シカゴ出身、超人気ドラマの元助監督に遭遇!純和風の家には茶室が!大物芸能人らとの意外な交友関係も:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

4月25日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、東京・三鷹で出会ったリキさんのお家について行きました。

夜の三鷹駅で、粋に着物を着こなす女性に声をかけてみると...「普段着は着物です」とのこと。あまりに流暢な日本語だったので気づきませんでしたが、じつはリキさん(40歳)はシカゴから18年前に来日したアメリカの方。日本人ではないのになぜ着物が普段着なのか、余計に気になりますが...「仕事でジーパンとTシャツが多いから、仕事をしていない時はドレスじゃないけど、着物が大量にあるからせっかくだから着ている」とのこと。お仕事は映像関係なんだそうです。

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来日したての頃にあの人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)の助監督をしていたこともあり、水谷豊とカラオケに行く機会もあったそうです。「リキちゃんが(日本文化を)わかってくれるようにと、演歌などを水谷さんが歌ってくれた」と、なんとも贅沢なエピソードを教えてくれました。

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三味線や書道に茶道と、日本文化を嗜むリキさんが暮らすお家は築90年の純和風家屋。日本人のダンナ様と愛猫のニーゴちゃんと2人と1匹暮らしだそうです。

旅館のような長い廊下と和室が数部屋あり、そのうち1部屋を茶室として使用。家元にこのお部屋を提供して、お茶会などを催すこともあるのだとか。

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ちなみにリキさんとご主人は大学時代の同級生だそう。畳の家で古いお家が欲しいと夫婦で意見が一致し、この家を3年ほど前に購入。2階は寝室と衣裳部屋があり、そこには100枚近くの着物がありました。

「私の主人のお婆さまが芸者さん。なので美しい着物をいっぱい持っていた。使い方とか手入れの仕方を全部教えてもらった」と言い、明治時代に仕立てられた着物など貴重な着物を見せてくれました。

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ここで「抹茶たててあげる」と、リキさんが提案。番組スタッフに飲み方も教えてくれました。

リキさんが茶道に興味を持ったきっかけは旅行先の京都で、お茶会に誘われて初めて持った茶碗。それは平安時代に作られた「山茶碗」だったそうです。

「1000年も前のものが自分の手の中に入って、その触り心地とか、そのお茶碗で私がお茶を飲めたことが奇跡だと思って...」と、お茶を通して日本の歴史に触れたことに感動。「歴史が好きなんですよ。だから、日本が面白いんです」。

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シカゴで生まれた後、お父さまの仕事の関係で数カ月に一度引っ越しを繰り返していたそうです。「ヨーロッパで行ったことがない国がないぐらい」と世界中を回ってきたリキさんは、なぜ日本で暮らすことになったのでしょうか。

大学進学のためにシカゴに戻り、そこで日本人留学生と出会いつつも「日本ってどこ?」というくらい、日本に関する知識はほぼ皆無だったといいます。やがて...「たまたま勉強していた哲学の論文で村上陽一郎先生の書いたものがあったんです。それが面白かったので、『この人が教えている学校に行きます』と言って、20歳で日本に来ました」。

そうして日本の大学で学びつつ、アルバイトする中でさまざまな映像関係のスタッフとの出会いがあったそうです。なんと、今は亡き、俳優・岡田真澄や映画評論家で映画監督の水野晴郎とのツーショット写真も見せていただきました! そんな流れで「やってみるか?」と誘われたこともあって"ノリ"で助監督になったと笑うリキさんですが、「前からやりたいとは思っていた」のだそうです。

その後はドラマの助監督などを担当したり、自分で脚本を書いて短編映画撮ったりするうちに「いつの間にか15年経ちましたね」。

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18年間を日本で過ごしたリキさんは「日本の伝統を次の世代に伝えるためのテーマを持って映画を作りたい」そうです。

「日本は昔ながらの伝統をなんとか守ろうとしている。歴史に対しての意識と尊敬も含めて生かそうとしていることが他の国にはないところ。日本って深く見れば見るほど面白い」と日本の魅力についても教えてくれました。堅苦しくなく面白さを見せられたら幸い、というリキさんの新作は三味線がテーマなんだとか。ステキな映画を撮ってください!楽しみにしています!

次回の「家、ついて行ってイイですか?」は、ゲストに小林聡美を迎えて、【小林聡美が絶賛!ありのままに生きる人たちSP】をお届けします。

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