「2歳の頃から修行で母に山に連れていかれ...」修験者占い師・法演を直撃!波乱の人生明かす

テレ東プラス

――占い師の道に入ったきっかけは?

「ライターとして占いの原稿を執筆する機会に恵まれ、自然と占いを覚えました。そこで、私が昔から集めていたデータと、1月生まれはこう、2月生まれはこんな人という占いによる分類に共通点を見出し、自分で楽しむためにだけに『MITSURI』(※暴露数を出し、本当の自分を示す“黒密裏”とまだ開花していない眠れる才を示す“白密裏”で占う)を作ったんです。占い師になりたくて占いを覚えたのでなく、自然な流れで身に付いた感じです」

――昔から集めていたデータというのは、どのようなものなのでしょう。

「父が何度も変わっていることもあり、子ども時代から人を観察する習慣があったのだと思います。学生になると友達の恋愛話を聞くようになり、『あの人とあの人、同じこと言っているな』『この子は彼氏が変わっても、毎回同じことで悩んでいるな』など考察しているうちに、人の行動にはパターンがあることに気づきました。
それまでは自分だけで楽しんでいましたが、ある日友達の恋愛相談を受けた時、『そういう行動パターンの人なら、今こうしているはずだから、連絡してみて』とアドバイスしたら、本当にその通りで。あまりに的中するので『透視能力があるんじゃない?』と噂になったこともあります(笑)。気が付いたら『法演に相談したらいいよ』と、友人があまり知らない人を連れてくるような状態になりました。

こういう形で占いをする方は少ないと思いますが、私は人の行動パターンに共通点を見出すのが好きで、知識とデータを蓄えてきました。そして生み出したのが、自分が一人で楽しむための『MITSURI』でした」

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――占い師として今の地位に至るまで、苦労したことは?

「今の地位というほど、まだ何者にもなれていないのですが、美容商材の販売なども手掛けていますし、占いだけで食べて行こうと思ったことは未だにありません。そこまで占いに集中したことがありませんでしたし、今でも『MITSURI』は私の趣味なのだと思っています。だからこそ、思い切り楽しめるのかなと。
今回、テレビに出演することについても、『これは大きなチャンス!』という感覚はなく、『面白そうだからやってみよう』という気持ち。運命論的な考え方かもしれませんが、何においてもやるだけやってみて、ダメなら断ってくれていいというスタンスなんです。もしダメでも、私の人間性が否定されたわけではなく、その機会に自分が合わなかっただけ。また次の何かを探せばいいと思っています」

――すごくポジティブな考え方…ステキですね! 占いにおいて、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

「その日の鑑定でリアクションが薄かった方が、2年後にまた来てくださった時は、やはりうれしかったですね。『鑑定を受けた時は、そんなことあるわけないじゃんと思って帰ったけど、メモを久しぶりに見返したら、全部当たっていたからビックリした!』と再度鑑定に来てくださった方がいます。2年経たないまでもこういう例はたくさんあり、鑑定が当たっていたということより、驚いていただけたことに喜びを感じます」

――法演さんが占い師として大切にしていることは? また、ご自身のオリジナリティはどこにあると思われますか?

「個人的に大切にしているのは、相談者様のご意見やしたいことを否定しないということ。例えば、陰キャには陰キャのいいところがあり、視野が狭い、嫉妬深いのも、視点を変えれば長所になる。その人がコンプレックスを感じている部分があれば、“そんなところもステキなんだよ”と伝えたい。コンプレックスを感じている部分って、見方を変えると、実はとてもかわいいものなんですよ。
それがオリジナリティかどうかは分かりませんが、『MITSURI』は、私の実体験から作ってきたものなので、本を読んで得た占いではありません。そのため、具体的な行動や性格を言い当てることができるのは、私なりの強みかなと思います」

――最後に、法演さんにとって占いとは?

「占いは、今の私を一番楽しませてくれているものです。先ほども言ったとおり、私にとって『MITSURI』は完全に趣味で、まさか人前で披露することになるとは思いませんでした。なので未だに1人で楽しんでいる側面もあり、とにかく四六時中考えていますね。
私は、人が指摘しづらいこともしっかり伝えたいと思っています。負けず嫌いでツンツンしていた私がここまで成長できたのは、友人が愛情を持って指摘をしてくれたから。だから私も、愛を持って人に伝えていきたいと思います」

法演さんのお話を聞いているだけで、人生がポジティブに変換されそうです! 最後に記者も「占ってほしい!」というわがままを。もちろん快く応えてくださいました!

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「暴露数6を持っている人は、意見がコロコロ変わると思われがち。それは反対意見も受け入れる力があるからだけど、周りからは『昨日と言ってることが違う』と思われて、損をすることもあります」。

記者は「あぁぁ〜!」激しく納得。たしかに、思い当たる節がいくつも…! 他にも、陥りがちな思考回路や行動パターンを、愛を持って伝えてくださった法演さん。なんだかとっても元気が出ちゃいました。ありがとうございました!

【法演 プロフィール】
占い師、真言密教の修験者、ライターとして、テレビ、ラジオ、Webメディアなどで幅広く活動。オリジナル占術「MITSURI(みつり)」の開祖。暴露数を出し、本当の自分を示す「黒密裏」とまだ開花していない眠れる才を示す「白密裏」で占う。どんな過ちも太陽のような笑顔ですべて受け入れ肯定し、その上で今なすべきことから逃げださず、幸せをつかめるよう背中を押す鑑定。痛いところをグッと押されるけれど、受け入れれば視界が開け、すっきり楽になる"心の足つぼマッサージ"のような占いは、病みつきになる芸能人が後を絶たない。

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12月2日(金)に書籍「法演のMITSURI占い」(辰巳出版)を発売!

(取材・文/みやざわあさみ)

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