早い、上手い、安い! 日本ではなくタイでの性別適合手術を仲介するコーディネーターの実態:じっくり聞いタロウ

テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。9月10日(木)の放送では、性別適合手術コーディネーターの知られざる実態を大暴露!

男性から女性へ、女性から男性へ体を作り変える性別適合手術。はるな愛IVANなど芸能人でも手術を受けて、その存在が広く一般に知られるようになった。そこで性別適合手術コーディネーターという存在が現れた。

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実際に密着したルポライターの伊藤元輝さんによると、性別適合手術コーディネーターとは、外国からの患者を多く受け入れている医療ツーリズムの先進国タイで手術を受けたいという人に病院を紹介する仲介業的な仕事をしている業者のこと。

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手術の日程調整だけではなく、滞在ホテルの予約、現地スタッフによる通訳、手術内容の説明、術後のお見舞いなど、出国から帰国まですべてのケアをしてくれるのだ。

さらに、入国時に見た目とパスポートの性別が不一致だと空港職員に止められてしまう可能性もあるので、タイ語で「性別適合手術を受けに来た」と書かれた説明文を渡す業者もあるとか。

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このような業者は2002年頃から表に出てきたと言われている。伊藤さんによると「1番忙しい時では毎日1人をタイに送り出すくらいのペース」との需要があり、同業者も増えてきているため「仕事としてはかなり需要がある」という。

主要な会社は7社くらい、それ以外に個人の業者も複数あり、最盛期は40社くらいあったとか。

現在、日本国内の医療施設を受診している性同一性障害の当事者は推計約2万9000人と言われている。日本でもできる手術をタイで受けるメリットとは?

日本では高額という理由もあるが、「日本には網羅的に手術できる病院は全国に6ヶ所しかない。予約で1年待ちとか結構ざらなんです」と伊藤さん。

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比べて、タイの手術は「早い」「上手い」「安い」の3拍子がそろっている。「早い」に関しては、「タイだと渡航したいという希望日に、基本的に手術の予約を入れられる」という

「安い」に関しては、飛行機代、ホテル代、通訳代なども含めてパック料金となっているため、手術の内容にもよるが「全部で60万円。高い手術だと200万円」ほどで全てがまかなえるという。

「上手い」に関しては、日本では1965年に性別適合手術を行った医師が逮捕され有罪判決を受けたことから業界では手術を行ってはいけないという認識が広まってしまい、現在でも手術を受けるための施設や技術、人材が少ないと言われているそう。

その一方で、タイではその30年間も手術を続け技術も発達。またLGBTへの理解が日本より成熟しており、例えば学校のトイレも男性用と女性用だけでなく「第3のトイレ」と呼ばれるLGBT用のトイレが設置されているところもあるそう。

とはいえ、気になるのは衛生面。一体、どんな病院なのか?

伊藤さんが取材した手術を行う病院を写真付きで紹介。ヤンヒー国際病院の院内は日本とほぼ変わらずキレイ。またガモン病院は部屋がホテルの一室のようになっている。

しかし、一部の仲介業者を使用した場合、術後の入院が長引いたり、帰国後に再手術をしたりする人も。中にはお金を払ったのに手術を受けられないケースもあるという。もし、手術を受ける際はあくまでも自己判断で!

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