<往復6時間>大学生が遠距離通学!「自宅まで100km」でも通いたい驚きの理由とは?:所さんのそこんトコロ

公開: 更新: テレ東プラス

金曜夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫&今すぐ帰省&超技!スーパーキッズ】を放送。

「テレ東プラス」では、7月26日(金)に放送された番組の中から、「驚きの遠距離通学 なぜそんな遠くから通っているんですか?」の内容をプレイバックします。

【動画】TVer:<往復6時間>大学生が遠距離通学! 自宅まで100kmでも通いたい理由は「過酷な運動」

そこんトコロ
リポーターのチャンカワイがやって来たのは、神奈川県横浜市。こちらの岩本さんが遠距離通学をしています。合流早々、「(自宅まで)100kmは超えます」という岩本さんに、チャンもタジタジ!
午後4時40分、帰宅に同行開始。まずはバスで最寄り駅に向かい、電車に乗り込みます。

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山岳部に所属する岩本さんは、通学にも登山用のザックを使用するほどの山好き。移動中も、大好きな山や地図関係の本を読んでいます。
終点から2回乗り換えて北上し、巨大ターミナル駅に到着すると、「ちょっと寄りたいとこがあって」と途中下車。

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立ち寄ったのは、アウトドア専門店。雨用のシューズカバーと補給食のチョコバーを購入しますが、こちらは登山用ではなく、ある"過酷な運動"に必要とのこと。

再び電車で走ること数十分、最寄り駅に到着。気になる交通費は、3カ月で約6万円! 全て両親が負担しています。
最寄り駅から自宅へは自転車で移動し、ようやく帰宅。片道約3時間、往復6時間の遠距離通学です。両親と妹、祖母の5人暮らしの岩本さん。帰宅すると、体を動かす岩本さんを気遣い、お母さんが栄養バランスのとれた夕食を用意していました。ちなみに、昼食のお弁当もお母さんの手作りです。

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お父さんは、子どもにはやりたいことをとことんやらせるタイプ。息子の頑張りについて、「バカっていうくらいやっていますね(笑)。自分とは全然タイプが違いますから」とのことで、お父さんは何が好きなのか聞くと、「ハードロック、ヘビーメタル! ライブやフェスも大好き」と教えてくれました。

続いて、岩本さんの部屋を見せてもらうことに。

そこんトコロ
デスクの上にあった学生証から、岩本さんが通うのは「日本体育大学」のスポーツマネジメント学部だということが判明!
スポーツマネジメント学部とは、スポーツメーカーの経営やイベントの運営など、スポーツをさまざまな角度から学ぶ学部。このような学部は他校にもありますが、「日体大が最先端をいってたので」とのこと。
大学の近くに住まないのは、地元で「将来もずっとやっていきたい」というほど、やりたいことがあるため。遠距離通学をしてでも叶えたい夢とは?

翌日。岩本さんが「やりたいこと」を見せてくれるとのことで、指定された場所へ向かうと…

そこんトコロ
サイクルウェアに身を包み、ロードバイクで颯爽と走る岩本さんの姿が!
岩本さんがやりたいこととは、ロードバイク。高校3年生の時にロードバイクと出会い、現在は日本チャンピオンも輩出する実業団チームに所属。環境が整った今のチームで練習を続けたいという気持ちから、遠距離通学を選択しました。

そこんトコロ
岩本さんにとって、大学の山岳部の活動も自転車に通じているもの。「登山も険しい道をひたすら登る、自転車も汗水垂らしながら歯を食いしばって上る」と熱く語ります。

岩本さんの夢は、大学でスポーツマネジメントを学び、自転車の魅力を多くの人に広めること。夢を叶えるため、今日も遠距離通学を続けています。