衣装代に総額150万以上!美しきイラン人ベリーダンサーが「日本人になりたい」本当の理由:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

9月18日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、「アラビアンフェスティバル2023」で出会ったイラン人ベリーダンサーのお家について行きました。

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渋谷区・代々木公園で開催されていた「アラビアンフェスティバル2023」。会場で、魅惑のベリーダンスを披露していたダンサーの方々に声をかけました。ステージを終えて、ショールを羽織っていたのを、カメラの前ということでわざわざショールを取って取材を受けてくれました。素晴らしいサービス精神!

【動画】イラン人ベリーダンサーが激白。日本国籍取得、年収300万以上の壁

ご両親はイラン出身ながら、日本生まれで千葉県出身。「ランドセルを背負って、日本の義務教育を受けました」と、自己紹介してくれたティナさん(写真右・20代)。衣装から着替えた私服もセクシー! 「ショーの時は荷物も多いし、重い荷物を運べる格好です」。

タクシー代をお支払いして、お家について行きます。ベリーダンスをお仕事としているティナさん。おもな収入はクラスレッスンやプライベートレッスンで、その他、イベントや企業のパーティーなどに出演されているそうですが…「贅沢な生活はできないです」。

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玄関に飾られた”イランっぽい”置物はダンスをする時に頭にのせる装飾。1LDKで家賃13万円ほどというお部屋はキレイに片付けられています。

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「今買ったら、二桁三桁くらいする」という、ペルシャ絨毯が存在感を放っています。お母様が結婚する時のお祝いにもらったものだとか。寝室にもペルシャ絨毯!

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クローゼットの中には、1着5万円以上はするという衣装がたくさん収納されています。「衣装はすごく大事。オーダーだから高い」という、その大事な衣装の中から、お気に入りを着てもらいました。鮮やかなグリーンが、ティナさんの魅力をより際立たせます。

ちなみに、ベリーダンスのベリー(Belly)はお腹を意味し、お腹を動かすことが特徴。いくつか、フォームを見せてくれます。ベリーダンスを始めたのは高校生から。国際大会で優勝経験もあるティナさんの腰の動きは圧巻!

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冷蔵庫には野菜を中心にした食材がびっしり詰まっています。自炊するメニューはほぼ和食。「物心ついた時から、和食大好き」といい、デザートよりも酢の物を欲しがる子ども時代だったとか。

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「何かつくりますか?」と、ササッと料理を始めて出来上がったのはナスの揚げびたし。美味しくいただいた番組スタッフは「普通の日本人より和を愛している」と、感動。「前世は絶対に日本人だったと思う」とティナさん。昭和歌謡を愛し、「聴くと懐かしい気持ちになる」といいます。

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今、日本にいて良かったと思うか尋ねると、「イランにいるとベリーダンスをできないので…捕まっちゃうからね」。本場だと思っていたのに驚きですが、実は今のイラン政権では、女性が肌を露出することを認めていないため、ベリーダンスは公の場で禁止されているとのこと。そのためベリーダンサーたちは「海外に出ちゃいましたね」…。

部屋の一角で書類と500円貯金箱を見つけた番組スタッフ。

実はティナさんは日本人に帰化するために「国籍取りたくて奮闘している」といい、そのための書類を見せてくれました。その手続きは多岐にわたり、他の国よりも手続きが大変なのだとか。貯金箱は、帰化申請するための手続きに必要な資金を貯めるため。生まれも育ちも日本なのに、「日本は日本で生まれても日本国籍はもらえない」…。ティナさんがそこまでして日本国籍が欲しい理由とは?

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