双子の母・狩野恵里アナウンサーが”家族のために日々心掛けていること”

公開: 更新: テレ東プラス

在京民放キー局とNHK6局のアナウンサー(NHK・高瀬耕造、日本テレビ・矢島学、テレビ朝日・松尾由美子、TBS・井上貴博、テレビ東京・狩野恵里、フジテレビ・木村拓也)が集合。災害の伝え手たちが、自ら「未来の命を救う呼びかけ」を発信します。

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このプロジェクトは、防災減災をテーマに、在京の民放キー局とNHKの6局が共同で実施するもの。来年9月1日(木)は関東大震災100年の節目。そこに向けて放送・配信・イベントなどで6局がコラボし、防災意識を高める取り組みを行っていきます。

合言葉は、「#いのちともに守る」。首都直下地震など大地震への備えを訴える30秒の動画を6本作成、2022年9月1日(木)「防災の日」前後に、6局の番組・ニュース・ネット・イベントで展開します。どうすれば自分と大切な人の命を守れるのか。局の垣根を越えて議論し、発信していきます。

【動画放送予定の主な番組】

NHK
8月29日(月)~9月1日(木)午後5時~ 総合テレビ『ニュースLIVE! ゆう5時』
9月4日(日)午前10時5分~ 総合テレビ『明日をまもるナビ』
9月4日(日)午前11時20分~ 総合テレビ『どーもNHK』

日本テレビ
8月31日(水)~9月2日(金)午前4時30分~ 『Oha!4 NEW LIVE』
9月1日(木)午後3時50分~ 『news every.』
9月1日(木)午後11時00分~ 『news zero』
9月4日(日)午後6時00分~ 『真相報道 バンキシャ!』

テレビ朝日
9月1日(木)午後4時45分~7時 『スーパーJチャンネル』 など
『テレ朝news』 WEBサイト内
Twitter テレビ朝日報道局公式アカウント
YouTube 『ANNニュースCH』

TBS
8月29日(月)~9月2日(金)午前11時30分~ 『JNNニュース』
8月29日(月)~9月2日(金)午後3時49分~ 『Nスタ』

テレビ東京
『Newsモーニングサテライト』
『昼サテ』
『WBS(ワールドビジネスサテライト)』
『テレ東BIZ』などで放送、配信予定

フジテレビ
『めざましテレビ』
『めざまし8』
『ポップUP!』
『Live News イット!』
『Live News α』他 報道情報番組で放送予定

「テレ東プラス」では、同プロジェクトに参加する狩野恵里アナウンサーを取材。4歳の双子の母でもある狩野アナに、防災について日々心掛けていることなどを聞きました。

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――同プロジェクトには、自ら志願して参加したと伺っています。根底にある狩野アナの思いからお聞かせください。

「お話しすると長くなってしまうのですが、2011年に東日本大震災が発生した際、私はナレーションスタジオに向かう途中で、東京・新橋にいました。
午後2時46分、ちょうどスタジオがある建物の前に着いた時、とても古い建物だったので、窓ガラスがものすごく揺れ、それがこちらに降ってきそうな勢いで、私は慌てて建物の中に逃げ込みました。あの時は"このまま建物が倒壊するかもしれない..."という命の危険を感じました。
その後は会社に戻りましたが、社内も非常に混乱しており、私はまもなく入社3年目を迎えるという時期。全く戦力にならず、先輩たちが一刻一刻変わる情勢を丁寧に伝えている様を見て、"少しでも役に立ちたい"との思いはあったものの、何もできない自分にものすごく歯がゆい思いをしたのをよく覚えています。
その時の思いは今もずっと自分の中にあり、東日本大震災から10年の節目となる2021年にこの6局合同のプロジェクトが立ち上がって、"自分もこのプロジェクトの一員になって学びたい、そして伝えたい"という気持ちになり、志願させてもらいました。

オンラインではありますが、プロジェクトのメンバーとは定期的に情報交換会や勉強会を開いています。"アナウンサーとして、テレビを通じて人の命を守りたい"という思いはみんな同じ。プロジェクトへの参加を機に、気象庁担当記者も兼任されている日本テレビの矢島アナウンサーのもとを訪問し、防災についての知識を学ばせていただきました」

――今年、入社14年目を迎えた狩野アナウンサー。社歴が長くなると共に視野が広がり、そのような思いが強くなるということもあるのでしょうか。

「そうですね。地震が増え、気候の変化に伴い、日増しに"局のアナウンサーとして自分たちが背負うべきものは何か、社会での自分たちの役割とは何だろう"とさらに強く考えるようになりました。また、私生活で母親になったこともあり、防災に対する視野が広くなったように思います。今、防災士の資格を取得するための勉強もしていますが、今後は気候についての知識も少しずつインプットしていきたいと思っています」

――双子のお子様も4歳になりました。ご家庭で、防災について日々心がけていることはありますか?

「娘たちも、保育園で月に1~2回避難訓練があるようで、訓練があった日は、自宅で教えてくれるようになりました。"頭を抱えて机の下にもぐるんだよ。外に出た時は、何もないところにみんなで座って待つんだよ"と教えてくれるので、そういう時に、命を守ることの大切さを伝えるようにしています。あとは些細な事ですが、非常用の持ち出しバッグも、娘たちの成長に合わせて、中身を随時取り換えるようにしています。
地震や台風、集中豪雨なども増えていますし、いつ大地震に襲われるかもしれません。今回のプロジェクトのように、各局が足並みを揃えて、テレビの画面からこまめに発信していくことは非常に有効だと考えます。そしてこの発信が、改めて皆様の防災意識を高める機会になればいいなと思います」