「おじさんになったオードリーだからできる」佐久間宣行プロデューサーに聞く「あちこちオードリー」裏話

公開: 更新: テレ東プラス

印象に残った発言&OP・ED曲について

《印象に残った発言3》
これまでの放送から、佐久間Pの印象に残ったゲストの発言を3つピックアップして紹介。

「続けてくんだよ。そうやって人は仕事を」(宮下草薙・宮下兼史鷹)
2020年7月19日放送
「辞めたくなったら辞めていい」との約束でコンビを組んだ草薙。「いつまで頑張ればいいの?」とボヤく芸人を辞めたい草薙に対し、芸人を辞める気のない宮下が発したこの言葉に、「俺もそうやって頑張っていこう」(佐久間P)と。

「フロアディレクターの気持ちでテレビに出てるから」(東野幸治)
2019年12月28日放送
ゴシップが必要だったらゴシップ、感動が欲しいのなら感動と、制作者側の気持ちでやってるという東野。「だから東野さんが、いつまでもフレッシュな気持ちで番組やってるんだろうなと謎が解けた」(佐久間P)。

「お笑いのこと好きだけど(お笑いは)愛してくれない」(パンサー向井慧
2020年8月25日放送
お笑いが大好きなのに、相方の尾形(貴弘)や菅(良太郎)のように笑いを取れないことへの嫉妬と、自分への苛立ちからの向井の発言。「お笑いに限らず、天性の才能や華がある人とは違って、好きなジャンルの神様が微笑まない人はたくさんいる。けど、頑張っていくしかないよな」(佐久間P)と実感したとのこと。

この他、“こじるり”こと小島瑠璃子が、これまでの芸能生活を車のパーツを組み立てることで表現し「これからが持久戦」と語った話や、ベッキーが元気で明るいイメージだった頃、辛いからではなく「頑張ったな」と思って毎日泣いてたという話も印象的だったとのこと。ちなみに、これまでの最長収録時間は、ベッキー、又吉直樹のゲスト回(2020年2月29日、3月7日放送)の2時間弱。思い出話などで盛り上がったそう。

《OP&EDテーマ曲について》
番組オープニング曲のSAKEROCK「One Tone」、エンディング曲の星野源「化物」について、「星野源のオールナイトニッポン」で「SAKEROCK時代から星野さんのファンだった」と明かしていた佐久間P。選曲については?

「最初は音効がテクノ系の曲をつけていたけど、インストでもうちょっと軽やかな曲の方がいいなと、SAKEROCKに。エンディングは、星野さんが中村勘三郎さんのことを思い、舞台に立つ人の気持ちを歌っている『化物』が、表舞台で戦う人たちのトークの締めとしていいなということからですね」

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※注1
「終電ごはん」(2013年放送/テレビ東京)
マサヤス(若林)、ワカナ(酒井若菜)夫婦と出戻り小姑ヒトミ(佐藤仁美)の日常に料理を絡めた深夜のコメディドラマ。

「SICKS ~みんながみんな、何かの病気~」(2016年放送/テレビ東京)
おぎやはぎとオードリーによるコントとドラマが融合した番組。

「ご本、出しときますね?」(2016年放送/BSジャパン ※現:BSテレ東)
若林が、小説家、エッセイスト、漫画家などの作家たちをゲストに招いて"マイルール"などを聞き出すトーク番組。


【プロフィール】
佐久間宣行(さくま・のぶゆき)
1975年11月23日生まれ。福島県いわき市出身。1999年、テレビ東京入社。ドラマのADを経てバラエティーに転属。「ゴッドタン」「ウレロ☆シリーズ」「NEO決戦バラエティ キングちゃん」「青春高校3年C組」などを担当。映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」(2013年)、「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキックラブ」(2014年)では監督・脚本を手掛ける。2019年4月からラジオ「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティも務める。

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