99%が早大進学!早稲田大学 本庄高等学院 森の中でも勉強?「自ら学び、自ら問う」教育

公開: 更新: テレ東プラス

名門校の知られざる姿を、生徒や親、教師など、さまざまな視点を通して紐解く情報ドキュメンタリー「THE 名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東 毎週土曜午前10時30分)。「名門とはいったい何か?」常識を打ち破る教育現場に密着する。

【動画】名門校にカメラが潜入!

今回紹介する名門校は、「早稲田大学 本庄高等学院(以下、本庄高等学院)」。
卒業生の99%が早稲田大学に進学し、多数が政治経済学部や法学部などの人気学部に進む他、2022年春からは日本医科大学の指定推薦校となり、進路の選択肢も増えた。
自由闊達な校風のもと、一人一人が自分の道を切り開いて“自ら学び、自ら問う”。自然の中で学ぶ、充実した3年間に迫る。

さらに番組は、約400年続く地域の伝統織物「伊勢崎絣」を守ろうと奮闘する高校2年生に密着。伊勢崎絣を一人でも多くの人に伝えたい…。今や職人はただ一人! 自ら後継者になろうと弟子入りするが…。

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埼玉県本庄市。浅見丘陵の大久保山に、「早稲田大学 本庄高等学院」はある。
四季折々の自然美があふれるキャンパスは、なんと、東京ドーム約15個分の広大さ!
多くの生徒が利用するスクールバスは、JR本庄駅など3つの駅から出ており、県外から新幹線で通学する生徒も珍しくない。
全校生徒数は982人で、1982年に創立。創立当初は男子校だったが、2007年から男女共学になった。
早稲田大学には、本庄高等学院、早稲田大学高等学院(男子校)と2つの附属校があり、通う生徒は“学院生”と呼ばれ、そこには“早稲田大学の一員である”という意味が込められている。

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99%の生徒が早稲田大学に進学し、2023年の春は、73名が政治経済学部へ。2022年春 からは、日本医科大学への指定校推薦制度ができた。

本庄高等学院の教育方針は、「自ら学び、自ら問う」。「自分を知ることで自分の持っている力がわかり、その力を“どう社会に生かしていけるか”を考えるようになる」と、半田亨学院長。

広大な敷地、大自然あふれる環境で、本庄高等学院の生徒たちはどのような生活を送っているのか…早速見ていこう!

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校舎と体育館はそれぞれ3階建てで、コンクリートの質感を生かしたモダンな造りが“学問の塔”の雰囲気を醸し出している。

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生徒たちが「チーズ」と呼ぶ体育館。メインアリーナは、バスケットボールコート2面分の広さ!

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開放的な中央階段は、生徒たちの憩いの場になっている。校内に鳴り響くチャイムは、早稲田大学「大隈講堂」と同じ音色だ。

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図書室の蔵書数は、全国トップレベルの約11万冊! 3年生になると、卒業前に2万字の卒業論文を書くことになっているため、図書室では、熱心に卒論に励む生徒の姿も。早稲田大学から、必要な文献を取り寄せることもできる。

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図書室の隣にあるのは、「稲稜ホール」。座席数は428もあり、音楽の授業や定期演奏などに使われている。この日は、校内で開かれるクリスマスライブのため、生徒たちが楽しそうに練習していた。

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約300名が同時に利用できる食堂は、この開放感! 取材した日の日替わりメニュー(530円)は「チキンチーズカツトマトソースセット」で、頼んだ生徒は、「美味しいです!」と笑顔に。

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本庄高等学院は部活動も盛んで、その数は36もある。元気いっぱいの應援部は、早稲田大学の校歌を熱唱! 早稲田魂を感じさせる熱いパフォーマンスを見せてくれた。

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袴を着て踊っているのは、書道部。部員たちは日々練習に励み、JR本庄早稲田駅前でパフォーマンスを行っている。

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本庄高等学院の生徒たちは、とにかく明るく、自由でアクティブだ。早弁して昼休みを部活にあてる生徒や、應援部の練習に合わせ、伝統の校歌を歌う生徒も。制服はなく、髪型もピアスも本人次第だという。

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キャンパスが広がる大久保山も、「自ら学び、自ら問う」貴重な場だ。本庄高等学院では、この大自然での学びを「大久保山学」と呼んでいる。
山には3世紀から6世紀頃にかけて築かれた古墳群があるため、土器などの出土品が数多く見つかっている。最新機器を使い、大学レベルの研究を行う生徒も。現在、宇宙線を利用して、古墳内部の形を解き明かす「墳Qプロジェクト」が進められている。

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「大久保山学」は教室でも。この日、あるグループは、大久保山の自然の中にある“フィボナッチ数列”について話し合っていた。フィボナッチ数列とは、ある特定の規則で並んでいる数列のこと。
自然界では、至る所にフィボナッチ数列が隠れていて、グループの生徒は、「松ぼっくりにフィボナッチ数列が隠れている」と教えてくれた。自然に恵まれた本庄高等学院ならではの学びといえそうだ。

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海外での交流にも、「自ら学び、自ら問う」の姿勢が表れている。
エビの研究をしている内藤千晶さんは、シンガポールで開催されたサイエンスフェアに参加。

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国連を訪問したのは、佐々木結さん。「アメリカ政府代表部に行き、“核兵器の廃絶を考えているか”という質問をしました。“考えてはいるが、抑止力を無視できない”と強調していて、考え方や立場の違いを実感しました」と話す。

自由闊達な校風のもと、ひとりひとりが自分の道を切り開いていく…それこそが「自ら学び、自ら問う」本庄高等学院生の姿なのだ。

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そんな本庄高等学院で、自分の道を切り開こうとしている1人の生徒がいた。高校2年生の秋山友花さんだ。

放課後、友花さんが通っているのは、群馬県伊勢崎市にある伝統織物の工房。約400年の歴史がある「伊勢崎絣」が並んでいる。
友花さんの師匠は、職人歴50年以上の齋藤定夫さん。伊勢崎絣の作業工程をすべて習得している、日本で唯一の職人だ。友花さんが、週2回、齋藤さんのもとに通うようになったのは、高校入学直後のこと。今は齋藤さんの後継者を目指して修行中だ。

「中学生の頃から伊勢崎銘仙などの伝統工芸に興味がありました。合格発表があった次の日くらいに定夫さんの展覧会があって、そこでご縁があり、通うことができました」。

修業を始めて1年半…後継者になりたいという思いは募るばかりで、友花さんは、伊勢崎絣が忘れられようとしていることに悔しさを感じていた。みんなに知ってもらいたいが、高校生の自分には何ができるのか。考えた末、学院長に“ある企画”を提案するが…。

番組では、「墳Qプロジェクト」の様子やゴルフの授業、友花さんの受験秘話などを紹介する。

毎週土曜午前10時30分放送! 「THE名門校!日本全国すごい学校名鑑」(BSテレ東)をどうぞお見逃しなく!