秋競馬~競馬場グルメまで!立川周アナ×冨田有紀アナ「ウイニング競馬」同期対談

テレ東プラス

2023年4月より、「ウイニング競馬」(テレビ東京:毎週土曜ひる3時 BSテレ東:ひる2時30分)のMCを、入社3年目の冨田有紀アナウンサーが担当。同期の立川周アナウンサーも競馬中継の実況を担当し、活躍しています。

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「テレ東プラス」は、立川アナ×冨田アナによる仲良し同期対談をお届け。「ウイニング競馬」の裏話から近況まで、話を聞きました。

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「今秋は、ウシュバテソーロに注目しています」(立川アナ)


――入社3年目を迎えた立川アナと冨田アナ。まずは、ここまで振り返っての感想からお聞かせください。

立川「入社1年目から、憧れだった『ウイニング競馬』で実況の仕事を経験させていただき、スポーツ全般に関わるという意味で仕事の内容に大きな変化はありませんが、少しずつ表現の幅が増えてきたかなという印象です。
自分が携わった番組はデータで保管しているので、入社1年目の実況を見返すこともありますが、声の張りやゴール前の盛り上げ方、言葉の選び方やスムーズさに関しては、少し進歩したのかなと。チャンスをいただき、経験させていただいている分、しっかり成長していかなければならないというプレッシャーはありますが、トライアンドエラーを繰り返し、どうにかこうにか成長できているのかなと思っています」

冨田「私は立川アナとは対照的で、入社以来、さまざまな仕事を担当させていただきましたが、4月から『ウイニング競馬』を担当させていただけたことは、自分の中でかなり大きな出来事でした。1~2月ぐらいから準備を始めましたが、この半年間は、時間が進むのがとても早かったような気がします」

――それほど充実していたということですよね。この夏は、地方の競馬場に行く機会も多かったと思いますが…。

冨田「そうですね。5月以降は対面で関係者の皆さんに取材をさせていただく機会が多く、特に最近は、週に1回は福島や新潟に行き、北海道や茨城、滋賀にも出張しました。毎日とても充実しています。
番組を担当させていただくまでは、馬券がいくらから買えるのかもわからなかったので、とにかく先輩方や立川アナに聞いて、まずは競馬の知識を詰め込むところから始めました。いまだにわからない用語もあるので、まだまだ勉強中です」

――番組を担当して、競馬に対するイメージは変わりましたか?

冨田「取材に行くと、数えきれないくらいの方々が関わって競走馬を支えていることがわかり、さまざまなドラマが見えてきました。みなさんの競馬へのおもいに触れることも多く、感動することも多いです」――現場では、お互い心強い存在ですか?

冨田「心強さはありますが、立川アナが一生懸命頑張っている姿を見ていると、”私もついていかなければいけない”と気が引き締まります。そして現場では、私が疑問に思ったことを、丁寧にわかるように説明をしてくれるので、とても安心できます。
立川アナは基本面白いんですけど、仕事では絶対に妥協しませんし、競馬に関しては先輩なので、尊敬もしています。YouTubeの音声を聞いただけで、何年のどのレースの実況か当ててしまうのもすごいなと。研究熱心なのを飛び越えて、“競馬が好き”という熱い気持ちが伝わります。
同期の立川アナが実況をし、私がスタジオで引き取るというのが、かねてからの夢だったので、それが実現したことがうれしいですね」

立川「冨田アナは努力の人なので、すごいなと思います。競馬に関する本を読んだり、人に聞いたり、ノートやPCにメモしている姿をよく見るので、着実に競馬の知識を吸収しているなと。何より競馬を好きになって取り組めているのが大きいかなと思いますし、積極的に現場に出向いて得たことも多かったのではないでしょうか。スポーツは、現場に行かないとわからないこともありますから」

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――中継の日は、食事を楽しむ時間もないとは思いますが、競馬場のおすすめグルメを教えてください。

立川「先日食べてすごくおいしかったのは、新潟競馬場にある『料亭一〆』の『たれかつ丼』です。これがもう、むちゃくちゃおいしくて(笑)。皆さんにもぜひ、味わっていただきたい!」

冨田「私は、以前立川アナと行った、新潟競馬場近くにある『廻転寿司 弁慶』というお店がすごくおいしいかったです。1時間半くらい並びましたが、ネタが新鮮で並んだ甲斐がありました」

立川「おいしかったよねぇ(笑)」

冨田「お寿司屋さんで並んでいた時も、競馬ファンの方に気づいていただけて、福島競馬場に行った際は、2人で帰りの新幹線を待っていたら、やはり競馬ファンの方が話しかけてくださって…」

立川「ローカル開催あるある!(笑) 競馬好きな方との会話は楽しいよね」

冨田「競馬ファンの方と交流して生の声が聞けるのは、やっぱりうれしいですね」

――ズバリ、秋競馬の見どころは?

立川「GⅠでいうと、『ジャパンカップ』や『天皇賞(秋)』でしょうか。イクイノックスが『ジャパンカップ』に出るかもしれないと囁かれていますし、ここまで引っ張ってきたエース級の馬たち、この夏で成長した若い馬たちのハイレベルなレースが見られるのではないかと。
あと、ウシュバテソーロという馬がいて、それが今度、アメリカで行われる『ブリーダーズカップ・クラシック』(11月4日)に挑戦する予定なんですよ。ずっと芝で走っていたんですけど、去年4月『横浜ステークス』で初めてダートを走り、ものすごい勝ち方をした馬なんです。実は私、オンエアでそのレースを実況しておりまして、“この馬すごいな”と思っていたら、去年12月の『東京大賞典』、今年3月の『ドバイ・ワールドカップ』で次々と勝利。ものすごく強い馬なので、とても楽しみにしています」

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冨田「私は、夏の間、牧場や函館競馬場などに出向き、イクイノックスにも会うことができました。イクノックスをはじめとしたスター馬が、秋に悠々と走る姿を楽しみにしています。秋もGⅠレースにはできるだけ足を運び、馬たちが頑張る姿を見たいなと思っています」

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