おかずにもおつまみにも!郷土料理「しもつかれ」とは?絶品玉子焼き&おから炒めも

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼12時00分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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2月8(木)は、栃木県真岡市で昼めし旅。この街は、SLが見られる町として有名。昭和45年に一度廃止になりましたが平成6年に復活し、週末は多くの観光客で賑わいます。そんな真岡市でご飯調査するのは、俳優の宮川一朗太さんです。

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◯◯を丸ごと入れた紅生姜香る玉子焼き!


お邪魔したのは、地元の農産物を扱う直売所の「JAはが野 真岡フレッシュ直売所」。この時季、「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」そして白い「ミルキーベリー」など、種類豊富に並ぶのはイチゴ。実は、真岡市は栃木県の中でも1位の生産量を誇るイチゴの産地です。

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さっそくイチゴを買いに来たお客さんにご飯調査! 1時間ほど粘るもなかなか交渉が成立せず、出入り業者の方に協力していただくことに。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

交渉成立! さっそく紹介していただいた農家のお宅へ。電話でOKをしてくれたのは小菅直子さん。夫の保さんと一緒に米作りを始め、畑で自宅用にさまざまな野菜を栽培しています。

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まずは、自家採れブロッコリーと茎の部分をオリーブオイルで炒め、蒸し焼きに。茹でるより味や食感が良いそうです。ブロッコリーが柔らかくなったところで、揚げハンペンとチクワ、豚の細切れ肉を加えて炒めます。肉に火が通ってきたら自家採れの白菜も加えて、出汁(カツオ・昆布)と中華調味料で仕上げます。白菜がしんなりしてきたら、塩分控えめの具沢山な「野菜炒め」の出来上がり。

続いては、自家採れの赤・白2種類の大根をスライサーで千切りに。水菜は適当な大きさに切り、大根と合わせてサラダにして食べるそうです。

最後は直子さんオリジナルの「紅生姜と海苔入り玉子焼き」! まずは卵に紅生姜と砂糖大さじ1杯を入れて軽く混ぜます。オリーブオイルをひいたフライパンで焼き、ある程度焼けてきたら残りの卵を加え、そこへ海苔を乗せて巻きます。「切った時の断面が楽しみ!」と宮川さん。

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こちらが本日のお昼ご飯。

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おかずやお酒のつまみとして親しまれる郷土料理「しもつかれ」も並びました。粗めの大根おろしに、ニンジン、大豆、そして鮭の頭を加え酒粕と塩で煮込んだものです。

これからも直子さんの愛情が詰まった料理を食べて、お体に気をつけて農作業を頑張ってください!

三代続く家庭の味!具沢山のおから炒め


続いてお邪魔したのは、大正6年創業のお祭り専門店「祭 うえの」。
真岡市は夏に祭りが5つもある、お祭り好きな町でもあります。特に毎年7月、3日間にわたって開催される「真岡の夏まつり」はおよそ17万人もの観光客が訪れる一大イベントです。お店で特に人気の商品は、お祭りの時に着用するオーダーメイドのシャツ。1着4000円から8000円ほどで販売しています。お話を伺ったところで例のお願いを…

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

交渉成立!
晩ご飯を見せてくださるのは、店主の上野守さん、京子さんご夫婦。ご自宅へお邪魔します。

まずは、お孫さんの大好物だという「ポテトグラタン」を作ります。バターとニンニクを乗せたお皿に、切ってレンジで加熱したジャガイモを入れて塩・コショウで味付け。その上にチーズをたっぷり乗せ、子どもでも食べやすいように生クリームをかけます。さらに牛乳を加えたらパン粉をまぶし、トースターで8分ほど加熱します。

2品目は「ミルク鍋」。適当な大きさに切った白菜と厚切りベーコンを鍋に入れます。味付けは塩コショウ。生クリームと牛乳を加えて15分ほど煮込みます。

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続いて、冷蔵庫から取り出したのは、ニンジンとネギとチクワと油揚げを刻んでおいたもの。油を引かずに具材を炒め、火が通ったところで水をたっぷり加えます。そこへ料理酒、醤油、昆布出汁を投入。10分ほど煮込み、おからを加えてほぐしながらしっとりするまで炒めれば、具沢山の「おから炒め」の出来上がり!

あっさりした味わいの「おから炒め」はお酒のつまみにもおかずにもなる一品。京子さんが守さんのお母様に教わった料理だそうです。

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「マイタケご飯」が炊きあがったところで、こちらが上野さん家のご飯。

イカと大根を醤油・料理酒・みりんで味付けした煮物や、味噌と醤油、砂糖で味付けした「サバの味噌煮」など、品数豊富な食卓です。ちょうどもう1人のお孫さんも帰ってきたところで、三世代揃って「いただきます」! さっそく「おから炒め」から食べる守さん。「祖父・祖母・父・母と、100年近くこの味です」。京子さんいわくコツは水の量。「水の分量を間違えるとトロトロのおからになってしまう」とのこと。水はちょっとずつ足すのがポイントのようです。

これからも伝統を守りながら、時代に合わせた素敵な服作りを頑張ってください! 上野家の伝統料理もごちそうさまでした!