GW強化合宿に密着!メンバー間に亀裂、1名が負傷...CROONERZの現状は?:Dreamer Z

公開: 更新: テレ東プラス

~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」で放送中、新世代アーティスト発掘オーディション「iCON Z」男性部門は、5月21日(土)日本武道館でのファイナル審査で、デビューへの扉を開くグランプリが決定します。

「テレ東プラス」では、日本武道館に向けゴールデンウィーク強化合宿を行う候補生たちに密着! 今回は、"歌で魅せる"をコンセプトにした6人グループ「CROONERZ」の様子をレポート。5月15日(日)の放送では、ファイナル直前チェックに向けた11日間合宿でメンバーのぶつかり合いによる亀裂、さらに1名が負傷! あれから約1ヵ月たったチームの現状は!?

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ボーカルの評価が高いメンバーが揃う、"歌で魅せる"をコンセプトにしたグループ「CROONERZ」(写真左から:夫松健介、遠藤翼空、マーク エイロン、沓野広翔、石川晃多、ギレルメ マサユケ トマジ 西村)

高すぎる壁に立ち向かい乗り越えてきた

この日は、BALLISTIK BOYZとの合同練習に向け、コラボ曲とDT(ダンストラック)を中心に練習。コラボ曲「Animal」は歌・ラップ・ダンス全てにおいて高度な表現力が必要なナンバー、さらにDTはダンス経験の長い健介くんや翼空くんも「難しい」「まだ踊り切れてない」というハイレベルな構成。ダンス初心者が3人(ギレルメくん、晃多くん、広翔くん)いるCROONERZに、またしても高い壁が立ちはだかります。

リーダー・健介くんの指示による練習は、課題に対するアプローチが豊富で、アドバイスも的確。ゆっくり踊ってみることで振りの細部まで意識させ「これを速くやった時に雑にならないように」と確認したり、1人ずつ順番にみんなの前で踊ってみて個々に問題点を指摘したり、「〇分まで、一人ずつそこ意識して詰めよう」と各々で練習する時間を設けたり。また、アドバイスする健介くんの隣で翼空くんが踊って見本を示す、というダンス上級者2人のナイスコンビネーションによる指導も見られました。

4人にアドバイスした後、健介くんが踊ると、メンバーから「うまっ!」と歓声が上がります。そして翼空くんが踊ると「うまっ!」に加えて、「男の色気っ!」との掛け声も(笑)。

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リーダーの【夫松健介くん】は、ダンス歴14年、フィジカル能力も高く、候補生たちも一目置く存在。どんな人なのかメンバーに聞いてみると、裏表なく「そのまんまです。さらけ出してる」とギレルメくん。

一方、健介くんに、リーダーとしてCROONERZはどんなチームか聞いてみると、「努力家なんですけど、全員ちょっとネジが足りないんですよ。めっちゃ真剣に練習してるけど、どっか抜けてる。あと、みんなひとり言の声量がデカい」と笑いながらも、「みんなやる時はやるタイプなんで、練習の時は問題なくまとまる」と6人の強みを。ただ、真面目ゆえに「練習し過ぎて頭パンクする。『休憩』って言っても踊ってるんですよ」という一面もあるそう。

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練習を見ていたダンストレーナーのMASAYA先生から指示やアドバイスがあると、健介くんが初心者メンバーにも分かりやすい言葉で説明。また、「どうテンションを上げていくか」という課題には、「『俺らの番やで!』って気持ちで」と健介くん。

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ダンス歴13年の【遠藤翼空くん】も、ダンス面でチームを引っ張ってきました。「経験者でも難しい、僕も苦戦しながらやっていたことを、すごいスピードで追いついてきて。逆に僕も頑張らなきゃと思いました」とメンバーから刺激を受けたという翼空くん。また、「人に教えることで振りをより深く認識できるので、自分の技術も上がってきました。どんな時も自分の時間じゃない時はない」と、全ての経験を糧にしているよう。

17歳(取材時)の翼空くんは、兼任しているKIDMATICでは最年長ですが、CROONERZでは最年少。CROONERZのメンバーは「大人としての対応力があるので、僕も甘えやすい。自由奔放にやってます(笑)」とのこと。KIDMATICに居る時とは違った末っ子ぶりを発揮していました。

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翼空くんは、「指の先を遠くに引っ張られるように」など、より繊細な表現ができるようメンバーにアドバイス。

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ファイナル直前チェック前日に両太ももの筋肉を傷めてしまった【マーク エイロンくん】。医師の指示に従い「焦りはあったけど、ずっと安静にしてました」と約1ヵ月間休養し、GW合宿の前日からダンスを再開。その間は、歌を磨くとともに、「翼空が表現力があるので参考にしたり、海外のアーティストさんの動画を見たり」とダンスのイメージトレーニングを積んでいたそう。

ダンス歴3年のエイロンくんは、ダンス上級者と初心者の間で「僕だけ中途半端な位置にいたので、そこが辛かった」と複雑な思いを抱えていたことも。ダンスで少しでもチームの役に立ちたいという思いもあって、ファイナル直前チェックに向けての11日間合宿で健介くんとぶつかったエイロンくん。お互い本音を話せたことで「次の日の練習すごく空気が良くなった」と、2人だけでなくチーム全体が大きく変化したそう。

ダンス経験者の2人が居ない時はエイロンくんが初心者メンバーにダンスを教えていたそうで、「自分が早く振り付け覚えてみんなに教えなきゃという思いでやってくれて。助かりました」とギレルメくんも感謝。

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最年長24歳の【ギレルメ マサユケ トマジ 西村くん】。メンバーからは「社会人経験があるので大人」「人間性がしっかりしている」「みんなを引っ張ってもらってます」と信頼度バツグン。それを聞いたギレルメくんは、「なんだかんだ周りに支えられてます。年の割には抜けてるとこがあって」と照れ臭そう。みんなから愛される理由が分かります。

課題曲「Water Baby」を披露した四次審査では驚きの成長を見せたCROONERZですが、ギレルメくんによると「その後、みんな伸びなくなった時期があって。それまで成長を実感できていた分ネガティブになって、11日間合宿の時はあまり雰囲気が良くなかった」という危機も。常に高い壁に立ち向かわなければならないCROONERZは気持ちが落ちてしまうことも多かったそうですが、「そういう時にマサくんは空気を変えようとして笑わせてくれる」とエイロンくん。ギレルメくんはチームの精神的な支柱となっているようです。

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CROONERZのムードメーカー【沓野広翔くん】。グループ結成時は初めてのダンスに苦戦し、「"どうやってダンス覚えるんだろう?"とか"大きく踊るって何?"とか、分からないことだらけで。成長したくても、どうやったら成長できるのかも分からない。足を引っ張ってる自覚があるから、"自分のせいでCROONERZが脱落しちゃったらどうしよう"と思っていた時期は、すごく苦しかったです」と。それでも食らいつき努力を重ね、四次審査ではプロデューサー陣から大きな成長を評価されました。

「最初って全部が全部ダサくて。"どうやったらカッコよく見えるんだろう"っていうのも分からなくて」という広翔くんに、ギレルメくん、晃多くんも「わかる!」と同意。「振り付けの同じ形ができない」「『違う』って言われても、何が違うか分からなかった」と、数ヵ月前を振り返って盛り上がります。こういう会話ができるのも、成長したからこそ!


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【石川晃多くん】は、四次審査後、喜びと安堵から涙する広翔くんに駆け寄る姿が印象的。そういう時にいつも一番先に気づいてくれるのが晃多くんとのことで、メンバーは「優しい」と口を揃えます。

いつでもニコニコ笑顔の晃多くんですが、「最初は初心者3人が同じ土俵だったけど、合宿を重ねるにつれてみんな上手くなって。広翔が急激に上手くなって評価もされて、焦ったり、悔しい気持ちが募ったり、"なんで自分はもっと成長できないんだろう"とイライラしてしまったこともあって」と、苦しい思いをしたことも。それでも気持ちを切り替え、「いろいろ考えるのをやめて"ダンスを楽しむ"ということだけを意識していたら、振り覚えも、上達速度も少し早くなったような気がします」と乗り越えたそう。

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20歳で同い年の2人は仲良し。お互い励まし合い、刺激し合いながら成長してきました。

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午前中の練習の最後に、「Water Baby」DT「Animal」を通してチェックしてもらうと、MASAYA先生から「悪くないところまで来ている」とうれしい言葉が。「後は(初心者の)3人がどれだけ独自で練習できるか。3人はもうちょっとニュアンスを出せるように」とのアドバイスももらいました。

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録画したパフォーマンスをチェックすると...

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この笑顔! 武道館に立つ姿が見えて来た!?

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