ポーランドからお寿司版W杯に挑戦! 全世界から選ばれた寿司職人、誕生の瞬間...:YOUは何しに日本へ?

テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎えてアポなしインタビュー! そのまま密着取材を敢行する「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時55分~)。今回は「日本で!世界のてっぺん獲ったるでSP」ということで、面白YOUを求め空港で突撃取材を敢行。果たして今回はどんなYOUと出会えるのか?

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ポーランドから来たピョートルさん(30歳)は、「ワールドスシカップ」というお寿司の世界大会に出場するために日本に来たそう。世界の寿司シェフが日本に集結するというワールドスシカップは、寿司シェフ歴5年以上の外国人だけが参加できる世界大会。

今回、ポーランド予選を突破して本選初参加のピョートルさんは、12年間ポーランドの「いずみ寿司」という寿司レストランで働き、腕を磨いてきたそうです。

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「実は僕より妻のほうがナーバスになってるんだ...。日本での大会は大切って、妻にさんざん言ったからね」と笑うピョートルさんのご家族は、遠い母国から応援しているとのことで、インタビュー中にも心配した奥さんから着信が。家族の後押しを受け、気合い十分で本戦へと挑みます。

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空港でもう1人、ポーランドから来たYOUと合流。ぽっこりお腹がチャームポイントな彼は、寿司シェフ歴10年、ポーランドの「どうぞ寿司」で働くアドゥリアさん(28歳)。本選へは、ポーランド代表としてピョートルさんとアドゥリアさんの2名が参加するそう。ということで今回は、YOUたちの寿司バトルに密着します!

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正しい寿司の技術・知識の普及のため、農林水産省が主催となり2013年から開催されているこの大会、本戦の会場は東京ビッグサイト。

「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」という海産物の展示会が行われている同会場の一角で、目玉イベントのひとつとして「ワールドスシカップ」の本選大会が催されます。
全世界で約300名が参加した予選を勝ち抜き、31名のスゴ腕が東京ビッグサイトに集結!

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会場には、ピョートルさんの師匠であるタンさんの姿が。ピョートルさんが働く「いずみ寿司」はポーランド国内に7店舗を展開し、セレブも訪れる人気店。

タンさんは「いずみ寿司」のオーナーであり、2015年ワールドスシカップの優勝者であることから、今回ゲストとして招待され来日。ポーランド代表の心強い味方となりそうです。

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まずは開会式。大会テーマソングの、シブがき隊「OH!SUSHI(スシ食いねェ!英語ヴァージョン)」のBGMとともに、各国から選び抜かれた寿司シェフたちが入場! 16カ国31名が参加する本選大会は予選と決勝の2日間行われますが、予選のこの日は江戸前寿司の基本技術を競います。

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道具を並べながら「ちょっと緊張してるね...」と語るピョートルさん。初出場のプレッシャーもあり、ナーバスになっている様子です。

一方、アドゥリアさんは「平常心で集中するだけだよ」と、大会そのものを楽しんでいる余裕すら感じさせます。寿司シェフYOUの夢舞台、果たして2人は予選を突破することができるのでしょうか?

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いよいよ予選スタート! まずは"仕込みの部"ということで、赤貝(2個)・コハダ(2尾)・穴子を制限時間15分で下ごしらえしていきます。しかし、どこか手元が覚束ない様子で穴子とコハダを捌くピョートルさん。いったいどうしたのでしょうか?

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なんとポーランドでは穴子は手に入らず、輸入物のコハダは、すでに下処理を終えた状態なため、両方とも捌いたことがなく、ぶっつけ本番で挑んだのだとか。審査員が厳しい目でチェックする中、「緊張もあったし結構ミスをしちゃったね...」と悔しそうに語ります。

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ポーランドでは扱わない慣れないネタに大苦戦した"仕込みの部"でしたが、続いては"握りの部"。
「6年間ずっとお客さんの前で握ってきたから、握りには自信がある!」と気合い十分のピョートルさん。「同じネタごとに並べて、どこに何があるか鮮明な印象を与えることが大事」と師匠タンさんからの必勝アドバイスを受け、挽回を図ります。

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"仕込みの部"とは打って変わって、しっかりとした手つきで寿司を握っていくピョートルさん。
一貫25g〜30gを目安に、大きさにバラツキがないか一つひとつ審査員にチェックされるという緊張感のある状況で、正確な技術・スピード・盛り込みの美しさを競い合います。

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15歳のとき、ポーランドで初めて寿司を食べ、一口で寿司の虜になったというピョートルさん。
その瞬間に寿司シェフになることを決め、19歳で寿司職人の世界へ入ったそう。「たった1人でも、その人の喜びのために作るよう心がけている」と熱い思いを語ります。

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握りは会心の出来! 見事な出来の飾り巻き寿司も盛り込み、12年間の修行の成果を発揮しました。仕込みの部を巻き返して、無事予選を突破することができるのでしょうか?

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しかし、結果は残念ながら予選敗退。実力者が勢ぞろいで過去最高のにハイレベルな戦いとなったという今大会、「どうぞ寿司」のアドゥリアさんも予選突破は叶いませんでした。

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ちなみに優勝はマレーシアのヤップさん。

海老でニワトリを作ったり、イカで金魚を表現した創作寿司で圧倒的な技術を見せつけました。
「悔しいけどたくさんの刺激をもらえた」と語るピョートルさん、来年の大会に向けてよりいっそう腕を磨くそうです。頑張ってリベンジしてくださいね!