日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎え、アポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分~)。今回のテーマは「いつだって心は少年!アゲアゲYOUがトライ&トライSP」。アゲアゲ↑まくりの95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
成田国際空港で声をかけたのは、『スシロー』を目当てにやって来た、カナダの若者・ケイレブ(22歳)さん&マーリーさん(21歳)。以前、来日して店にハマったケイレブさんは、今回もまた食べに行くという。マーリーさんはその話を聞いて、初海外旅行を楽しみにしてきた。ふたりはアジアンスーパーで働く同僚。カナダで売られている寿司は、かなり高額なのに、スシローは美味くて安いからすごいと鼻息を荒らげる。
マーリーさんは、「50皿はいけるっしょ! この腹には大量に入るよ」と、パンパン腹太鼓をならした。そんな爆食ツアーについて行きたいというと、面白がってくれたので密着決定。
その夜、ふたりから“翌日の夜8時に大阪の江坂駅で会おう”というメールが届いた。って、大阪!? スシローは全国に642店舗(店舗数日本一/2023年6月時点)あって、都内にも60店舗ある。なのになぜ大阪なの…?と頭を悩ませつつ、江坂駅でふたりを待つが、いっこうに現れない。すると30分後に連絡がきて、マーリーさんの腹痛でスシローに行けそうにないという。というわけでこの日は解散となったが、数日後に復活メールをもらえたので、今度こそ!
江坂駅で無事に合流! で、マーリーさんの体調は? 原因不明の腹痛で、4日間もホテルで寝込んでいたが、もう大丈夫そうだ。
さっそく事前に調べたスシローへ向かうなか、なぜ大阪なのかと聞けば、「スシローの1号店があるんだよ! だから行きたかったのさ!」という。なるほど~!立派なビルに到着し、担当Dも1号店に取材許可をもらおうとビルに入ったところ…、そこは1号店ではなく、なんとスシローの本社だということが明らかに。マーリーさんも、「ここ食べるとこじゃなかったぞ」と拍子抜けしたが、ふたりは「でも最高だよ」「建物スゲぇキレイだし、中にスシローの写真あったぜ!」と大はしゃぎで、本社ビルをバックに自撮りしまくった。
とはいえ腹ペコのふたりは、スマホで近くの店舗を探し、いよいよ入店。着席するとスシローの店長さんに「4年前にスシローに来て、また行きたいと願ってたんです」「僕は今日50皿食べますんで」と、熱い思いの丈をぶつけた(笑)。
さあ、実食だ! 初めてづくしのマーリーさんは、「カナダには回転寿司ないから最高だ!」と、タッチパネル式メニューや寿司レーンを見てワクワクが止まらない。200種類以上の多彩なメニューの中から最初に頼んだものは…?
ケイレブさんは『まぐろ・たまご』。一貫食べ、「戻って来た!って感じ。俺は今まさに感動している。愛するスシローに来られて。やっぱりウマい!」と感激。一方のマーリーさんは、『揚げたてチキン』4皿に、スイーツの『ミルクレープメルバ』。まったく寿司じゃない(笑)! とはいえ、「これまで食べたチキンで一番ウマいです」とベタ褒めで、上機嫌だ。
ケイレブさんは、その後も「カナダじゃ高くて食えないよ!」と、180円の中トロをほおばり大満足。マーリーさんはようやくサイドメニューから離れ、まぐろなど3皿をたいらげたが、その後はまた好物のチキンへ逆戻り(笑)。
と思えば牛塩カルビの握りを食べ、その後にアイスクリームと、もはや注文はめちゃくちゃだ。お腹こわしたのに、そんな食べ方して大丈夫? 心配になって見ていると、どうもマーリーさんの様子がおかしい…。妙な奇声を発した後は、「もう食べられない」とギブアップとなった。
病み上がりにがんばったマーリーさんだが(寿司13皿/25貫、チキン7皿、スイーツ7皿、ジュース5杯)、残念ながら50皿に届か~ず。今回のスシロー体験について、マーリーさんは「最高だったよ! 50皿には届かなかったけど、それでも最高の体験だった。これで俺もスシロー経験者だ! スシロー好きになったぜ!」と絶賛、お会計8,910円という安さにも大満足し店を後にした。
ケイレブさん、マーリーさん、50皿完食のリベンジをしに、また日本へ来てね!