共働き夫婦の子育て事情…イヤイヤ期&外出先での苦労は?子育て世代に聞く

公開: 更新: テレ東プラス

コロナ禍を経て、在宅勤務が定着した企業も。いま、子育て世代の働き方が多様化している。パパが子育てをサポートする時間が増え、共働き世帯にとっては助かる場面も多いのでは?

そこで「テレ東プラス」は、子育てに奮闘するママたちにインタビュー。世の中の働き方が変化したいま、“子育てのリアル”に迫る。

【Aさんプロフィール】
4歳の長男、1歳の次男を持つママ。仕事はIT関係で、基本は在宅勤務。夫は出社と在宅勤務を適宜使い分けている。育児と仕事に追われ、睡眠不足に悩む日々。たまの息抜きは1人カフェと美容院。

【Bさんプロフィール】
4歳の長男と1歳の長女を持つママ。仕事はECサイトの運営で、4月に産休から復帰。片道1時間かけて出社している。義理の両親、自分の両親ともに遠くに住んでいるが、夫が在宅勤務なため、ワンオペにならずにすんでいる。

深夜でも来てくれる「ファストドクター」に助けられました


――お2人とも、働きながら小さいお子様を2人育てていらっしゃいます。保育園から帰ってきた後は、おそらくバタバタですよね?

A「本当に! 特に我が家は男の子が2人、主人が在宅の時は協力してくれるので大丈夫なんですけど、出社した日は夜7時くらいまでワンオペになってしまうので、保育園から帰ってきて彼らが寝るまでの時間は、まるで台風でも来たかのような状況です(笑)。
まだお兄ちゃんも幼いので、下の子が抱っこをせがめば、お兄ちゃんも『抱っこ~』となる。朝は2人を両脇に抱きかかえながらリビングに行くので、実は最近、腰がヘルニア気味なんです」

B「それはつらいですね。うちは子どもが宵っ張りで、本当は8~9時には寝かせたいんですけど、寝るのがどうしても10時くらいになってしまうんですよね。早く寝てほしいんですけど、なんとなく親もずるずるしてしまって…。そこから、終わっていない家事や仕事に取りかかる日も多いです」

A「夫が在宅の時は子どもたちをお風呂に入れてもらえますが、1人の時は、自分の髪と体を洗うのが精一杯。ゆっくり湯船につかる余裕はありません。お風呂から出た後は、走り回る子どもたちの髪を乾かさなければならないので、自分の髪を乾かす時間もなく…。たまにはゆったりとフェイスパックがしたいです(笑)」

B「我が家は夫が在宅、私は出社することも多いので、家事や育児の面ではだいぶ助けられているかな。保育園の送迎も夫と相談して、その日に行ける方が行っています」

A「私の場合、在宅勤務とは言え、仕事の量は変わらないし、買い物の時間すら取れないというのが実情。気がつくと『もうお迎えの時間!』となる毎日なので、食事は宅配に助けてもらっています。
最近は、レシピ通りに作れば簡単にできる食材キットもあるので、ありがたいですね。子どもたちは、保育園から帰ってきたら腹ぺこ状態なので、平日は時短料理しか作っていないかもしれません。
お風呂や食事が一段落したら、今度はおもちゃの取り合いが始まるのがルーティン(笑)。子どもたちが寝た後、残業することもあります」

B「私が2人目を産んで何より大変だと感じたのが、子どもが病気になってしまった時です。会社を頻繁に休むこともできないので、どうしても在宅勤務の夫に任せることになってしまい、申し訳ない気持ちになることもあります。
そういえば最近、ファストドクター(医療提供支援サービス)の存在を知って、休日の夜に子どもが高熱を出した時、お医者さんに往診してもらったことがあったんですよ。あのサービスは、本当に助かりました。受診予約をしたら5時間後には自宅に来てくれて、待ち時間も家で過ごせますし、薬ももらえたのでとても助かりました」

A「ファストドクター! サービスの存在は知っていたけど、便利なんですね。子どもが熱を出すのって土日や夜が多いし、電話をかけるとどこの病院もいっぱいで、さらに待ち時間も長い。薬ももらえるなんて、素晴らしいですね。
私は在宅勤務なので、子どもが病気の時は自宅で看てあげることができますが、病院に連れて行くのが大変で…。困った時は利用してみようかな」

子育ては大変なことの連続だけど、今が頑張り時!


――外出先でのご苦労はいかがですか?

B「外出して大変だなと思うのは体力面ですね。一緒にボールで遊んだり走ったり…。ダイエットにはなりそうだけど、体が持ちません(笑)。
あとは、物をねだられ、寝っ転がって大泣きする我が子を抱きかかえて立ち去る瞬間。人目も気になりますし、心も体もグチャグチャになってしまいます」

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A「わかるなー。うちは公園に行くと、よく飲み物やお菓子をこぼすので、気がついたら、ハトに囲まれていた! ということも(笑)。Bさんがいうとおり、電車やバスの中、たまに外食した時など、騒ぐと人目が気になりますし、静かにしていてほしい…という苦労はつきものですね。そういう時は、お菓子同様、『はたらくくるま』など、スマホのYouTubeに助けてもらっています」

――なるほど。やはりYouTubeに助けられることも多いのですね。

B「うちは外出先ではなるべく見せないようにしていますが、家事をしている間は、とにかくありがたいのひとことです。子どもが出てきて、何かを体験している動画や、おもちゃの開封動画を食い入るように見ていて、その姿を見ると、愛らしくてちょっと笑っちゃいます」

―― 一昔前は教育番組に頼るしかありませんでしたが、今はYouTubeでいろんな動画が観られますよね。育児を助けてくれるデバイスが増え、親にとってもいい時代になったといえるのかもしれません。
子育ては本当に大変ですが、他では得がたい喜びを感じる瞬間も多いですよね。

A「そうですね。“天使と悪魔?”と言いたくなるくらい、彼らが寝ているときの姿を見ると、何もかもが吹っ飛ぶくらい癒やされます」

B「そこですべてが帳消しになりますよね(笑)。あと、お兄ちゃんはだいぶ対等に会話できるようになってきたので、それが面白いかな」

A「わかります。『お兄ちゃん、これ手伝ってくれる?』といったら、『あーうん。あとでね!』なんてあしらわれたことがあって(笑)。あと急に、自分のことを『オレ』と言い始めたりして…。子育てって大変なことの連続だけど、今が頑張り時でやり遂げるしかない! 気合で乗り越えるしかありません」

B「働きながら幼い子どもたちを育てる毎日は想像以上に大変ですけど、仕事に入るとスイッチが切り替わるし、いい面もあります。コロナ禍での出産は上の子と違って気をつけることが多かったんですけど、夫が在宅勤務だったのでかなり助けてもらいました。
一時的な給付金もいいかもしれませんが、周りのママ友たちと話をすると、“もう少し子育て世代の働き方が自由になるといいのかな”と思うこともあります」

A「そうですね。そういう意味では、まだまだ日本は遅れているのかな?
いまはとにかく大変ですが、親として望むのは、子どもたちがよく寝てよく食べ、心も体も健康で…結局のところそれだけ。親もしっかり体調管理をして、彼らが健やかに育ってくれるように全力投球するのみです」