世界の巨匠から直々にオファー!?人見知りな男性が芸人になった意外すぎる理由:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

テレ東プラス

8月28日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、東京・JR中野駅界隈で出会ったお笑いコンビ「アマレス兄弟」のアマレス太郎さんのお家について行きました。

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JR中野駅前で、大きなバッグを抱えた男性に声をかけました。中身は人形!? 「お笑い芸人をやっていまして、ネタの小道具です」。よく見たら、「アマレス兄弟」の弟・アマレス太郎さん(39歳)! 買い物代をお支払いしてお家について行くことになりました。

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アマレス太郎さんはフリー(事務所未所属)の芸人さん。相方のアマレス兄がネタを100%作っているので、人形制作はアマレス太郎さんが担当しています。そのため、1K(家賃6万6,000円)の部屋の中はネタで使う人形8体が占拠しています。自炊はほとんどせず、コンビニのお弁当が主食。「15年ぐらい彼女もできないっすね」。

【動画】ギャラは月7万円…超大物芸人たちとの意外な繋がり

人形制作に使うウレタンマットなどは、無料の広告掲示板などで入手しているそうで、アンドレ・ザ・ジャインアントの人形は全長約2m30㎝。2週間ほどかけて制作した、まさに大作です。

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衣装ケースの上にもウレタンが…。こちらは「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」(フジテレビ系)という人気番組に出演した際の戦利品!? 「(足元の床が開いて舞台の奈落に)落ちた時にウレタンのスポンジが敷き詰めてあるんですけど、甲子園球児が砂を持って帰る感じで、記念に」。

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部屋の隅にはたくさんのフリップ。ピン芸人だった時に使っていたそうで、ネタを見せてもらいました。ちなみにフリップ芸は「ゼロ笑い」だったのだとか…。冷蔵庫を見せていただくと、缶ビールなどお酒が多い印象。芸人さんというと、外に飲みに行くイメージがありますが…? 「『きつね』の淡路さんの家によく招待してもらって」、とアマレス太郎さん。そこで、ヒコロヒーや「納言」の薄幸、「トム・ブラウン」の布川ひろきといったそうそうたるメンバーで飲むことも。

「『明日の収録のネタを考えないといけない』といって、途中からそれぞれが部屋に入ってしまって。リビングで1人で2時間飲んでいたこともあります。それを見て、やっぱり皆さん影で努力しているんだなと勉強になりました」。

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今度は「北野組」と書かれたトートバッグを発見! 「映画の撮影が終わった後にいただいた」と、意外な言葉が出てきます。なんと、北野武監督の最新作、『首』にも出演。

「たけしさんが年末にやっているネタ番組の特番がありまして、その中の1組だったんですよ。そこで覚えていてくださったのか、(映画の)キャスティングをされている方から、兄(相方)の電話に連絡が来たみたいで。『北野組ですけど、監督が呼んでいますので』って」。

ネタを披露する姿を、ビートたけしに見初められ、監督作品に出演とは、まさにシンデレラストーリーです。

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さらに、「たけしさんにネタの稽古もつけていただいた」といいます。撮影の合間に監督から「こういうネタどうだ」と声をかけられ、その流れで翌日、ビートたけしが出演する生放送番組の楽屋で2時間ほどネタの指導を受けたそうです。「1回、たけしさんの番組で、たけしさんにいただいたネタも披露させていただいた」と、芸人垂涎の事実が明らかに!

ちなみに現在の芸人としての収入は6~7万円ほどだそうで、バイトしてギリギリの生活。「最初のうちはコンビで呼んでもらったけど、収録中、僕が一言も喋らなくて。『次からお兄さんだけでお願いします』みたいな。何とかしなきゃと思っています」。

中学時代から人付き合いが苦手で、高校デビューを夢見るも「3年間、友達が1人もできずに卒業」。その理由は「自分が入ると盛り下がるんじゃいかという恐怖心」だったといいます。そんなアマレス太郎さんが、なぜお笑い芸人を目指そうと思ったのでしょうか?

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