「じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時放送)。
8月10日(木)の放送は、「リッツ美容外科」院長・廣比利次さんが、究極の整形術「顔面骨切り術」を紹介!
整形手術と言えば、目・鼻・胸を変えるイメージが大きいが、院長は30年以上顔の形を変える「顔面骨切り術」に特化し、症例数は5000件以上。その技術は海外でも高い評価を得ており“顔面骨切り術の匠”と呼ばれることも。
「顔面骨切り術」とは、エラ、上アゴや下アゴをなど顔面の骨を切除して輪郭を調整するもので、小顔になりたい人、アゴが長い、エラが張っているなどの悩みを解消する手術なのだが、一般的な整形手術と比べて難易度が高い。
また、口元を手術することが多く、見て憶えることがなかなかできないため、技術習得も難しく、日本できちんとできる医師は10名いるかどうか。院長も「向いていない」と判断した後輩には、一切やらせないという。
番組では、手術の過程を紹介。手術を希望したのは吉川聡さん(25)で、高校生の時に「モアイ像のよう」と言われてからアゴがコンプレックスになっているという。
まずはレントゲン撮影を行い、画像をもとに3D骨模型を作成。模型を見ながら患者と相談し、ベストな術式を決める。
今回、院長は、下アゴの部分を4mm奥へ下げ、さらにアゴ先とエラを切除してシャープな輪郭を目指すことに。
少しでも手元が狂うと神経を傷つけて大事故に! 模型をもとに手術を進めるが、わずか1時間で右側の下アゴの骨の切除を終え、左側の下アゴは40分で摘出。このスピードと正確性が“匠”と呼ばれる所以で、院長は64歳ながら、時に8~10時間にも及ぶ手術を、休憩なしでやりきるという。
骨切りを終えた吉川さんは、アゴがすっきりとした小顔に。二重まぶたの手術もし、顔に自信を持つようになった吉川さんは、歌舞伎町でホストを目指すという。ビフォーアフターは、ぜひ「ネットもテレ東」で!
院長によると、顔面の神経は人によって走っている位置が違うため、骨模型を見ながら手術しているが、かつては模型がなく、勘が頼りだった時も。
模型の登場によりかなり確率は下がったものの、神経がたくさん通っている顔面の骨を切ることで、神経麻痺などのリスクも生じるそうで、院長は骨模型を作り、神経を見た結果、手術を断るケースもあるという。
廣比院長は、大学病院の形成外科出身。交通事故などで被害に遭った人の顔面治療をしており、美容外科の手術をする中、骨格を変えることに力を入れるようになったという。
番組では、MC・名倉潤と熊切あさ美が「顔面骨切り術」をしたらどうなるのか? 最新技術を使ってシミュレーションすることに。
院長は、「熊切さんは輪郭がパーフェクトに近いので何もやる必要がない」と話すが、顔を縦方向に少し縮めて小さくすると、可愛らしくなるとアドバイス。さらにクマを取ると、手術費用は合計484万円かかるそう。
名倉のシミュレーション結果は、可愛い感じに。「顔の横幅が細い分、縦方向に伸びている感じがする。額と鼻、鼻から下の比率が1:1:1がいいといわれているので、アゴを上方向に持ち上げてエラからアゴもちょっと短くした」と院長。名倉の場合、手術すると合計506万円! 本人は「絶対せえへん!」と力強く宣言していた(笑)。名倉のビフォーアフターは、「ネットもテレ東」で確認を!