結婚式は挙げる?鈴木ゆうか×福山翔大、理想のウェディング:それでも結婚したいと、ヤツらが言った。

公開: 更新: テレ東プラス

soredemokekkon_20221227_01.jpg
新感覚ウェディングドラマ! 水ドラ25「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」(毎週水曜深夜1時放送)がスタート。主演の鈴木ゆうかさん、同僚役の福山翔大さんにインタビュー!

自撮り写真で白目の練習!?

soredemokekkon_20221227_02.jpg
――お2人は今作が初共演とのことですが、お互いの印象は?

鈴木「スタッフの方が紙を落とした時に、イスに座っていた福山さんがダッシュで紙を拾いに行くのを見て、とても紳士的な方だなと思いました。"落ちるの待ってたでしょ?"っていうくらい(笑)、動きが速かったです」

福山「そんなことありましたっけ?(笑) 鈴木さんは、どんな時も顔色ひとつ変えないタフな方。一緒にお芝居をしていて、プロフェッショナルな姿勢を端々に感じています。撮影の合間には食べ物の話ばかりしていました」

鈴木「たこ焼きが好きなんです」

福山「たこ焼き専用の粉を取り寄せるんですよね。そういうこだわりの一面もある」

鈴木「私のオススメのたこ焼きの粉、福山さんもすぐ買ってくれたんですよ。たこ焼き器持っていないのに(笑)」

福山「ハハハ(笑) これからたこ焼き器を買おうと思ってます」

鈴木「絶対に美味しいですよ」

soredemokekkon_20221227_03.jpg
――結婚式に臨むワケありカップルたちの人間模様や結婚式までのリアルな道のりを描く本作。鈴木さん演じる主人公・篠原天音と、福山さん演じる桜井康平は"ウェディングプランナー"という役どころですが、ウェディングプランナーに関しては、どんなイメージをお持ちでしたか?

鈴木「中学生の頃、ウェディングプランナーに憧れていた時期がありました。将来の職業を何にするか、ぼんやりと考える時に、"楽しそうだなあ"という気持ちが沸いて、いろいろ調べたことがあります」

福山「友人の結婚式に出席した時に、ウェディングプランナーさんの配慮のある動きを見て、素敵な職業だと感じました。今回、その裏側や普段どんなことをされているのかという部分を丁寧に演じられたらと思っています」

――鈴木さんは、"天音"と、天音に乗りうつるネズミの"チュー子"の2役を演じますが、どのように演じわけていますか?

鈴木「ネズミの役を演じるのは初めてで、難しさもありますが...。天音とチュー子は対象的な存在なので、チュー子の時は、動物っぽさを少し残しつつ、合理的でしっかりしているところを強調させながら演じています」

福山「チュー子になると、目のトーンが変わるんですよ。そこは意識しているんですか?」

鈴木「天音はテキパキしたタイプではないので、目にはあまり力が入っていない感じですね」

福山「その変化は、側で見ていて感じます。あと、風の演出もありますよね」

鈴木「天音にチュー子が憑依する時、風が吹いて白目になるんですが、段々、上手に白目ができるようになりました(笑) これまで誰にも白目をお見せしたことがなかったので、貴重な映像になると思います」

soredemokekkon_20221227_04.jpg
――白目の練習をされたんですか?

福山「スマホに写真が400枚くらいあるんでしょ?」

鈴木「400枚はない(笑)。でも、たくさん自撮りして練習しました」

結婚式、挙げたい?

――これまでご自身が出席された中で、思い出に残る結婚式はありましたか?

鈴木「結婚式に参列したのは物心つく前だったので覚えていないのですが、その時の写真を見たら、真っピンクのチャイナ服を着ていました(笑) 来年6月に友達の結婚式に出席する予定があるので、楽しみにしています」

福山「先輩の結婚式で、ケーキ入刀ではなく、新郎新婦がマグロに入刀するという演出があって盛り上がりました。そのマグロを切り分けてみんなで食べて、豪華で素敵な結婚式でした。先輩の弟さんからの手紙も印象的で。僕にも4つ下の弟がいるので、兄弟のやりとりにはグッときました」

鈴木「素敵ですね」

福山「僕の方が感動して、泣いちゃいましたね(笑)」

soredemokekkon_20221227_05.jpg
――作中でも描かれているように、様々な理由で結婚式の需要が低下しているそうです。お2人はご自身が結婚するとしたら結婚式は挙げたいですか?

福山「結婚式のシーンでは、撮影とはいえ感動することも多いです。このドラマを通して"結婚式ってやっぱり素敵だよね"ということをお届けしたいので、式は挙げたいですね」

鈴木「絶対に結婚式を挙げたいです! 撮影で黒いウェディングドレスを着る機会があって。黒いウェディングドレスには"あなた以外に染まらない"という意味があるそうなんです。だから、白と黒、両方のウェディングドレスを着ようと決めています」

――ご自身の結婚式や披露宴でやりたいこと、やって欲しいことはありますか?

福山「ブーケトスの男性版"ブロッコリートス"をしてみたいですね。新郎がブロッコリーを投げて、受け取った人は子孫繁栄という意味があるそうです」

鈴木「私はワンちゃんが大好きなので、リングガール(結婚指輪を運ぶ係)ではなく"リングドッグ"をしてもらいたいです。ガーデンウエディングで、"犬を飼っている方は、犬を連れてきてください"というのもいいですね」

福山「新しい! 結婚式で上映する映像も凝りたいですね。先輩の結婚式では、新郎新婦がいろんなバラエティ番組をパロディする映像を流して。そういう遊び心がある結婚式も素敵だなと思います。結婚式って無限にパターンがあるし、新郎新婦からのアイディアも実現してくれそうですよね」

――お2人とも20代後半、周りにも結婚する方が増えてくる年齢かと思います。ご自身は結婚を意識されていますか?

福山「28歳という年齢を迎えて、感じることは多いですね。福岡出身なんですが、小・中学校からの友人たちは全員結婚して、子供も3、4人いて、自分の家を構えている人もいます。みんなで集まっても子供や奥さんの話をしていて。僕も『わかる、わかる』と頷きながら聞いていますが、実はよくわからなかったり(笑)、話に参加できない寂しさを感じたりしています」

鈴木「わかります。私もそうです」

――理想の夫婦像や結婚相手に求めるものはありますか?

福山「調子がいい時に仲がいいのは当たり前だと思うんです。お互いストレスや不満が溜まっていても、"穏やかさ"が保てるかはポイントですね。相手に求めるというより、これは僕の問題かもしれません」

鈴木「私もケンカはしたくないです。ピリピリした空気が嫌なので、穏やかな空気が作れる人がいいですね。あと、犬好きな人! これが一番大きいです」

福山「僕も犬好きですよ!(笑)」

お2人が出演する水ドラ25「それでも結婚したいと、ヤツらが言った。」第1話は?

第1話
都内にある結婚式場「ウェディングヒルズ大黒」。そのロビーの一角に、名前の由来となった大黒天を祀る小さなお社がある。そこには、永遠の愛を誓うカップルたちを神様と一緒に幾度となく見送ってきたネズミの一家が暮らしていた。しかし近年、結婚式の需要が落ち込む一方で、このままだとお社一帯が売りに出される、そんな話が立ち上がる。「なんとかせよ!」という大黒天さまのお達しのもと、結婚式場をつぶさないため、長女であるチュー子(鈴木ゆうか)を筆頭に、式場スタッフに"乗りうつり"結婚式のお手伝いをすることになったネズミ一家。チュー子が"乗りうつる"のは、プランナー歴2年目の新人・篠原天音。どこか頼りない彼女だが、チュー子が"乗りうつる"ことで別人のように変貌する。
そんなこんなで今宵、チュー子こと篠原天音が担当する結婚式に臨む新郎新婦は、新山隆文(前原滉)と片山由美(筧美和子)。式の打ち合わせをチュー子と入念に進める中、演出やプランにリアクションする由美に対して、どこか心ここに非ずの隆文。受け身の姿勢に何かを感じたチュー子は思い切って隆文にどのくらい結婚したい気持ちがあるのか聞き出すことに。すると、"忘れられない人がいる"とのまさかのカミングアウト...。そこには、隆文と由美を取り巻く人間関係が影響していて...。

【プロフィール】
鈴木ゆうか(すずき・ゆうか)
1996年 10月1日生まれ。東京都出身。2014年、集英社「non-no」 専属モデルとなる。同年公開の映画 「神さまの言うとおり」で女優デビュー。2021年に「JKからやり直すシルバープラン」(テレビ東京系)で初主演を果たし、2022年には「ナンバMG5」(フジテレビ系)、「パパとムスメの7日間」(TBS系)など話題作に出演。他には日本テレビ朝の情報番組「ZIP!」で「流行ニュース キテルネ!」リポーターとしても出演中。
Twitter:@pltnm_sy
Instagram:@yuu_pl

福山翔大(ふくやま・しょうだい)
1994年11月17日生まれ。福岡県出身。2013年、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」(テレビ東京系)で本格デビュー。映画「JK☆ROCK」(2019年公開)、「ALIVEHOON アライブフーン」(2022年公開)、福岡発地域ドラマ「You May Dream」(NHK福岡)などに出演。現在「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」(ABEMA)に出演中。出演ドラマ「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ『流血鬼 前後編』」(NHK BSプレミアム)が、2023年春放送予定。
Twitter:@fukuyamashodai
Instagram:@shodai_fukuyama.official

(取材・文/佐藤ろまん)

PICK UP