毎週金曜深夜0時52分は、ドラマ25「全力で、愛していいかな?」を好評放送中!
「千世(桜庭ななみ)と瀬尾(竹財輝之助)の年の差うぶきゅん恋愛が愛しすぎる!」と早くも話題だ。
同作で、主人公・千世の同僚で手作りスイーツを差し出す癒やし系男子・城野丈(ドラマオリジナルキャラクター)を演じているのが、Da-iCEの岩岡徹。「会社でこんな同期がいたらいいな!」と妄想する視聴者もきっと多いはず。
取材中も、「城野丈(じょうのじょう)って、完全にウケ狙ってますよね。『"しろのじょう"じゃないんだ!』って心で叫びましたもん(笑)」とカジュアルに話してくれた岩岡に、作品の見どころやDa-iCEのメンバーとのエピソードなどを聞いた。
メンバーは、毎回僕が出演した作品を楽しみにしてくれています
――まずは作品と、城野の魅力を教えてください。
「2人の出会いのきっかけやテーマが面白いなと思いました。これまでありそうでなかったストーリーなので、今後の展開が楽しみです。
僕が演じる城野丈は、ドラマのオリジナルキャラクター。仕事熱心で女性にあまり興味がなく、仕事に真摯に向き合っています。千世の同期として相談に乗り、陰ながら彼女の恋愛を見守る役どころですが、お菓子を作って会社の人に差し入れるなど、とても心が優しい人。最近の僕は仕事一直線なので、そういった部分は城野と似ているかもしれません。お菓子は手作りしないですけどね(笑)。あと、僕が撮影したのはワールドカップが開催されている時期で、桜庭さんとは、よくサッカーの話で盛り上がりました。本当にアットホームな温かい現場でしたね」
――岩岡さんご自身は、友達から恋愛相談を受けるようなことはありますか?
「今はあまりありませんが、大学生の頃はありましたね。相談されやすいタイプというか、人に合わせるのが得意なんです。無理に合わせているわけではなく、相手がおしゃべりな方だと自分が聞き手になるし、その逆だったら自然と僕がおしゃべりになる。自分で言うのも何ですが、聞き上手だと思いますし、相談されることは多かったですね。
大学時代の友人が結婚する時も、めちゃくちゃ相談されました。そういう時は、お節介なアドバイスをしてしまいます(笑)」
――ドラマでは、千世と瀬尾のモノローグが数多く登場しますが、岩岡さんがDa-iCEのメンバーに対して、「普段言いたいけど言えないこと」はありますか?
「うーん、何かあるかなぁ。すごく仲が良くて、言いたいことを全部言えちゃう5人なんですよ。だけど、ボーカルの大野雄大と花村想太はいつも騒がしいので、『もう~うるさい!』と言いたいです(笑)。2人は本当に自由気ままで、見たもの全部口にするタイプ。高校生のまま大人になってしまったという感じで、たまたま歌が上手いから生活できているような...(笑)。本人たちにも直接伝えていますが、本当にうるさいんですよ~(笑)。逆に、パフォーマーの3人はすごく大人で静かです」
――Da-iCEのパフォーマーとして活動する一方で、今回のように俳優としても活躍されていますが、役を演じる上で心がけていることはありますか?
「そうですね、お芝居は本当に難しいことが多くて...。ライブや舞台は生ものなので、"その時の感情を出す"という意味では似ていますが、映像作品の場合、細やかな制約もありますし、ちょっとしたしぐさが意味を持ってしまうこともある。昔、『無駄なことはしない、邪魔をしない』というのを教わったことがあり、特に映像のお芝居ではそれがとても大事だと思っています。なので、監督の指示があればその通りに動きますし、何も言われなかったら自分の思うように動く。一方、パフォーマーとしてステージに立つ時は、いかに自分を表現するかが大事なので、全く種類の違うお仕事だなと感じています」
――岩岡さんのお芝居について、Da-iCEのメンバーのリアクションはいかがでしょう。
「みんな僕が出演した作品をよく見てくれているみたいで、ストーリーの続きを言おうとすると、『言わないでください!』って(笑)。本気で楽しみにしているようで、それがうれしくもあり、恥ずかしくもありますね。逆に、僕はメンバーが出ている作品をあまり見ないんですよ。みんな自由にやりたいことをやるからこそ、集まった時に面白みが出ますし、個々の活動がグループにとって相乗効果になればいいなと思っています」
――プライベートについても少し聞かせてください。毎日のルーティーンや、気をつけていることは?
「健康には気をつけるようにしています。プライベートではなるべく車を使わず、一駅分歩く、よく噛んで食べ過ぎないようにする。あとは水をこまめに飲む、毎日しっかりと湯船に浸かるなど、当たり前のことなんですけどね。健康に気をつけることで、寝起きも良くなりましたし、気持ちが落ち着くようになりました」
――今後挑戦してみたいことは?
「コロナが落ち着いたら、いろんな地域に行きたいと強く思っています。数年前、Da-iCEで47都道府県を制覇するツアーを行いましたが、当時はバタバタで、その土地の魅力や特産物を知らないまま回っていたので、改めて日本全国の良さを知りたいです。北海道から沖縄まで、その土地の魅力を発信し、世界中の皆さんに少しでも伝えられたらいいなと思います」
――最後に、作品の見どころを教えてください
「とにかく、千世ちゃんと瀬尾さんの恋模様が面白いです。2人が周囲を取り巻く人物たちのスパイスによってどう変化するか、注目していただければと思います。『城野みたいな同僚がいたらいいのに...』と思っていただけたらうれしいですね」
【岩岡徹 プロフィール】
1987年6月6日生まれ。千葉県出身。5人組アーティスト・Da-iCEのパフォーマー。
2011年にグループを結成し、2012年12月、1stミニアルバム『Da-iCE』をリリース。2021年には、『CITRUS』で「第63回日本レコード大賞」を受賞した。
「Da-iCE ARENA TOUR 2023 -SCENE-」(6月3日~9月2日)が決定している。
【第3話】
瀬尾(竹財輝之助)と付き合い始めた千世(桜庭ななみ)は、女らしさを手に入れるため職場の後輩・灯(渡邉理佐)に付き添ってもらいランジェリーショップへと向かう。
一方で、千世と付き合えたにもかかわらず、取り返しのつかない過ちを犯してしまったと嘆く瀬尾。千世のトラウマを知りながら肉体関係に及んでしまったことを後悔する瀬尾は、"さわやか交際"をするために、夢路(小田井涼平)と潤(藤森慎吾)とある計画を立て...。