「少女A」「涙のリクエスト」など大ヒット曲の誕生秘話「必ずモデルがいる」

公開: 更新: テレ東プラス

じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時)。8月8日(木)の放送では、作詞家の売野雅勇が、名曲誕生秘話から印税ウハウハ生活までを告白した!

【動画】TVer:「少女A」「涙のリクエスト」など名曲の誕生秘話「(め)組のひと」の舞台は新島だった&「会いたい」ヒットの裏にあった呪縛


じっくり
中森明菜の「少女A」、チェッカーズの「涙のリクエスト」、郷ひろみの「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパンー」など、誰もが口ずさめる歌を作詞してきた売野。今は印税で暮らしているというが、これまでの一番の贅沢はクルーザー購入だという。
元々はフリーランスのコピーライターとして、ラッツ&スターらのキャッチコピーを書いていたが、29歳頃から作詞の仕事もするようになったそう。

「(1980年代は)僕が不良の代表みたいになっちゃって、不良の歌(の依頼)がだいたい来るんですよ」と売野。MCの名倉潤は、「当時は不良がカッコいい時代。僕はちょうどその世代ですけど、売野さんは不良が好きそうな歌を作るんですよ」と振り返る。

そんな不良の憧れでもあり、名倉をはじめ誰もが藤井フミヤの髪形を真似したチェッカーズ。かの名曲「涙のリクエスト」は、歌詞がすぐに浮かんで45分くらいで書いてしまったとか。「すごい考えてヒット曲が生まれると言うことでもない」と売野。

じっくり
また、売野が作詞した曲でインパクト大なタイトルと言えば「(め)組のひと」。化粧品のCMで使われ、尺の間に“「め」が2回入らないといけない”という制約があったことから、作曲家と相談して詞を先に書いたとか。
「自分の経験がないと書けないから、どこかにモデルが必ずある」と売野。「(め)組のひと」の歌詞に登場する女性にもモデルがいたそう。自身の経験から「新島にこういう女性がいたな」というところから詞が誕生したという。

数々の名曲を誕生させた売野は、去年作詞家デビュー40周年を記念したアニバーサリー・コンサートを開催。今も活動を続けている。