新人バトン連載スタート!中原みなみアナウンサー「ベリーショートで、”オシャレより筋肉!”な学生でした(笑)」

公開: 更新: テレ東プラス

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2022年7月末にデビューを果たした、テレビ東京・中原みなみアナウンサー、藤井由依アナウンサーのバトン連載がスタート!

初回に登場するのは、10月より「Newsモーニングサテライト」(毎週月~金 朝5時45分 ※中原アナは木・金に出演)などを担当している中原アナ。アナウンサーになったきっかけや印象に残ったお仕事、趣味や特技、意外な子ども時代にいたるまで、話を伺いました。

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学生キャスターなどいろいろなことに挑戦しながら就活の準備を。大学時代はとにかく忙しかったです


――7月末のデビュー以来、着実にお仕事の幅が広がっていますね。まずは中原アナの子ども時代や学生時代のエピソードから聞かせてください。

「生まれも育ちも神奈川県藤沢市で、江の島の海を見ながら、伸び伸びと育ちました。小学1年生からバスケットボールを練習し始め、冬も半袖、男の子と一緒に外を駆け回るような子どもでした。姉の影響でバスケを始めましたが、接触スポーツなので、熱中しているうちにどんどん気が強くなってしまって...(笑)。中高はずっとショートカットで、一時期すごく男前な時期がありました」

――今の中原アナの雰囲気からは想像もできませんが、男勝りだったのですね。バスケはそれ以降も続けていましたか?

「高校までずっと続けて、県大会まではあと一歩という感じでしたが、バスケがあったから勉強も粘り強く頑張ることができましたし、精神的に強くなれたと思います。
高校生になると、周りの友だちはメイクや髪型に気をつかい始める頃でしたが、私は常にベリーショートで"オシャレより筋肉!"な学生でした(笑)。ダンベルを持ち上げてウエイトトレーニングに励み、いかに体を大きくするか、今では信じられないようなストイックな生活を送っていました」

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――「オシャレより筋肉!」名言ですね(笑)。アナウンサーを目指したのはいつ頃ですか?

「意識し始めたのは小学生の頃です。男勝りだったのに、人前に出ると顔が真っ赤になってしまって、まったく話せないタイプでした。そんな中、テレビに出演しているアナウンサーの皆様が、堂々とニュースを読んだり話していたりする姿を見て"かっこいいな!"と憧れて...。実は小学校の卒業文集にも『アナウンサーになりたい』と書いたんです」

――有言実行したのですね! 人前で話すと赤面してしまうという性格を克服するのは大変でしたか?

「そうですね。私はアナウンススクールに通い始めたのが大学1年生の冬からでしたが、わからないことだらけで、さらに人前で話すことに慣れていなかったので、最初は不安だらけでした。滑舌も悪くて...。まずは自分の声を録音して聞くことから始めて、レッスンを重ねていくうちに、少しずつではありますが、あがらない方法や緊張を抑える方法を身に着けることができたように思います...が、赤面はどうにもならなかったですね。今もたまにしてしまいます(笑)」

――中原アナは、学生キャスターもご経験されています。

「大学3年生の時でしたが、学生キャスターのお仕事が決まった際は、飛び上がるくらいうれしかったですね。経験を積ませていただいたのもありがたかったですし、そのおかげで、就活のカメラテストでも落ち着いて話すことができたと思います。
思い返すと、当時は学生キャスターも含め、地元の観光大使や大学のミスコンテストなどに挑戦していて、他にも大学の授業、就活の準備と多くのことを両立しなければならず、大学時代はとにかく忙しい日々でした」

――就活の準備で大変だったことは?

「そもそもアナウンサーになれるというビジョンが見えないというか、メンタル的なつらさがありました。アナウンススクールで同じ夢を目指す仲間もでき、切磋琢磨してきましたが、みんな同じような不安を抱えていて、時にネガティブになってしまうことも。採用試験を受けている間は、"もしもすべて落ちてしまったら..."と考えてしまい、ずっと怖かったです。就職浪人をしてもう1年やるかどうかということは、ずっと考えていました」

――そんな苦労もあり、2022年、晴れてテレビ東京に入社となりました。早いもので、デビューから間もなく5カ月が経過しようとしています。

「早いですよね。研修中はありがたさしかなく、これまでお金を払ってスクールに通っていたので、無料でレッスンが受けられる上にお給料までいただけるのは、本当に夢のようで(笑)。テレビ東京は、新人でもさまざまな番組や配信などを担当させていただけるので、毎日楽しいことしかありません。こんなに広くお仕事させていただけるとは思っていませんでしたし、発見や気づきの連続です。それまでは『報道がやりたい!』という思いしか頭にありませんでしたが、視野が大きく広がりました」

――今は地上波・BSだけでなく、SNSやYouTube、配信などいろいろな形態のお仕事がありますよね。

「最初は"私にできるのかな?"という心配がありましたが、今は何でも楽しみながら挑戦しています。実は最初"バラエティーはちょっと苦手かもしれない"と勝手に思い込んでいましたが、180度考え方が変わりました。バラエティー番組以外でも、配信イベントのMCなど、毎回楽しい発見があります。皆さんと一緒に番組を作り上げる楽しさを知りましたし、いつまでも初心を忘れずに臨みたいと思います」

――「モーサテ」も週2回担当しています。2カ月が経った今、いかがですか?

「毎日が勉強で難しい局面もありますが、元々勉強や新しい知識を入れることが好きなので、楽しいと思えるようになりました。難しい内容だからこそ、私が内容を理解していないと、見ている人にはもっと伝わらないのだということを感じています。経済をもっと深く勉強し、Z世代が投資に力を入れ始めているという現状もあるので、そんな目線も大切にしながら伝えていきたいです」

――ここまでのお仕事で、印象に残っていることは?

「8月に、片渕茜アナウンサーが夏休みで『モーサテ』をお休みをした際、代打を務めさせていただいたのですが、たくさん噛んでしまい、散々な結果になってしまったんです。泣きたいくらい悔しくて...。でも、あの時の経験があったからこそ、今必死に勉強している自分がいるのかもしれないと、前向きにとらえるようにしています。負けず嫌いなので、絶対に同じミスを繰り返したくないという思いもあります」

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▲左から、塩田真弓キャスター、中原アナ、相内優香アナ

――中原アナはゲームも得意だそうですね。高校生eスポーツ大会「STAGE:0」や「有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?」のスピンオフ企画(Paravi)などにも出演しています。

「ゲームは元々大好きでしたが、『STAGE:0』で真剣にeスポーツに向き合っている高校生たちの姿を見ていたら、泣きそうになってしまいました。高校生が青春をかけて戦っている姿に、どこか高校時代の自分を重ねて、胸が熱くなってしまって。"みんなの想い、この熱さ、伝われ!"と心の底から思いました。
『有吉ぃぃeeeee!』のスピンオフを担当させていただけたのもありがたかったですし、収録はとても楽しかったです。普段は『ポケットモンスター』や『スマッシュブラザーズ』などをプレイしますが、今後もゲームに携われるお仕事があれば、積極的に挑戦したいです」

――バスケやゲームもその1つだと思いますが、他にも特技はありますか?

「マリンスポーツも大好きで、家族全員スキューバダイビングのライセンス持っているので、夏は沖縄に潜りに行くのが恒例行事です。冬は、スキーやスノーボードを楽しむために、家族で北海道へ。スポーツ一家ですね! スポーツをすることは何でも好きですし、そういえば、ロックダンスやピアノもやっていました。」

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――最後に、今後の目標を教えてください。

「報道を軸に、様々なジャンルをこなせるアナウンサーになるのが目標です。『モーサテ』についたからには、アメリカのマーケットや為替も読めるようになって、いずれは先輩方のような立派なキャスターになりたいです。バラエティー番組や配信イベントなども、引き続き頑張ります」

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――バトンを渡す同期の藤井由依アナウンサーに、一言お願いします!

「藤井アナは『ワールドビジネスサテライト(WBS)』、私は『モーサテ』を担当しているため、最近は全く会えないので、寂しくて仕方がありません。それまでは毎日一緒に研修を受けて、お昼を一緒に食べていたので...。でも、藤井アナが出演している番組を見ると、『よし! 私も頑張ろう』というモチベーションにつながって、いい刺激をもらっています。藤井アナはものすごく準備をするタイプなので、失敗が少なくていつもすごいなと感じています」

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【中原みなみ プロフィール】
1999年9月10日生まれ、神奈川県出身。「Newsモーニングサテライト」(毎週月~金 朝5時45分 ※中原アナは木・金に出演)、「7スタライブ」(毎週金曜 朝9時28分)、「秒でNEWS180」(毎週月~金 朝7時30分)を担当している。

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