北朝鮮の教育用タブレットの中身を公開!朝日新聞記者が明かす衝撃の実態:じっくり聞いタロウ

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売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。10月13日(木)の放送では「知られざる北朝鮮スペシャル」。北朝鮮のスマホ・タブレット事情、西洋化を目指す金正恩政権の実態を大暴露!

教育用タブレットの中身とは!?

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朝日新聞記者で広島大学客員教授の牧野愛博さんは、金正恩や北朝鮮のことなどを記事にしたため、北朝鮮には入国禁止、さらに朝鮮中央通信に「殺してやる!」と言われたこともあるという。そんな牧野さんが現地にいる協力者が購入して入手した、2013年に作られた北朝鮮の教育用タブレットを紹介。

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タブレットを使用しているのは富裕層のごく一部の子どもたちで、幼稚園から高校生を対象にした教科書が入っている。入手したものは480ドル(日本円で約7万円)。平壌に住む4人家族の生活費が1ヵ月100ドルなので、タブレット1台で4人家族が5ヵ月近く暮らせると考えると、とてつもない高級品。

中には各科目の教科書が入っている。牧野さんによると北朝鮮の教育方針は日本とまったく違っていて、学力を上げるためではなく、「誰のおかげで幸せに暮らしているのか」「誰が敵なのか」「教育の場を使って密告させる」の3つの目的しかないという。

北朝鮮にはすべての国民が参加する「生活総和」という強制的な反省会があり、週に1回、金一族の思想通りの生活できたのか自分にダメ出し、学校では同級生の欠点を批判し、金政権への忠誠度合いをチェックしているそう。

2つめの目標では、アメリカは敵だということを教えるため、教科書の問題文も衝撃的な内容。小学校2年生の算数では「祖国解放戦争(朝鮮戦争)で朝鮮人民軍のおじさんたちが米帝(アメリカ)の山犬野郎を最初の戦いで100匹殺しました。2回目の戦闘では1回目より30匹多く殺しました。全部で何匹殺したでしょう?」という問題が。

また、北朝鮮で子どもに人気のアニメ「かしこいタヌキ」では、北朝鮮では賢いとされるタヌキ=北朝鮮、アメリカ=オオカミ、オオカミにくっついているキツネ=日本、弱いウサギ=韓国という役割が与えられ、最後にはオオカミとキツネをやっつけてウサギを解放してあげるという内容だという。

西洋化を目指す金正恩

紙の教科書ですら貴重な北朝鮮でタブレット教育が始まったのは、西洋化を目指す金正恩の方針が影響していると牧野さん。自分が祖父や父よりも優れたリーダーだと示したい彼は、西洋化して人民に感謝されたいという気持ちが働いているという。

スマホは父の金正日が警戒して嫌がったそうだが、妹の金与正が説得して導入させたという。牧野さんが入手した北朝鮮のスマホは2015年のもので620ドル(約9万円)。番組では北朝鮮のスマホの画面などが紹介された。

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