Z世代のスターを発掘する「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(毎週日曜夜9時放送)。7月3日(日)は、新企画「スケボー新世代スター発掘オーディション」の一次審査Bグループの模様をお届けした。
東京オリンピックで正式種目に採用されるなど、世界を熱狂させているスケートボード。このオーディションでは、スケボー文化の原点「ストリート」にこだわり、スポーツ競技とは一線を画したスタイルで開催する。
審査会場は競技場ではなく、実際の建物や路面で、審査基準は"人の心を動かすカッコよさ=ヤバさ"で競い合う。優勝者には、名だたるプロスケーターたちとともにアメリカツアーに参加する権利が与えられる。
多数の応募からビデオ審査を通過したのは12名。一次審査からファイナルまで計4回の審査を受け、最後に勝ち残ったスケーター1名が優勝となる。
一次審査の舞台は、巨大廃墟ホテル。12人を4人ずつ3つのグループに分け、それぞれ違う場所で審査を行う。
レストランの搬入口をスポットとしたAグループに続き、今回Bグループが挑むのは、巨大廃墟ホテル内にある体育館のステア(階段)。高さ約1m、長さ2m以上、階段6段と踊り場を一気に飛び降りながら、トリック(技)を競い合う。
審査員を、プロスケーターで今回のオーディションプロデューサーを務める戸枝義明、プロスケーターの池田大亮が担当。披露した技を、審査員が「ヤバい」と認定したらMAKE成立、技が不完全だったり失敗するとNOMAKEとなる。4人が挑戦し、成功したMAKEの数が8回になったら審査終了。ポイントはMAKEを成功させた数ではなく、いかに「ヤバい」MAKEを決めたか...。果たして今回は、どんなMAKEが飛び出すのか!
●エントリーNo.005 石川祐作(23)
「あんまりスケーターでメガネかけている方いないじゃないですか」と語る石川は、メガネがトレードマーク。
開始早々、石川は、板を縦、横に1回転させるトリック「ハードフリップ」に挑戦し、いきなりMAKE成功! 会場の熱気を一気に高めると、空中でボードを蹴り、再び回転を入れる難易度★★★★★の大技「B/S 180レイトショービット」もMAKE。これぞ"ヤバい"と盛り上がる!
転倒で肘を負傷、デッキの一部が折れてしまうトラブルも見事に跳ね返した。
●エントリーNo.006 高橋陽太(16)
一次審査出場者12人のうち、最年少16歳の高橋。「足首変態」との異名もある柔軟な足首を生かした回転技が得意。
高橋も、最初のトライで、縦、横回転を組み合わせた「バリアルフリップ」に挑戦し、MAKE成功。MAKEはひとつだけだったが、審査員の池田は「レベチ」と絶賛する足技だった。
●エントリーNo.007 坂本倭京(17)
社長スケーターの坂本は、高校生ながら、スケボーなどの横乗り系スポーツを扱うWEBメディア運営会社を設立。この日、次々とMAKEに成功させると、終盤には、板が540度回転する難易度★★★★★の大技「B/S ビガースピンフリップ」に果敢にトライ。
見事成功させ、ハイタッチで仲間と喜び合った。
●エントリーNo.008 末松櫂(17)
四人兄弟の三男で、父親を加えた家族五人がスケーターである末松は、「海外で有名なスケーターと滑りたい」と優勝を目指す。
着地寸前で左右の足を入れ替える「セックスチェンジ」をMAKEすると、いつもとは逆の右足前のグーフィースタンスで「スイッチフリップ」に挑み、2度目の挑戦でMAKE成功した。