魚のプロが”春を感じる”マカジキのとっておきレシピ&特選A5クラスの「かずさ和牛」が登場!

テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

3月3日(水)の放送は、早春の外房、千葉県勝浦市・鴨川市で昼めし旅。番組ディレクターがご飯調査します。

魚のプロがこっそり味わう!? マカジキの〇〇

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最初の舞台は、千葉県勝浦市。太平洋に面し、さまざまな海の幸に恵まれた港町で特に有名なのが、千葉県のブランドにも認定されている「外房つりきんめ鯛」。また、気候が温暖なことから農作物の栽培も盛んな、まさに食材の宝庫!

そんな勝浦で、地の魚を知り尽くした人物の元へ。過去、番組で2回お世話になり、さばきたてのマグロの刺身や、勝浦の名物が詰まった豪快な味噌汁などを見せていただいた水産会社の社長、関和久さん。人呼んで、「勝浦の魚を知り尽くした男」!

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今回は、勝浦で今最もおいしい魚を紹介してくれるそうで、案内されたのが「勝浦港 市場食堂 勝喰(かっくらう)」。こちらは関さんの水産会社直営で、自ら目利きした魚を手ごろな値段で提供している評判のお店です。

関さんオススメの旬の魚は「マカジキ」。カジキの中でもひときわ上質な身を持つといわれており、勝浦では冬から春先にかけて、特に脂の乗ったマカジキがたくさん水揚げされるんだそうです。では、さっそく例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

それでは、調理開始! 使うのはもちろん、今朝あがったばかりのマカジキです。

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1.食感を楽しめるよう、少し厚めに切ったマカジキを塩コショウで下味をつけ、衣をまとわせる。
2.180度の油でおよそ5分間揚げて完成。

フライにするとマカジキの旨味がよりいっそう引き立ち、関さんによれば、「数あるマカジキ料理の中でもこれがイチオシ」なのだそう。

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その日仕入れた数種類の魚のあらをじっくり煮込んだお店自慢のあら汁も!

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こちらが本日のまかない。「甘さと香りで春を感じられる」というマカジキのフライと...

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「甘い香りとほのかな青くささがなんともいえない。舌に絡みつく」という刺身も。

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ここで関さんが取り出したのが、市場にはほとんど出回らないマカジキの内臓を約2カ月間塩に漬け込んだ、手作りの塩辛。魚のプロがこっそり味わっている逸品なのだとか。強い塩気と独特のコクが、ご飯のお供はもちろん、酒のつまみにもピッタリなのだそうです。

関さん、どうもありがとうございました! また、おいしい魚の食べ方を教えてくださいね!

〇〇で香り豊かに! ブランド和牛の絶品まかない丼!

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続いては、外房を代表する観光地・千葉県鴨川市で昼めし旅。なんでも鴨川には知る人ぞ知る絶品のブランド和牛があるということで、そのお肉を使った料理が評判のレストランへ。

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今回まかないを見せていただくのが、イタリアンレストラン「チェルカトローヴァ」。地元で採れた新鮮な魚介類と野菜をふんだんに使った料理が人気です。中でも特にイチオシなのが鴨川産の「かずさ和牛」。

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「かずさ和牛」は、千葉県内で生産されている黒毛和牛。きめ細やかで旨味の強い肉質と、さっぱりとした脂を併せ持っており、お店ではその中でも特に上質な契約牧場で育てられた特選A5クラスのみを提供しています。

それでは、まかないの調理を拝見します。

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1.かずさ和牛のミスジ肉に塩コショウする。
2.脂がにじみ出る程度に軽く炙る。炙ることで香ばしさが加わり、肉の旨味がアップするのだそう。燻すための稲藁まで実際に牧場で牛が食べている地元産というこだわりよう!
3.肉に香りをまとわせたら、鉄板に置いて強火で一気に表面を焼き、肉汁をギュッと閉じ込める。
4.オーブンを使って2度焼きし、じっくり熱を入れ、よりジューシーに仕上げる。
5.鴨川産のほうれん草やオリーブオイルを混ぜ込んだグリーンライスを盛り付け、イタリアンパセリなどをバランスよくトッピング。主役のかずさ牛を添える。
6.仕上げに地元産の食用花を添えて彩りを加えれば、新メニューの試作品、かずさ和牛たたき丼の出来上がり!

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新鮮野菜のグリーンライスに、かずさ和牛のつやつやした赤身が映えますね。これからも、かずさ和牛を使った最高のメニューを生み出してください!