海外で活躍する取材コーディネーターや日本大好き外国人などの海外特派員と中継をつなぎ、世界の国々を中継で旅する新感覚旅番組「有吉の世界同時中継」。「テレ東プラス」では、6月22日に放送された番組の中から「日本を守れ! 動植物検疫探知犬」の内容を振り返る。
この夏、海外から多くの外国人旅行者が来日し、成田空港も大混雑が予想されるが、それに伴い、薬物や危険物などの持ち込みも増加しているのだという。そんな危険から日本を守るため、空港で日々奮闘しているのが動植物検疫探知犬だ。探知犬が摘発するのは、ソーセージなどの肉類全般にはじまり、野菜類や果物など多岐にわたる日本に持ち込めない禁止品。こうした食品からの伝染病などを探知犬が防いでいる。
成田空港には十数頭の探知犬がおり、それぞれが専属のハンドラーと呼ばれる人とペアを組み、一緒に活動をする。主戦場は、旅行者が荷物を受け取る国際線の手荷物受取所。旅行者の荷物を外からかぎまわり、中に潜む持ち込み禁止の違反物を探し出す。荷物の前で「お座り」するのが、中に禁止物があるときのサインだ。