8月11日(日)に放送した「家、ついて行ってイイですか?」(毎週日曜夜8時50分)では、中目黒駅(東京・目黒区)で出会った、かんじさん(60)の家について行きました。
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かんじさんは教育の仕事をしているそうで、「日本の教育を良くできたらいいなぁって話しながら仲間と飲んでいた」とのこと。この日はなんと、23杯も飲んだと告白します。
ディレクターが「タクシー代をお支払いするので…」と切り出すと、「マジですか!」と驚きながらも奥様に電話。電話はつながりませんでしたが、「まぁでも面白いんで、行きましょう!」と快諾してくれました。
家は近所で、すぐに到着! マンションの下でやっと奥さんと電話がつながり、無事OKをいただけました。
玄関を入ると、「すごい! 本当に(こういうロケを)やってるんですね!」と明るく出迎えてくれたのが、奥様のじゅんこさん。すっぴんでこの美しさ! 「いぇーい、すっぴんおきれい!」とはやし立てるかんじさん(笑)。
夫婦で絵画教室に通っているそうで、リビングには2人のステキな作品が飾られています。夫婦で晩酌するのも日課で、おしゃれなワイングラスやおちょこもたくさん!
「街の賑わいを感じたり、トレンドのお店に行ったり、いい食材を買ってきてお家で食べたり、いいワインを飲んだりしながら人生を生きたいなと思って、ここで生活を始めた」(かんじさん)。じゅんこさんは、お料理学校にも通っています。
実は2人は、去年12月に還暦婚。じゅんこさんは初婚で、「中高年の女性の星として、60歳で結婚しました!」と笑顔で話します。
幸せそうな披露宴の動画も見せてくれました。みんなが待ち受ける会場に、ダンスをしながら登場した2人。「“なんかあいつらアホやな”と思ってもらえたらいい」かんじさんはそう言って、リビングで踊り始めます(笑)。
30歳で結婚したかんじさんには、27歳と21歳の子どもが。元妻は他界して10年くらい経つそうで、かんじさんはシングルファザーとして、2人の子どもを立派に育て上げました。社会人になった娘さん、大学生になった息子さんも再婚には理解を示し、じゅんこさんとも仲が良いと話します。
「80歳までは生きるかな? 残りの20年をどう生きるか考えた時、彼女と一緒にいると楽しい。だからきちんとプロポーズして、日比谷松本楼で式を挙げた。180名以上の方に来ていただいて、大騒ぎだね!」(かんじさん)。実は2人は20代で1度出会っており、その時、約2年間付き合っていました。
「取引先として業務が一緒だった」とかんじさん。「アプローチしたのはどちらから?」と聞くと…
しかし、じゅんこさんが札幌に転勤すると、なんとかんじさんに好きな人ができてしまったのです。2人はこの時、別れることに…。
復縁したのは2019年。共通の上司を偲ぶ会が行われ、最初は微妙な空気だったものの、2人で飲んで帰ったそう。その後は何度か会うようになり、「楽しい、懐かしい感じが蘇って、“また付き合いませんか?”みたいな」(かんじさん)。
「(結婚しなくても)こんな感じでいいかな~」と思っていた中、コロナが街を襲います。どこに行ってもお店はやっておらず、自然と「ワインを買って家で飲むか!」という形に。「ランチョンマットを敷いて、ワインを開けて…。2人で生活するということを、コロナがリアルに感じさせてくれた」(かんじさん)。
「ぶっちゃけ結婚しなくてもいいじゃないですか。僕的には子どももいるし、楽しい余生で良いかなと思ったが、生まれてきて良かったと思う人生を生きたい。(だからじゅんこさんと)結婚したいと思ったし、介護してもらおうかなって…」とかんじさんが本音(?)を伝えると、「いやいや、しないし(笑)」とあうんの呼吸で返すじゅんこさん。
そんな2人ですが、「還暦婚はとても楽しかった」と話します。
最後にじゅんこさんは、「ウエディングドレスは若いうちに着るものだなと思ったけど、エステ行って頑張ったら楽しくなっちゃって。(ドレスは)やっぱり着るものだなと。『着たほうがいいよ!』と、みんなに勧めている。(かんじさんとは)気が合うので楽しいし、20代の頃はよく喧嘩したけど、今はもうしないと決めた。20代で結婚していたら、すぐに別れていたかもしれない。あの時、別れて良かったかな」と本音を明かしてくれました。
還暦婚で“第二の人生”をスタートさせた2人…いつまでもお幸せに!
日曜夜8時50分からは「家、ついて行ってイイですか?」【足の踏み場がない!?仰天モノ屋敷&蒲田の哀愁画家】を放送!
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