冬吾は自らの意思で夏美と再会し、次の婚約者として付き合いたいと申し込んだ。きっぱりと断られたが、夏美の「春との思い出の場所を巡りたい」という申し出に救われたという。

「あなたに会う後ろめたさがなくなって、春への罪悪感が薄らいだ。でも、あなたに会う週末を楽しみにしている自分に気づいた時、どこまで行っても結末は暗いって...。認められない恋なんだと強く思わされた。あなたと別れさえすれば、僕もあなたも元に戻れる」

「......」

「でも、あなたと会うと気持ちが揺らぐ」

「妹が死んで、私は生きる意味を失った。冬吾さんが言う通り、私は妹のいない世界を想像できない。でも、私は死なない。妹を想って死ねないんじゃない。あなたが死んでしまったら、私が悲しいからです」

冬吾はハッとした表情で夏美を見る。夏美は、冬吾といない時、一緒にいて楽しかった時のことが思い出されて切なくなると胸の内を打ち明けた。

「私も、あなたから心が離れられなくなった自分に気づいていた」

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冬吾は不自由な足で立ち上がると、夏美に近づく。

「僕は死なない。あなたが生き続ける限り、生きていたい」

夏美も立ち上がり、見つめ合う2人。

「ずっと夏美といたい」

冬吾はグッと夏美を抱きしめ、その熱に包まれる。

「春は私のただ一人の家族。でも、その春に呪い殺されるなら、私は本望です」

そう言うと、夏美もしっかりと冬吾を抱きしめ返した。

数週間後、柊家のリビングにて。豪華な椅子に腰掛けた聖美は、「どういうことか、きちんと説明して?」と冬吾に微笑みかける。冬吾は自分の道を歩くために柊家を出て行くと言うが、「あの女にたぶらかされたのね。立花のダメな方の娘に」とすべてお見通しの聖美。冬吾は否定するが、聖美は「後悔するわよ」と告げる。

「そうかもしれません。何もかも上手くいかないかもしれない。でも、自分で選んで進む人生なら、苦に思わない」

「これまで、私があなたにどれだけ投資してきたと思うの? どれだけの恩をあなたは受けて育ってきたと思うの?」

「恩を感じていますし、感謝もしています」

生まれてからこれまで、相馬一族の加護の元で生きてきた冬吾。「社会の底辺から始まる人生はひどく惨めなものよ」と聖美は警告する。そして確実に後悔し、半年もかからず許しを乞いに戻ってくるとも。

「それでもいいわ。席を空けて待っててあげる」

「やめてください! 僕はあなたから離れたいんです。子どもの時からずっと、あなたの言われるままに生きてきた。その人生を変えたいんです。どんなに惨めで苦しくても、あなたの干渉を受けない生き方をしてみたい。分かってください」

「......!」

「お世話になりました」

耐え切れず動揺する聖美。冬吾は深く頭を下げ、出て行くのだった。
一方の夏美も、自室で荷造りをしていた。詰め終わったダンボールを持って階段を降りると、買い物帰りの芳江と出くわす。玄関に積まれた荷物に気づいた芳江は、驚いた顔で夏美を見る。

「私、この家を出ていくことにしました」

「出ていくって、どうして急に...」

「前から思ってたんだけど、決心ついて。冬吾さんと付き合ってみることにした」

一緒に暮らすかは決めていないという夏美。しかし、新しい場所で新しい仕事を一緒に見つけようと冬吾と約束していた。父・浩司(飯田基祐)にはまだ何も言っておらず、それを聞いた芳江は「悲しむわ」と辛そうに言う。

「そうかな」

「お父さん、あんなだけど、夏美さんのことずっと気にかけてるのよ」

夏美と冬吾が密かに会っていることを知った時、猛反対した父。しかし世間体を気にしていたのではなく、この先、夏美が辛い人生を送るのではないかと心配してのことだった。

「夏美さんは、子どもの頃から春さんのことを母親のように愛してきたでしょ? その夏美さんが春さんの恋人だった人と結ばれて...本当の幸せをつかめるんだろうかって」

「......」

「私もそう思ったの。だから夏美さんに諭さないとって。こんな時こそ、母の役目を務められないかって...。でも、言えなかった」

実母が亡くなる前から、父と交際していた芳江。「それなのに、今も私はこの家で幸せに暮らしている」と自虐的に微笑む。

「そんな私に何を言えた義理かってね」

「芳江さんは、一生懸命私と春のお母さんになってくれようとした。お弁当、毎日ありがとね」

「夏美さん...」

思わず泣き出す芳江だが、何かを決心したように夏美と向かい合う。芳江が夏美に告げた言葉とは...。

7月3日(土)夜11時25分からは、サタドラ「女の戦争~バチェラー殺人事件~」がスタート!

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