「追突して死のうかと…」。元妻の借金返済に追われ、娘を育てた元トラック運転手の壮絶人生:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

両親が離婚した時のことを娘さんは覚えていました。「父が母について行くか残るかの決断を私にさせてくれました。私は、お父さんと残ると父に伝えた記憶はあります」。娘さんの決断を聞き、「ほっとして嬉しかった」と、かずおさん。

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「男手ひとつで自分が作った借金じゃないのに、本当に一生懸命仕事して返して。私には言いませんでしたけど、借金は相当な額だったと思うので」。娘さんは、最近になって借金の額を初めて知ったといいます。

借金の返済に追われていても、つねに娘さんを気にかけていたかずおさん。「当時オープンしたばかりの『ディズニーランド』にも、自分は仕事で行けないからって、親戚に頼んで連れて行ってもらったこともありました。『寂しいから帰ってきて』とは言いづらかったです」(娘さん)。一緒にいる時間は少なくても、かずおさんの愛情は娘さんにしっかり伝わっていたのです。「本当に自分のことは二の次で仕事をしてくれて、本当に…」電話の向こうで声を詰まらせる娘さんに、「どうした?」と優しく声をかけるかずおさん。

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「あんまり一緒に居られなかった分、今一緒に居られるから幸せかな」という娘さんの言葉に、かずおさんの頬が緩みます。

「子どもを育てるのは、男親であれ女親であれ、親になった以上はその責任っていうか…親っていうのは簡単になれるもんかもしれないけど、なったらなった責任があるんよ。そういう責任を持たせてくれたのもお前だし、俺はなんの悔いもないし、お前と生きてきたってことが人生だと思うし。とりあえずありがとう」。

「お父さんの娘で良かったです」という娘さんの言葉を聞き、必死で涙をこらえます。「こんな親に出来過ぎた娘。世の中わかんないですよ」と、かずおさんは笑って照れ隠し。感謝の気持ちを伝え合える素敵な親子と出会えて、こちらまで幸せな気持ちになりました。貴重な時間をありがとうございました!

日曜夜9時からは「家、ついて行ってイイですか?」【なんでそんな家になっちゃった!?仰天ハウスSP】を放送!

なんでそんなに恐れる!? 妻と娘に怯えるパパ▼セレブ生活に憧れタワマンに住む男の謎生活▼本で得た知識だけで生きる哀愁オヤジ▼山形の港町で起きた男2人の衝撃事件簿!

どうぞお楽しみに!

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