かつて東京ドーム21個分の土地を所有!豪農の<開かずの金庫>から大量のお宝!:所さんのそこんトコロ

公開: 更新: テレ東プラス

金曜夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【秘境の家電修理人&100億埋蔵金!お宝探し隊&キテレツ技】を放送。

「テレ東プラス」では、8月9日(金)に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。

【動画】TVer:所有した土地は東京ドーム21個分!豪農の開かずの金庫から大量のお宝! 先祖の通帳も

リポーターの岡野陽一がやって来たのは、茨城・かすみがうら市。かつて30万坪の土地を所有していた豪農・市ノ澤家の屋敷に、開かずの金庫が眠っているそう。

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到着すると、どこからが家なのか分からないほど広大な敷地! 当主の市ノ澤さんによると、土地は山林や畑を含め約3万坪。そのうちの約900坪には屋敷や蔵などが7つあり、一部はリノベーションされ、民泊施設や季節限定のカフェとして運営されています。
市ノ澤家は、4代前の市ノ澤常右衛門が土地を貸すなどして財を成した豪農。最盛期に所有していた土地は約30万坪! なんと「東京ドーム」21個分にあたる大きさです。

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豪農でありながら、江戸時代には苗字帯刀を許された由緒正しい家柄。所有していた約4,048点ものお宝は全て市に寄贈しましたが、一番のお宝はこちらの門。江戸時代に一帯をおさめていた志筑藩の藩主・本堂家から贈られたもので、唯一現存する本堂家の門です。

これだけ価値あるものに溢れた屋敷となれば、開かずの金庫の中身にも期待が膨らみます!

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開かずの金庫は、屋敷の外に置かれていました。屋内から移動したのは市ノ澤さんですが、開け方が引き継がれず、40年は開かずの状態とのこと。

開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。玉置の見立てによると、鍵とダイヤルの二重ロック式で、ダイヤルの組み合わせは100万通り。「家系図が入ってたらうれしい」という市ノ澤さんに見守られ、玉置はわずか30分で開錠に成功!

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中には戸棚と3つの引き出しがあり、1番上の引き出しには、市ノ澤家周辺のものと思われる年代不明の地図が。さらに、高祖父・寅一郎さんが所有していた山林の地図や、市ノ澤家が所有していたであろう土地の地図が大量に出てきました。

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左の引き出しには借用書や土地の権利書などが入っており、その奥には懐中時計や判子が。右の引き出しには、株券を購入した際の領収証や土地に関する書類が入っていました。

一番下の引き出しにも書類がパンパンに詰まっており、一つ一つ確認していると、岡野が通帳を発見!

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高祖父から3代にわたる通帳が発掘され、岡野は大興奮! 金額もしっかりチェックし、「昭和41年の40万円なので、今の2億円くらい」とめちゃくちゃなことを言う岡野(笑)。

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最後に目にとまったのは、「忘れがたき二人の友」と書かれた1枚の写真。そこには曽祖父と友人が納められており、市ノ澤家にとって貴重なお宝です。

最終的に、金庫には450点以上もの貴重な品々が! 家系図ではなかったものの、「スッキリした」と市ノ澤さん。30万坪を所有していた豪農らしい、スケールの大きな金庫開錠でした。