7月29日(土)放送の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時50分)は、普段は恥ずかしくて出来ないお笑いの話を思う存分話す好評企画「お笑いを存分に語れるBAR」第9回。レギュラーMC陣(おぎはやぎ、劇団ひとり)と飯塚悟志(東京03)に加え、囲碁将棋(文田大介、根建太一)、蓮見翔(ダウ90000)が、「東京お笑いライブ」について語り合った。
コロナ後の東京ライブ
今、コロナ前後で東京ライブシーンに変動が起きている。
・東京ではお笑いライブが異常に増加し、劇場とお客さんの取り合いに
・ファンの趣味が細分化され、お客さんを何人持っているかが重要
囲碁将棋・根建は、金属バットやDr.ハインリッヒなどカリスマ性がある芸人たちのライブは満員になり、配信チケットも売れるため、恩恵にあやかろうと「みんな金属バットとライブやりたがる」と証言。
コロナ禍では通常の状態でのライブができなかったため、それぞれに苦悩が。特に漫才師は、2人の間をアクリル板で遮られてしまうため掛け合いに難しさが。根建によると、トレンディエンジェルは2人で交差するキメポーズができないため「フォーム崩してました」とのこと。一方、蓮見率いる「ダウ90000」は、コロナの2020年9月結成。8人組だが、同じステージに5人までしか立てないというライブのルールがあったため、「そもそもネタもできなかった」ところからスタート。
また、会場収容定員の50%しか観客を入れられないという規定もあった。キャパ20人の会場で最前列は使用不可の上で50%となると、「お客さんの方が少ないんですよ」と蓮見。演者8人に対し、観客6人という状態だったそう。
逆に、プラスだったことも。次第に大きな劇場でライブを行うようになる中、収容定員の50%制限からチケットは完売するため、「常に満席ではライブやれてた」と。蓮見は「“このキャリアでここ埋めてるのすげぇな”って勝手に思ってもらえたんですけど、実際は半分くらいしか埋まっていないので、そんな人気じゃなかったんですけど、人気あるフリが出来た」と振り返った。
その他、2日間で2万4000人、配信と合わせて約5万人動員した「東京 03 FROLIC A HOLIC feat. Creepy Nuts in 日本武道館」の話題や、昨年1000ステージに出演した囲碁将棋の裏事情、ネタを書く仕事が急増し星野源や劇団ひとりにもネタを書いた蓮見の仕事を受ける・断る基準なども。「ネットもテレ東」をチェック!