年に一度の歌の祭典「ゴッドタンSP マジ歌選手権」。20回目の記念大会となる1月3日(火)の放送では、マジ歌のリーダー"ヒム子"(日村勇紀・バナナマン)を筆頭に、角田晃広(東京03)、秋山竜次(ロバート)、バカリズム、岩井勇気(ハライチ)、後藤輝基(フットボールアワー)らおなじみのメンバーに加え、大型ルーキー・錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が初参戦。そして劇団ひとりは新次元に突入!?
錦鯉が大ブレイクした1年を歌う
「マジ歌スポットライト」には、2021年「M-1グランプリ」王者として大ブレイクを果たした錦鯉が登場!
これまでの正月は、「家に来る、いとこの子供にお年玉をあげることができないから、ずっと部屋に隠れていた」と、いい思い出がなかったという渡辺。ブレイク後は「好きな時にキャバクラに行けるようになりました」と、これまでの葛西のスナックから恵比寿のキャバクラへと進出。しかも、指名していない、ただその時に横についただけのキャバ嬢が誕生日だったため、30万円のシャンパンを入れたといった羽振りのいいエピソードを披露する。
これを聞いた長谷川が、「令和の勝新になろうとしているんですよ」とガヤを入れようとするも滑舌が悪いため伝わらず、歌う前にまさかの強制終了!?
なんとか挽回したい長谷川は、昨年一番テンションが上がったエピソードとして、ずっとファンだった「斉藤由貴さんに生でお会いできた」ことを話そうとするが...またしても強制終了!?
気を取り直して、初登場の錦鯉が披露するマジ歌は「売れたなぁ」。とにかく売れた1年を渡辺が歌い、長谷川はコーラスを担当する。
大飛躍となった1年だったが...
「準備が何ひとつ 追いついていない」
と、心配な歌い出し。
そして
「『有吉の壁』のネタ出し 追いついていない」
と、まさかの事実!
「『逃走中』では走れない」
と、おじさん芸人ならではの苦悩も。
夢にまでみた"テレビひっぱりだこ"ながら
「何だろう やりたいこと何もねぇ」
との叫びも!?
さらに、うれしそうにしゃべっていたキャバクラでも
「話す事は間接が痛い」
と、44歳の悲哀を歌い上げる。
そんな渡辺に、長谷川は「俺たちは出だしの若手芸人だぞ!元気出せよ」と"ノリノリ雅紀"ダンスで励まそうとするが...
渡辺は完全スルーで、「気管支炎でロケが辛い」「皮膚に突起物が出来て取った」など体の不調を訴える。長谷川はめげずに再びノリノリダンスで盛り上げる。
すると、ついに渡辺もノッた! 2人で"ノリノリ渡辺"ダンスを披露し、見事、完奏!
「ブレイクするのが遅いとこういうことになっちゃうんですよね」と心中察したMCの矢作兼(おぎやはぎ)は「仕事量はどれぐらいなくなると、ちょうどいい?」と質問。すると、渡辺は「7割ぐらい減ってくれたら」と本音を漏らした。
その他、ヒム子は大ヒットしたK-POP風のダンス&フレーズにのせベタな笑いを。角田は社長へと大出世した大竹マネージャーとのマジラップで、審査委員のDJ松永(Creepy Nuts)も唸るほどの感動を呼ぶ。秋山は、"L.A.コブラ"から世界中を旅した"バックパックコブラ"に改名し、新曲メドレーを。バカリズムは肩パット4枚重ねの衣装で、サングラス&ハットの相棒とともに、揺れながら"日常にある美しいもの"を歌い上げる。なんと女優・夏帆も協力!?昼の帯番組MCという輝く道を歩み始めた岩井は、腐りと光が入り交じる"過去の自分へ"のメッセージソングを。記念すべき10回目の登場となる後藤は、新たなギターとともにダサい後藤ワールド全開! 大トリの劇団ひとりは、"人間"という枠を飛び越え伝説の妖怪に!?