高齢化する”引きこもり”は日本独特の傾向だった...深刻化する「8050問題」:ソクラテスのため息

テレ東プラス

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"滝沢カレンが理解できれば、視聴者みんなが理解できる!"をテーマに、経済情報や話題のニュース、世間を騒がせている流行のモノについて、誰にでもわかるように優しくかみ砕いてお届けするお勉強バラエティー「ソクラテスのため息~滝沢カレンのわかるまで教えてください~」(毎週水曜夜10時)。11月20日(水)の放送では、「今年のニュースワード」をテーマに、耳にしつつもイマイチ意味が分からない...そんなニュース用語を解説した。

いびつな親子関係...「8050問題」とは?

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まず、世間では16%しか知られていない(※番組調べ)「8050問題」。80は「80歳の親」、50は「50歳の子」を指し、親子が社会から孤立してしまう問題を意味する。

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かつて80年代〜90年代に若者の引きこもりが社会問題化した。それから約30年経った現在、当時の若者が50代、その親が80代となり、引きこもりの高齢化が問題になっているのだ。

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8050問題は、日本独特の親子関係にも原因があるという。欧米社会の家族の基本単位は、子の自立を当然とする夫婦だが、日本の基本単位は親子。かつては祖父母を含めた多世代同居が一般的だったが、意識が変わらないまま、形だけ急速に"欧米的核家族化"が進んでしまい、高齢の親が中年の息子を抱え込むいびつな親子関係が出来上がってしまったという。

ニューヨーク州弁護士の山口真由は、「引きこもりは非常に日本独特の傾向」と話し、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンは、「親子でアメリカにカウンセリングに来ることがある。そうすると、カウンセラーは決まって子どもに"あなたいくつになったと思っているの? いい加減に自分で立ち上がりなさいよ!"と叱責する」と手厳しいコメントを。この8050問題が、来年以降も大きな課題であることは間違いない。

2020年はインバウンドがピークに...約3500万人の外国人が来日!

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続いては「インバウンド」について。世間では32%しか知られていない言葉だ(※番組調べ)。

インバウンとドは、主に外国人が日本を旅行で訪れることを指す。現在政府は、一部の国のビザを緩和させるなどインバウンドに力を入れており、訪日外国人による経済効果は2018年で4兆5189億円に上る。さらに、東京五輪・パラリンピックを開催する2020年には、インバウンドがピークを迎え、約3500万人の外国人が訪れると見られている。

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経済面で良い影響がある一方、文化の違いによる問題が起こる可能性も。モーリーは、酒を提供する飲食店の"お通し"を例に説明。「お通しなしでやってくれ!」と主張し、店側とトラブルを起こす訪日外国人もいると話す。また、著述家の湯山玲子は、「日本人の常識と海外の常識は違う」とコメント。

来夏の東京五輪・パラリンピックに向け、さらに増えることが予想される訪日外国人。来年も重要になるインバウンドというワードは、押さえておくべきだろう。

番組では、その他「ビッグデータ」「サブスクリプション」「特例国債」など今年のニュースワードを徹底解説していく。この放送は「ネットもテレ東」で配信中です!

そして今夜10時放送! 「ソクラテスのため息~滝沢カレンのわかるまで教えてください~」では、「12月が一番危ない!あなたも巻き込まれるかもしれない!最新特殊詐欺SP」をお届け。どうぞお楽しみに!

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