国公立大学・早慶上理の合格者数が10年で約7倍!安田学園中学校・高等学校の“学校完結型”授業

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名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く情報ドキュメンタリー「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週土曜午前10時30分)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

【動画】名門校にカメラが潜入!

今回紹介する名門校は、「安田学園中学校・高等学校(以下、安田学園)」。ここ10年で国公立大学・早慶上理の合格者数が約7倍という実績を持つ躍進校だ。
生徒への学習サポートが充実しており、マンツーマンのオンライン英会話や先生に気軽に質問できる相談コーナーも。授業はもちろんだが、最大の強みは“放課後”にあった。
番組は、生物クラブでハチの研究に没頭する高校3年生に密着。受験勉強と両立しながら、「全国高等学校総合文化祭」に向けて奮闘する努力の日々をカメラが追う。

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東京・墨田区。JR両国駅から徒歩6分という好立地に「安田学園中学校・高等学校」はある。安田学園では、両国国技館が近いことから、高校1年生の時に学年全員で大相撲を観戦する行事も。案内してくれた生徒会長の遠藤湊斗くん(高校3年生)は、「リアルで見る機会がなかったので、迫力があってとてもいい経験になりました」と話す。相撲の聖地・両国ならではの行事だ。

安田学園は、1923年「東京保善商業学校」として四大財閥の一角「安田財閥」を築いた実業家・安田善次郎が設立。1948年、校名を「安田学園高等学校」に改称し、元々は男子校だったが、2014年に男女共学化した。
全校生徒数は2113人で、2024年春の大学合格者数は、国公立大学に57人、早慶上理に117人、GMARCHには277人。注目すべきは、ここ10年で国公立大学と早慶上理の合格者数が約7倍になり、飛躍的に伸びている点だ。

躍進の秘密を探るため、早速、校内を見ていこう!

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朝、生徒たちが登校すると、校門に立っている稲村隆雄校長先生が「おはようございます!」と挨拶。珍しい光景だが、校長先生は「生徒たちが、毎日頑張って元気で登校できているかどうかを見たいので…」と笑顔で話す。

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全天候型の校庭は、体育の授業の他、クラブ活動や昼休みの憩いの場として利用。

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校舎の北館の玄関には、OB「読売巨人軍」阿部慎之助監督の写真と寄贈品が飾られている。
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こちらは、自習の場にもなる図書館。蔵書数は約7万冊で、大学受験対策のための赤本もズラリ。インターネットで電子書籍が借りられるサービスもあり、英検の対策本や参考書など約300冊がそろっている。

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本館にある職員室の隣には「相談コーナー」が。勉強の疑問点や進路に関する悩みなど、何でも気軽に相談できる。「聞きたいことを細かく聞けるので、すごく助かっています」と、生徒たちも感謝している様子。先生が親身になって、全力でサポートしてくれる。

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安田学園は、クラブ活動も盛ん。バレーボールクラブは30年連続関東大会に出場。卓球クラブやチアリーディングクラブも全国大会に出場する強豪だ。
取材した日は、マネージャーが作ったおにぎりを豪快に頬張る柔道部員の姿も。柔道クラブも、全国優勝を目指して日々練習に励んでいる。

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昼休みは持参したお弁当を食べる生徒が多いが、当日、学校指定のお弁当を注文することもできる。これで530円はかなりお得だ!

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ここからは、学習環境について見ていこう。高校1年生の英語の授業では、海外のネイティブスピーカーとオンラインで英会話を楽しんでいた。生徒に話を聞くと、「自分でやりたいことを選べます。教科書の復習や英検の対策をしています」と教えてくれた。

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英語教育に力を入れている安田学園では、毎年2月に「英語スピーチコンテスト」を開催。海外語学研修や留学プログラムも充実し、毎年100人以上がニュージーランドやオーストラリアに留学している。

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ステージ制のプログラムで段階的に学力を身につけるのも、安田学園のカリキュラムの特徴。高校2年生の2学期までに、学習習慣と自学力を身につけていく。生徒にノートを見せてもらうと、時間割や課題、1日の学習メモなどがぎっしりと書かれていた。

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高校2年生の3学期からは、現役進学力を身につけるため志望大学別にコースが分かれ、より実践的な授業を受ける。

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放課後に行われるのは、安田学園自慢の取り組み「放課後進学講座」だ。学校だけで完結できる学習環境が整っており、参加した生徒たちは「塾には行っていません」と話す。

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「日々の学習のフォローから大学受験対策まで、全て学校でサポートする環境が整っているのが、我が校の特徴。学校完結型の学習環境によって、先生方は生徒個人の弱点を共有しながら指導することができ、生徒は、ともに育った仲間たちと頑張ることができる。一体感が生まれます」(稲村隆雄校長先生)。

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そんな安田学園で、勉強とクラブ活動を両立している山下慶乃さん(高校3年生)と出会った。成績はトップクラスで医師を目指す慶乃さんは、生物クラブに所属している。
生物クラブは全国大会の常連で数々の賞を受賞しており、国際大会にも出場した強豪。中高合わせて46人の部員がハチの繁殖と飼育を行い、その生態を研究するのが主な活動となっている。ハチの学習やコミュニケーション方法などの研究成果を論文にまとめ、「科学コンテスト」に出品するのだ。

慶乃さんと山岡小己呂さん(高校3年生)は、「クロマルハナバチに農薬を与えることによる影響」を共同研究。8月の「全国高等学校総合文化祭」に向けて気合が入る。生物クラブ顧問の小島直樹先生によれば、「大学生、大学院生レベルの内容」とのこと。
研究と受験勉強の両立…それぞれの目標を達成するために全力を尽くす慶乃さんだが、幼虫を観察する過程で、“あるミス”に気づいてしまう…。

毎週土曜午前10時30分放送!「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)をどうぞお見逃しなく!