「最強のおにぎりを1から作る」最終章。苦節1年...出来ばえは!?届けた相手は...:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを、空港や街でアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時25分~)。今回のテーマは、「YOUたちマジでガチでおめでとう!全部卒業クライマックスSP」。旅立つYOUが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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米も海苔も具も全部イチから始め、"最強のツナマヨおにぎりを作りたい!"と夢見るアンワーさんの超大型プロジェクト「おにぎりYOU」。2021年5月に秋田で田植えをスタートし、第2弾(同年7月)は静岡でツナマヨ用のマグロ釣りに挑戦、第3弾(9月)では最強の塩とツナ缶を手作りした。いよいよ今回は、アンワーさん命名の「ブロニギリ(ブラザー<親友>+おにぎり=おにぎり食べてみんなで仲良くしようぜ!)」を完成させるべく、米・海苔・マヨネーズを手に入れる最終章に突入だ!

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2021年10月、収穫のため半年ぶりに秋田の米農家・佐藤さんを訪れ、手土産に自家製のツナ缶もプレゼント。さっそく稲刈り鎌を駆使して刈っていくが、しゃがんでの作業は予想以上の重労働だった。2時間ほど必死に刈った「あきたこまち」の稲は干して2週間乾燥させ、精米後にピカピカの新米が完成! ついに、おにぎりと相性抜群の米をGET!

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残るは海苔とマヨネーズだが、そんなとき番組に視聴者から、「柳川市(福岡)の海苔は日本でも最強。ぜひ一緒に海苔作りをしませんか?」とお誘いメールが! 善は急げで柳川市に向かうと、番組の大ファンという地域おこし協力隊・横山さんがノリノリで迎えてくれた。柳川市は海苔養殖の盛んな有明海に面し、全国の海苔の約16%を生産。なんと天皇陛下即位の儀式にも納められたんだって!

今回アンワーさんの海苔作りをサポートしてくれるのは、海苔漁師の堤さん。堤家は70年続く由緒正しい海苔漁師一家なので、作業場兼ご自宅で作り方を教えてもらうことに。

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【豆知識 海苔ができるまで】
① 海苔の種(赤ちゃん)は半年間かけ、「カキ殻」でカルシウムを摂取し成長
② 成長した海苔は胞子となり、カキ殻を離れ仕掛けた網に付着
③ 胞子は網で細胞分裂し立派な海苔へと成長

4時間ほどかけて、アンワーさんも約5000個のカキ殻を網に仕込むのをお手伝い。これらを船に積み、翌日の海苔養殖解禁のタイミングで海に運ぶのだ。

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その夜はアンワーさんの歓迎会かねた養殖解禁前夜祭ということで、食卓にはご馳走が! カニ、タイ、新鮮ネタの手巻き寿司など、豪華な漁師メシがズラ~リ並ぶ。有明産の海苔を巻く寿司や、豊作祈願の「青海苔おはぎ」にも舌鼓を打つアンワーさんであった。

翌朝は朝5時半に港を出発し養殖場へ。かつて漁船では船酔いしたアンワーさんだが、今度はOK! 到着したら小船に乗り換え、カキ殻付きの網を海面に広げて仕込んでいく。有明産の海苔が美味しいのは、満潮時には河川から流れ込むミネラルをたっぷり吸収し、干潮時には太陽の光を浴び旨味成分(アミノ酸)がアップするから。美味しい海苔ができますようにと、約1時間半かけて15の網を海面に敷いた。

それから1カ月後の11月、海苔の様子を見に行くと、見事に成長していた! 手摘みで試食すると、「新鮮だし旨味がすごい。完璧な味だよ」とアンワーさんは大感激。最初に収穫する海苔「初摘み」は全体の5%ほどしかとれず、成長したては口どけや風味が段違いだという。

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が、このままではおにぎりに巻けないので、地元で「海苔作り体験」を指導する柳川むつごろう会のサポートで、板海苔作りに挑戦だ。細かい作業工程を経て板状にし、天日干しで海苔を乾かし、アンワーさんはひたすら作業に没頭した。2時間ほど乾燥させると、貴重な初摘みで作った最強の有明海苔が完成! みなさんに何度もお礼を伝えたら、残るはマヨネーズだ!

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次に訪れたのは、柳川農協の組合長・新谷さん。お会いしたとたん、「はい! 『まめマヨ』です」とプレゼントされたのは、ヘルシーで美味しい柳川特産大豆で作ったマヨネーズだ。ここで、全食材がコンプリート!

協力してくださったみなさまに感謝して、おにぎりを...と思ったら、突如アンワーさんと連絡が取れなくなってしまった。どうしたの~!?

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困っていたところ、1カ月後に連絡が取れ、家庭の事情で帰国していたことが判明。4カ月経った2022年4月、ようやくアンワーさんが戻ってきたので、 "おにぎり作りのプロ"に指導をお願いし、いよいよおにぎり作りの再開だ!

向かったのは東京・浅草の「おにぎり宿六」。1954年創業の老舗で、「ミシュランガイド」にも掲載されたという一流のおにぎり専門店だ。3代目マスターの三浦さんにご挨拶すると、調理用甚平をプレゼントしてくれたので、アンワーさんはお返しにラッパーに人気のドゥーラグをわたし、おにぎりラッパーの2人組が完成だ(笑)。

さっそく持参した米・天然塩・海苔をプロ目線で試食してもらうと、三浦さんは大絶賛。「この食材でマズいおにぎりはできないので、もう教えることなんてないです」という。でもせっかくなので、さらに美味しくするコツを...

【三浦さんによる最強のおにぎり作りのコツ】
① グラム単位で米を計量する(今回は3合分 450g)
② 米の旨味を残すための研ぎ時間は、3秒→15分乾燥→1時間浸水
③ 美味しく炊けるよう土鍋を使用。強火で約7分→弱火で約6分
④ 炊き上がりタイミングは音と匂いの変化で察知→15分ほど蒸らす

苦労して作ったツナをまめマヨと和え、ツナマヨも完成。かたわらで炊けた土鍋ご飯を見て、「米粒の形も質感も良いし、最強のおにぎりができそう」と、手応えを実感した。

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コツの続き。
⑤ お米の粒を潰さないよう優しく扱う。指1本に水をつけ、手全体に馴染ませる
⑥ 優しく3回握るとフワッとした食感に! (ご飯を厚さ1㎝に広げツナマヨを乗せ、周りのご飯をフワっと乗せる→指で三角形に形成→指3本で塩を取って優しく握る)

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「美味しいおにぎりの見た目は、ご飯の粒がボコボコ出てる感じ」と三浦さん。仕上げに有明海苔を巻いたら、ついに「ブロニギリ」の完成だ! 実に1年がかりで準備した最高の食材が一つに! 満面の笑みを浮かべるアンワーさんは、「香りも味もカンペキ!! これは間違いなく日本で一番ウマいおにぎりだ」と、感激のなかブロニギリにかぶりついた。

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日本中の職人さんに助けてもらってできた美味しいおにぎりを、ひたすら感謝を込め何個も握り、「"YOU"ber Eats」としてスタジオのバナナマンのもとへ! ドゥーラグもかぶってもらい、3人で一斉に試食してみると...「ウマっ!!」と感激し、日村も「ナンバーワンおにぎり」と太鼓判を押した。アンワーさんの密着はこれで完了、1年間本当にお疲れ様!

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もちろん秋田の米農家さん、能登の塩職人さん、静岡の伊藤食品さん、静岡の釣り船の船長さん、柳川の海苔漁師さん、柳川農協組合さんなど、お世話になったみなさまにも食べていただきました!!

改めましてみなさまご協力本当にありがとうございました!