日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー！ そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ？」（月曜夜6時25分～）。今回のテーマは「ニャンとしても手に入れたい福がある！運命に招かれちゃったニャンSP」。大切な人のためにがんばるYOUたちが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか？
以前密着したYOUから呼び出されたので、とりあえず行って話を聞こうという「呼び出しYOU」。
やってきたのは千葉県南房総市。呼び出したのは、かつて企画「YOUの1万円の使い道は？」で出会った、“包丁YOU”ことアメリカ合衆国出身のベンさん（当時24歳）。料理好きだが、使っていた3000円の包丁の切れ味が悪いので、最高にカッコいい1丁が欲しいと希望したYOUだ。
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手厳しい彼女・ひなさん（当時24歳）が喜んでくれる最高の日本食を作りたい…と、番組で買った1万円の高級包丁を手にがんばった。なのにやっぱり、具材が分厚く味が薄い！と、ばっさりダメ出しされたのだった。
そんなベンさんが、今度はプロポーズを助けてほしいという。2年前に英語教師として来日後、インターネットを通じてひなさん（彼女）と出会い付き合い始めた。このままずっと一緒にいたいと願いプロポーズを決意したものの、肝腎の彼女は移住すると家族に会うのが大変になる…と、国際結婚が不安だそうだ。しかもひなさんは東京在住なので、ふたりは同棲経験もなし。
それでもベンさんは、半年前から約45万円のプロポーズリングを用意し、プロポーズに備えてきた。が、返事が不安すぎて1人じゃ渡せそうもないから助けてほしいというのだ。そんなふたりが心配なので、呼び出し密着決定！
プロポーズの1週間前、まずは現場の下見から準備スタート。ベンさん自ら選んだ体験型レストラン「和色－WASHOKU－」（自分で寿司を握って食べられる）も、全面協力してくれることになった。ひなさんが大好きなお寿司に加え、現場となる屋上のテラス席は絶景で、成功への期待が膨らむ。場所が決まったら、次は作戦の練り上げだ。ちなみにスタッフと練りに練った今回の作戦はこちら。
1 デートを装い、ひなさんが好きな寿司を食べにお店へ
2 仲良く寿司を握ったらテラス席へ移動
3 完食後、トイレに行くふりをして席を立つ
4 戻ってきたらプロポーズ開始！しかし具体的な動きが決まった途端、ベンさんは極度の緊張状態に襲われ笑顔が消えた。うーん、心配だ…。というわけで、ベンさんのために強力な助っ人も登場。それは…番組MCのバナナマン！ 番組の大ファンというひなさんのためにも、初の仕掛け人になることに。日村はベンさんを応援したいと連呼するが、設楽はプロポーズの成功確率が気がかりだ。過去の密着を思い出し、「俺の記憶では、“包丁YOU”ってちょっと空回りする感じじゃない？」と、結果を不安視する。
そして、いよいよ運命のプロポーズ当日がやってきた。前夜は眠れなかったというベンさんだが、「みんなのおかげでいいプランができたし、絶対うまくいくと信じてる！」と、気持ちを奮い立たせる。
まずは手はずどおり、ひなさんを最寄り駅に呼び出してデートを開始。もちろん密着していることは内緒なので、怪しまれないよう厳重に隠し撮りや尾行を行う。なんと各所に隠しカメラを11台も設置するなど、スタッフ一同も撮りこぼしがないよう準備に余念がない。
ベンさんは「オシャレな店を見つけた」とひなさんを誘い、舞台となるレストランへ。ステキな店内にひなさんからは笑みがこぼれたが、ベンさんがチラチラ（カメラを）気にするものだから、何かを怪しみ始めてしまった。
しかし店員さんがすかさず「寿司教室を始めます」と助け舟を出してくれたおかげでセーフ。寿司教室では、美しく握ったひなさんが、ベンさんの雑な握りを見て「（見た目）悪いね、やっぱりテキトー。ライスが下手」などと、やっぱりダメ出ししまくるのだった（笑）。
ここで店員さんが、ふたりと完成した寿司を運んでテラス席へ。ステキな景色を眺め、楽しい時間を過ごしながらも、ベンさんは緊張のあまり寿司が喉を通らなくなり、大きなため息を何度もつき始めた。そして完食できぬまま、トイレへ行くため離席することに。
さあ、これが作戦スタートの合図だ。テラスに設置してあった大型モニターから、突然サプライズVTR（仕掛け人のバナナマンがMC）が流れたので、ひなさんはギョッとした。
モニターのバナナマンの呼びかけを合図に、タキシードに着替えたベンさんが颯爽と再登場！ 驚くひなさんの前に跪いて、「人生をかけて君を愛すよ。だから君にお願いがある。僕と結婚してください！」と、指輪を差し出した。ひなさんはどんな返事を返すのか！？
すると、嬉しそうにただひと言、「YES」！ プロポーズは大成功だ、おめでとう！
担当Dが「今日1日ずっと隠しカメラで撮ってました」と明かすと、ひなさんは怖がったものの(笑)、「嬉しい。今までどおり仲良く楽しく過ごしたい。月曜日はこの番組を観て、毎週この瞬間を思い出せる！」と、素直に喜んでくれた。大緊張したベンさんも、「大変だったけど彼女が喜ぶサプライズができて本当によかった」と担当Dと握手をかわし、これからも笑いの絶えない家庭を築く、と誓った。密着はここまで！ ベンさん、ひなさん、末永くお幸せに～♡
