藝大中退、離婚、死の恐怖を乗り越えて。謎の巨大楽器を操る女性の壮絶人生:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

6月17日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか(明け方)」(毎週月曜深夜)では、東京・新小岩駅前で出会った、演奏家の家について行きました。

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夜のJR「新小岩」駅近くで、飲んだ帰りという女性に話を聞きました。なんと「テレビ東京は大好きです」とのこと! 思いきってタクシー代をお支払いする代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と交渉すると、「最近急に1人暮らしになっちゃった」と気になる返事が。大したものはないと言いつつあっさり「OKです」とお許しが出ました! 職業は「人前で披露したりとか、教えたりとか」。これはますます気になります♪

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家が近所とのことでコンビニのお買い物代をお支払いして、歩いてついて行きます。りょうこさん(45歳)は新小岩に来て約2年。住むようになったきっかけは、「離婚ですかね」。実はその前にも婚姻歴があり、バツ2とのこと。

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到着したのは高層マンション! しかしエントランスまで来て家のカギが見つからないという緊急事態が発生。どうやら職場に置き忘れてきてしまったということで、タクシーでりょうこさんの職場に一緒について行くことになりました(笑)。
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広々とした職場に通されると、見上げるほど高い物体が目に飛び込んできました。りょうこさんは「これはなんでしょう?」と問いかけます。正体はパイプオルガン。約2.5メートルの高さがありますが、これでもだいぶ小型タイプなのだとか。「これが私の…命ですかね」。

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パイプオルガンの演奏を始めると先ほどの酔っぱらっていた顔つきとは別人に! 曲名は「“鼻から牛乳”で有名な曲(『トッカータとフーガ ニ短調』/J.S.バッハ』)」(笑)。

りょうこさんの職業はオルガニスト。職場はオルガンスタジオでした。教室もやっているそうで、生徒さんの年代は幅広く、一番下は小学生から上は80歳の方までと信頼も厚い様子。ピアノとは似て非なる楽器で、「完全に管楽器の部類に入る」そうです。パイプオルガンには約500本の大小さまざまなパイプが入っており、全て手作り。ドイツ製で全部の部品を分解した状態で日本に運ばれ、職人さんがイチから組み立ててくれるそうです。もし、イチからオーダーメイドで作った場合、「2千…何百万円」は下らないという衝撃のお値段!

りょうこさんは結婚式やオルガンコンサートなど奏者としても活躍。「(パイプオルガン奏者は)手も足も使って演奏する生き物」と、全身の神経を集中させて高度なテクニックを披露してくれました。

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りょうこさんと音楽の出会いは、幼稚園の頃に始めたピアノ。もともとご両親が音楽好きで、家にあるクラシックのレコードの中にパイプオルガンの音源があったそうです。そこでパイプオルガンの音色を聴いた瞬間、りょうこさんは雷に打たれたような衝撃を覚えたといいます。ある日、レッスンに通っていた先生のご自宅にパイプオルガンが入って習えることになり“東京藝術大学を目指すことに。毎年合格者2〜3人ほどという超難関のオルガン専攻に見事入学するも2年目で中退してしまいました。理由は、恋。在学中、夏休みにオーストラリアへ旅行したりょうこさんは、オルガニストの男性と恋に落ちたのでした。

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職場で家のカギを発見し、ようやく帰宅! 間取りは1LDKで、突然の訪問にもかかわらず部屋はきれいに片付いています。冷蔵庫の中を見せてもらうと、鍋が丸ごと入っていて、中には野菜と鶏肉の手作りスープが入っていました。「仕事柄アスリートなので」とパイプオルガン奏者は想像以上に体力を消耗するため、バナナも必需品だそう。

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一通りお部屋を見せていただいたところで、大学時代にオーストラリアでオルガニストの男性に一目惚れしたというエピソードの続きを聞きました。りょうこさんは全てを捨てて結婚したものの、現実が見え始めてストレスが溜まり、30歳の時に離婚を決断。しかしその時、仕事は充実していたものの、身体に異変が起きていました。

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