歩きスマホが狙われる! 高額をだまし取られる”進化系当たり屋”の手口を公開:じっくり聞いタロウ

テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。6月18日(木)の放送では、交通ジャーナリストが、絶対に巻き込まれてはいけない「進化系の当たり屋」の巧妙な手口に警鐘を鳴らした。

交通ジャーナリストの吉田武さんが語る「進化系の当たり屋」とは? "当たり屋"と言えば、かつてはいきなり車道に飛び出してワザと車にぶつかり治療費や示談金をだまし取る犯行手口だった。しかし、最近は"あおり運転"が社会問題化しドライブレコーダーが普及したこともあり車への当たり屋は激減したが、進化系の当たり屋が出現。巧妙な手口でお金をだまし取っているという。

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その手口とは、ながらスマホや歩きスマホをしている人にぶつかり、高級腕時計を身に着けた状態で転倒して時計を路面に叩きつけ、壊して修理費を取るというもの。

吉田さんいわく「もともと壊れた高級腕時計を使う」のだそうで、ジャンク品として激安で出品されている高級腕時計を大量購入しているのだという。そして、倒れるときはオーバーリアクションで、「時計が!」といじっている時に時計の時間を倒れた時間に設定するのだとか。

ぶつかり方は、歩きスマホでまったく周りを見ていない人の前で背中を向けて立ち止まり、後ろからぶつからせて前方不注意の形にするもの。正面からぶつかると、ある程度自分にも過失が出てしまうので、過失ゼロにするために背中からぶつからせるのだとか。

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また、自転車をながら運転している場合は正面からぶつかるとほぼ自転車サイドに過失が出るので正面からぶつかるという。

当たり屋は自分から「警察に行きましょう」と言い、さらに歩きスマホで相手を転倒させてケガを負わせると過失傷害罪になり最高で30万円ほどの罰金が科せられてしまうといった話をして、相手が面倒くさがって示談にするよう持ち込むのだそう。示談金は平均10~30万円程度だとか。

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そんな当たり屋が大金を分捕るために狙っているのが保険。保険会社が支払う場合は徹底的に支払わせようと、細かい傷に関してまで見積もりを出して修理費を請求するようにしているという。しかも、もともと壊れている腕時計を付けていたのかどうか分からないので、警察に相談しても詐欺だと立証しづらいところがあるとか。

吉田さんが取材をした当たり屋は元締めの2人だったが、その手口をマニュアル化。今は全国に20人くらいが当たり屋稼業をしているらしい。

歩きスマホ専門の当たり屋の存在は絶対に許せないが、彼らは詐欺だと認識しながら、「僕らなりの正義だ」と歩きスマホを退治する"仕置人"を自称しており、単なる詐欺集団ではないのがやっかいだと吉田さん。そもそも歩きスマホは視界が狭くなり思わぬ事故のもとになりかねない。スマホをチェックする時は人通りの邪魔にならない場所で立ち止まって行うように。

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