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米イェール大学助教授の成田悠輔さんと、2ちゃんねる創始者の西村博之(ひろゆき)さんが、日本や世界の根本的な問題に新しい視点を提供し再定義するトーク番組『Re:Hack』。
今回のゲストは、今年4月にフジテレビの情報番組『バイキング』を卒業したタレント・俳優の坂上忍さん。『バイキング』卒業後は一体何をして過ごしているのか?動物愛護活動を始めたのはなぜなのか? 坂上忍という"イメージ"と"実像"のギャップを成田さんとひろゆきさんが深掘りしていく!
断るつもりが、マネージャーのゴリ押しで出演決定!?
今回のゲストは、芸能界の頂点までたどり着き、今は休憩中とも言える坂上忍さん。冒頭パンダ(番組D)が「雑談番組なので、『徹子の部屋』のように自由に話してください」と趣旨を伝えると、「『徹子の部屋』は自由に話せませんよ」といきなり芸能界の裏側をチラリ。芸能界の酸いも甘いも知る坂上さんらしく刺激的な回になる予感がーー。
なぜ、大物の坂上忍さんがこの番組に出演するのか? 今年4月に『バイキング』を卒業してからは、タレント業のやる気が出ないらしく、継続番組以外では知り合いの番組にたまに出る程度だったという。当番組の出演も断ろうと思っていたところ、30年来の付き合いがあるマネージャーさんから「『Re:Hack』には出てほしいです」とゴリ押しされたとのこと・・・!
奇特なマネージャーさんのセンスのおかげで、今回の参戦が実現したわけだが、坂上さんはこの番組のことを知らなかったため、未だに「なぜ?」という状態らしいーー。これをきっかけに、ひろゆき・成田ワールドを堪能して頂こう!
坂上さんは生きてて楽しいですか?
最初は『バイキング』時代の苦労話から。分かりやすい例では、平日の朝から昼過ぎまで毎日拘束されるため、MCを勤めた8年間は銀行に行くことができなかったそうだ。
また番組が、タレントの不倫や政治の不正などに対し、言いたいことを言う構成だったため、自分がその当事者にならないよう、遊びという遊びもできなかったという。
そんな中でも犬の散歩は欠かさなかった坂上さん。その理由をひろゆきさんに突っ込まれると、「毎日生放送に晒されると感覚がおかしくなってくるので、没頭できる修行僧のような時間が必要だった」とコメント。
坂上さんは多くの犬・猫を飼育しているため、散歩やお世話をするだけで3~4時間はかかり、そこで心を浄化させていたようだ。
番組を続けるために修行僧のような日々を送っていたと聞いた成田さんは、思わず「生きてて楽しいですか?」と火の玉ストレートな質問を!
坂上さんは動揺しながらも、「楽しいか楽しくないかでいうと、しんどいが一番だった。楽しいはない」と振り返った。
ここで、お昼の情報番組MCの人生は楽しくないということが判明したーー。
バイキング降板のきっかけはコロナの流行
『バイキング』に8年間を捧げ、残りの時間を犬の散歩に費やしていた坂上さん。ひろゆきさんが「普通の生活に戻るのは無理ですよね?」と聞くと、坂上さんは「余計なお世話です」と言いながらも「このまま帯番組を続ける人生はどうなんだろう?と思ったこともあった」と告白。
さらに、MCを辞めるきっかけは、新型コロナウイルスのまん延だったと話す。コロナ流行後はさまざまな制約が強くなり、やりづらさを感じるようになったそう。成田さんは「コロナ期間にひろゆき切抜き動画が流行って、テレビがヤバくなったからですよね」とニヤニヤ。
すると坂上さんは、テレビの限界より、自身の年齢の限界から逆算しての決断だったとコメント。体力が衰える前に、次の人生のための種まきをしておきたかったそう。ギャンブル好きなイメージとは対照的に、計算高い部分もあるようだ。