小沢仁志の映画に出演経験も!?祭りの花形が明かす「青森ねぶた祭」の舞台裏:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

10月30日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、4年ぶりに規制無しで開催された、「青森ねぶた祭」で出会ったご夫婦の家について行きました。

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8月2日から6日間にわたって行われる東北三大祭りの1つ「青森ねぶた祭」。さっそく取材交渉を開始したものの、当然ながら誰もが祭りに夢中でインタビューができないまま、祭りは終了。そこで、23台の山車が保管される「ねぶた小屋」を訪ね、扇子持ちを担当する男性にお話を聞きました。「扇子持ち」とは、ねぶたの進路や速度を扇子で指揮する、各団体の中から数名しか選ばれない、祭りの花形ポジションです。

【動画】「青森ねぶた祭」の花形は「Vシネ」出演経験者!小沢仁志の素顔とは?

さっそく「家、ついて行ってイイですか?」と聞いてみました。すると、このあと「反省会がある」ということで、翌日お家に伺うことに。そこでお買い物代をお支払いするかわりに、手土産を持参。カズナリさん(58歳)が、妻のユキコさん(自称32歳)とともに、快く出迎えてくださいました。

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まずは、ガレージに飾ってあるねぶたを見せてもらいます。木と針金と和紙で作られたねぶたは、電気代など全部ひっくるめて2,300万円ほどかかるそうです! 18歳から参加しているカズナリさんにとって、ねぶた祭は「私にとって全てです」。

5LDKの持ち家で、息子さんと家族3人暮らし。リビングに通していただいて、まず目に飛び込んできたのは…

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俳優・小沢仁志のサインと写真! ご夫婦そろって小沢仁志を応援する「青森小沢会」のメンバーなのだとか。「年に1~2回お会いして、一杯飲んだり。頭が低くて、それでもやっぱり“兄貴”っていう感じ」とカズナリさんが言えば、ユキコさんも「ギャップが好き。親しみやすいというか」と、ゾッコンな様子。カズナリさんは小沢仁志が出演する作品に、エキストラで出演したそうで、そのシーンを観せていただきましたが…。

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実は、カズナリさんは大学職員で、剣道部の監督も担当。そのため書斎は剣道の荷物でいっぱい。今年の2月に七段に昇格し、最終目標は合格率1%未満の八段(最高位)。

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寝室の奥にはサンルームがあります。「青森は日照時間が少ないから、日当たりの良い部屋で洗濯を干す」といいながら、見せたかったのは「曳き手」のTシャツのようです。「曳き手」とは、ねぶたを曳く係のことで、カズナリさんの所属する団体では、高校生たちが担当しているといいます。

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「今日は審査の発表日なんです」と、カズナリさん。祭りの最終日に、23の団体の中から1位から3位までが発表されます。「それを目指して、みんな一つになって大賞を取ろうと。昨年より1点でも多く取れれば、ねぶた大賞に近づく」。

カズナリさんたちのねぶたは、2008年に大賞を受賞後、しばらく賞から遠のいているといいます。「ねぶた師さんが良いねぶたを作っても、運行がでたらめなら点数は低くなる。囃子が下手くそなら点数は低くなる。だからみんなでまとまって、昨日よりも今日の運行をもっと良くするべ」。

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ちなみに、1年かけて作ったねぶたは祭りの期間が終わると壊すのが慣例。「この1週間にねぶたへの想い、製作してきた人の想いが詰められて。だから、責任はありますよ。ねぶた本体の動きは、扇子持ちの腕にかかっているわけだから」と熱い思いを語ります。

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さらに、扇子持ちについての話になると、ますます熱がこもります。

カズナリさんが扇子持ちを任されるようになったのは、まだ経験は浅く5年ほど。それまでは「警察とタッグを組んで、祭りを妨げる連中の取り締まり。20年、団体から離れてそっちの支援をしていたんです。やっと、扇子持ちやれと指名を受けた」。

念願の扇子持ちになったカズナリさんですが、コロナ禍によって中止となったのが4年前。

「その時が一番ショックだった」と振り返ります。その後、さまざまな規制によって、ねぶたの運行が縮小。しかし、「今年はフルスペックでやるよ。規制無しだよ。我慢してきたぶん、今年の運行に懸けましょうよって想い」。

ひしひしと4年越しの想いが伝わってきますが、なぜ、ここまで熱中できるのでしょうか。

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