豪快!現役漁師が腕を振るう海鮮焼き!巨大ハマグリ&ジャンボマッシュルームも登場

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼12時00分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

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10月11日(水)は茨城県鹿嶋市で昼めし旅。鹿嶋市といえば、市内の湖・北浦で行われる花火大会。湖上の鳥居越しに打ち上がる108連発の花火は圧巻です。そんな鹿嶋市でアポなしご飯調査に挑むのは、タレントの大家志津香さんです。

【動画】今すぐマネしたくなる人気店のまかないをチェック!

こだわり抜いたミートソースが決め手のピザ


お邪魔したのは、「イタリア食堂 PECORA」。お店を切り盛りしているのは、オーナーシェフの野ヶ山謙介さんです。以前は東京のレストランで働いていた野ヶ山さん。3年前に鹿嶋市に移住してお店を開き、地元の魚介類を使った料理が評判なのだそうです。

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まずはおすすめのランチメニューをお願いすると、見せてくれたのは千葉県産のジャンボマッシュルーム! これを細かく刻み、ニンニクと一緒に炒めます。焦がさないよう注意しながらじっくり炒めることで、旨味がよりいっそう凝縮するそうです。これをオリーブオイルに漬け込んだポルチーニと合わせたら、スパゲッティの茹で汁で伸ばしてパスタソースに。ソースが煮詰まってきたら、生クリームと焼いたベーコン、茹で上げたスパゲッティを投入し、しっかり和えます。

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仕上げにチーズと黒コショウをかけて、この日のおすすめパスタの出来上がり。サラダとスープも一緒にランチセットでいただきます。サラダは生マッシュルームとキッシュのサラダ。「パスタはすごく濃厚! サラダもドレッシングの甘みと酸味が絶妙で、生マッシュルームもとってもジューシー」と大絶賛する大家さん。絶品イタリアンを堪能したところで、例のお願いを…。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

交渉成立!

まずは、独学というピザを作ります。手早く生地を伸ばして円形にしたら、自家製のミートソースをのせます。ミートソースのこだわりは、独特の甘みと香りを持つフェンネルというスパイスを使うこと。しっかりと煮詰めて旨みを凝縮させます。ミートソースの合間にモッツァレラチーズをのせていき、パルメザンチーズをふりかけたら、さらに加えるのが生クリーム!

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ピザ専用オーブンで焼き上げたら、ミートソースとモッツァレラ、生クリームを使ったラザニア風ビザの出来上がり! さらにお店の名物デザート、手作りの「大人のキャラメルプリン」も。イタリアンレストランならではのメニューとなりました。

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こちらがイタリア食堂PECORAのまかない。

「スパイスがきいていて、ミートソースも大人の味!」と、大家さんはまたまた絶賛。プリンも濃厚な見た目ですが、口の中でとろける柔らかさを狙っているそうです。これからも料理づくりに情熱を燃やし続けてください! ごちそうさまでした!

メニューに加えてほしくなる旬の魚の漬け丼が登場!


続いて大家さんが見つけたのは「浜焼き 漁師小屋」。5年前にオープンした海鮮焼きのお店です。中でもイチオシの名物がハマグリ。幅10センチほどもある巨大ハマグリは鹿嶋灘でとれたもので、ジューシーな味わいが魅力なんだそうです。

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店主で現役の漁師でもある小野和儀さんのおすすめは、殻付きの新鮮なカキを日本酒が入った缶に入れ、直火で蒸し焼きにする「ガンガン焼き」(1,500円)。もう1品は網に乗せて目の前で豪快に焼く「浜焼きセット」(3,000円)。美味しいカキを存分に堪能したところで、例のお願いを…。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

交渉成立!

鹿嶋沖でとれた今が旬のマダイを、酒や砂糖、醤油を合わせた甘めのタレにしばらく漬け込みます。その間に刻んだ水菜と大根をご飯にのせます。

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あらかじめ作っておいた、タイやサーモン、マグロなどの魚の切れ端を細かく刻んで、とびっこと混ぜ、醤油で味つけしたものも一緒に。さらにキュウリと玉子焼きを添えます。

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こちらが浜焼き 漁師食堂のまかない。甘めのタレに漬け込んだタイのほか、お客さんには出せない余った部分をたっぷり盛り付けた漬け丼。旬の地魚満載で、まるでメニューのような見映えも豪華な1品です。

3年前に他界した、一緒にお店を盛り上げてくれた妻・由美子さんとの思い出を語ってくれた小野さん。ご夫婦の思い出が詰まった大切なお店を、これからもずっと守っていってください! 美味しい料理と素敵なお話をありがとうございました。

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