日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー！ そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ？」（月曜夜6時25分）。
今回のテーマは、「豪華客船にオリンピックだワッショイ 限界を超えてトライYOU SP！」。果たしてどんな面白YOUに出会えるのか？
【動画】TVer：「パリ五輪」金メダル候補に密着！兄の死、大ケガを乗り越え…果たして結果は！？
成田国際空港で声をかけたのは、アメリカ合衆国からやってきたライアンさん。2日後に神奈川・横浜で開催されるトライアスロンの世界大会「ワールドトライアスロンシリーズ(2024/横浜)」に参加するそう。
ライアンさんは、トライアスロン アメリカ代表の監督で、2021年の東京五輪でアメリカ代表を銀メダルに導いたすごい人！ 今回の大会はパリ五輪まで約2カ月というタイミングで、「選手たちにとって本当に重要な大会なんだ」というライアン監督に密着決定！
大会前日、ライアン監督とアメリカ代表のモーガン・ピアソン選手と合流し、コースを下見。ライアン監督は、2000年にアメリカ代表選手としてシドニー五輪に出場した元名選手！ 大会当日は、コーチエリアから選手たちにペース配分などを伝えるそう。
ライアン監督が期待を寄せるピアソン選手は、水泳や陸上競技をしていた兄の影響でトライアスロンを始め、2018年にアメリカ代表に選出。2021年には東京五輪に出場し、男女混合で銀メダルを獲得したが、個人では実力を発揮できず、42位という結果に。失意の中にいたピアソン選手を、さらなる悲劇が襲う。東京五輪と同じ年、トライアスロンの世界に導いてくれた兄が他界。その後、ピアソン選手は極度のスランプに陥り、パリ五輪への出場は厳しいと思われていた。
それでも「五輪でメダルを獲る実力がある」とピアソン選手を信じ、練習に付き添い、励まし続けたライアン監督。すると去年、ピアソン選手はアメリカ代表を決定する大会で6位に入賞！ 見事、パリ五輪への出場選手として内定したのだ。
しかし、今年に入って大きなケガをしてしまったピアソン選手。しばらくレースに出られなかったが、それでもライアン監督はサポートし続けた。
今回参加する大会は久しぶりの実践復帰。しかもパリ五輪前の大事な前哨戦ともあり、ピアソン選手も「監督にカッコいい姿を見せたい」と気合十分だ！
そしていよいよ、「ワールドトライアスロンシリーズ」大会当日。天気は絶好のレース日和で、会場入りしたピアソン選手の調子も上々！
スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの3種目を順に行い、所要時間を競うこの大会。「モーガン選手の勇姿を撮り逃さないぞ！」と、番組スタッフはカメラ2台体制で撮影に挑むが…
遠すぎ&速すぎて、ピアソン選手を捉えるのは至難の業！ バイク終了時点で、ピアソン選手は36位。最後は運命のラン10kmだが、ここで番組カメラは完全にピアソン選手を見失ってしまった！
ということで、ここからのレース展開はイラストでお届け(笑)。実はランが得意なピアソン選手、36位から怒濤の猛追！ なんと2位まで追い上げ、ライアン監督からも「GO！ GO！ GO！」とゲキが飛ぶ。果たして結果は…!?
なんと、ピアソン選手が見事優勝！ 有言実行の結果に、「優勝できてとても幸せだよ。オリンピックに向けてもっと練習するよ！」とピアソン選手。ライアン監督も、「教え子が優勝することが一番の幸せだよ！」と笑顔を見せた。
そして迎えた、パリ五輪。「金メダルを監督にプレゼントしたいな！」と意気込むピアソン選手が、セーヌ川へダイブ！ スイム1.5km、続くバイク40kmの終了時点でピアソン選手は40位。得意のランでどこまで追い上げられるのか！？
結果は、55人中31位！ そしてここで、密着終了！ 不屈の魂で…これからもがんばれYOU！
